こんにちは。TsutayaPです。
この度、1人で福井市周辺に行ってきたので、記事にしていきたいと思います。
こう言っては失礼なのですが、意外と見どころが多くて楽しい場所でした。
機会があれば再訪したいなとも思っています。
車があると行動範囲がかなり広がるので、充実した観光になるなと改めて実感。
他に1人旅した場所はこちら。
目次
概要
福井県といえば、私の元居住地である京都から非常に近い場所だったのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
大学時代にサークルの合宿で芦原温泉付近には2度ほど行きましたが、あれはガチの合宿なので、大した観光はしていませんでした。*1辛うじて東尋坊に行ったくらいでしょうか。
ということで少し思い残しがあった場所なのですが、京都に近いのであれば帰省を利用して行けばいいじゃないかという発想になり、今回実現したわけですね。
調べてみると、福井県は行きたいと思えるような場所が点在していることが分かり、車前提のそこそこきつい行程を組むことになってしまいました。
たまに旅行している誰かの影響を受けてしまったような気がします。
富山とか青森とか、色んな思い出が蘇る。笑
行程
福井駅
東京からは夜行バスで福井駅に向かいました。
というところからこの観光は始まったのですが、福井駅に朝6:15くらいに到着。
周りにマクドが1つくらいあるやろうと思っていたのですが、本当に1個もなく途方に暮れてしまいました。
こちらがその頃の福井駅東口。雨模様でした。
ちょっと周りを歩いてみると、いい感じに休める場所があったので、近隣の店が開く時間まで少し時間を潰していました。
早速恐竜ともご対面。恐竜が恐竜の化石を見るという何ともシュールな図です。
木でできた骨格もありました。フクイサウルスですね。
ちょっと福井駅って意外と小さいなとか思ってしまっていたのですが、西口の方が栄えているという事実に気づきました。
かなりリアルな恐竜が描かれているのもいいですね。
またもやリアルな恐竜も。
福井はこれでもかというほど恐竜を推してきていて、その一貫性が素晴らしいです。
ちょっと周りを見てみると、フ○テレビを彷彿とさせる謎の球体もありました。
駅の中に入っても、やっぱり恐竜。さすが恐竜王国です。
しかもこの構図、どこかで見たことあるような…何個か上の写真と同じですね。
リアルな恐竜だらけかと思いきや、少しポップな恐竜キャラもいました。
県一丸となって同じ恐竜を前面に出しているのはかなり好感が持てるなと思いました。
さて、行程としては以下のような感じになりました。
本当はもう少しまわりたかったのですが、意外と車*3での移動に時間がかかったり、その他様々なハプニング?があったりしたので…。
死ぬほど行きたい場所は何とか回れたのでよかったです。
観光地
丸岡城
福井駅からは車で20分ちょっとのところにあります。
入り口は少し坂道になっているのですが、両端には何やら物が置かれています。
この近くには「日本一短い手紙の館」というのがあるらしく、その短い手紙が展示されていました。
ユーモアの効いたものもありますが、愛に溢れた物が多かったですね。
絶対やってないやろ、と突っ込みたくなるような手紙。笑
これは内容もさながら、特にその字に惹かれました。
ということで、本題の丸岡城を見に行きます。
入城料金は大人1人450円です。
石垣があります。少し石が小粒で丸い印象がありますね。
丸岡城には「人柱お静」という言い伝えがあるらしく、上の石垣の中に埋まっているとか。
そう言われると怨念のようなものを感じるというか…。
というのは冗談ですが、恐ろしいのは事実です。笑
石でできた鯱もありました。
名古屋城のそれとは大違い?ですが、素朴でいいですね。
中の階段はかなり急で、登るのも一苦労でした。
もはや階段というよりも梯子ですね。
上にいくと、外が眺められるようになっていました。
といっても、あいにくのお天気も相まって、眺め自体はそれほどいいものではなく…。笑
先ほどの急すぎる階段(梯子)ですが、もはや降りる時の方が怖かったです。
いや、よく考えると実家の階段もこんなもんだった気がします。
二足歩行不可能で、ほぼ四足歩行で移動する感じですね。
どうやら「プロジェクションマッピング」なるハイカラなものもやっているらしいです。
イルミネーションとかは好きなので、ちょっと見てみたかったです。
丸岡城の横には綺麗な緑と池がありました。
これは紅葉したらかなり綺麗になりそうです。
あまり広くはない場所ですが、さすが100名城というだけあって、それなりに楽しむことができました。
人々が観光名所というところは行ってみる価値ありですね。
永平寺
丸岡城からはこれまた車で20分ちょっと。
福井県の中では一二を争う観光名所だと思います。
駐車場から少し歩いて入口まで来ました。
お土産物屋さんが立ち並ぶ通りから一気に雰囲気が変わって、静かで格調高い感じです。緊張しますね。
とにかく緑が綺麗で、雨との相性が良かったですね。
少し中へと歩いて行きます。
雨だからか、真ん中に滑りにくいような黒い布が敷いてありました。
古さは感じられながらも重厚感のある建物。素敵です。
本来はもう少し上の方まで登っていけるらしいのですが、この日はここまでしか来ることができませんでした。
雰囲気が素敵な場所なので、また来たい場所ですね。
せっかくなので御朱印をいただいてきました。
これは率直にうまい!の感想です。
その時の記事はこちら。
この後いった恐竜博物館では永平寺のポスターもありました。
「禅」の文字が好きです。
日本史でちょっと学んだだけの場所でしたが、とてもいいところだと思いました。
おすすめです。
福井県立恐竜博物館
永平寺からは車で30分ちょっと。福井の観光地としてはエース的な存在です。
入場に際しては、事前にWebでの入場予約が必要で、その人気の高さが窺えます。
顔抜きパネルとでもいうのでしょうか、観光地っぽいものもありました。
にしては作りが少し雑かもしれませんが。笑
ここにも白衣の恐竜がいました。福井駅で2体居て、今日3体目の遭遇になります。
こいつが一番絵になる気がします。
入館料金は大人1人730円。何なら年間パスポートもあるらしいです。
入ると長い下りエスカレータに乗って、展示の入り口へと向かいます。
最初の展示にして、一番の見どころであるティラノサウルスです。
大きさも去ることながら、そのリアルさに目を奪われてしまいます。
恐竜博物館の本気と覚悟を見るような展示ですね。
もちろん恐竜の骨格もたくさんあります。これまたリアルですごいですね。
無数にあるので、恐竜好きの人にはたまらない場所だと思います。
こんなに首が長い恐竜もいました。名前は…分かりません。笑
1階の様子を2階から見てみました。骨格のオンパレードでした。
私ももう少し恐竜に興味があれば、と思ったり思わなかったりしました。
生物の進化の流れを示した図がありました。
歴史好きの私としてはこちらには興味が持てました。
当然ながらいろんな派生を経て進化しているんですよね…神秘を感じます。
そして、やっぱり骨格はたっぷりと展示されています。そりゃそうか。笑
人類の進化に関するような展示もありました。
これは辛うじて日本史で勉強したような範囲で、比較的興味があるものでした。
最後に、3階にいくとジュラシックワールドに関する展示もありました。
ジュラシックパークは高校の授業で見せられたものがありますが、ジュラシックワールドは知らない…疎いっていうのはいかんですね。
グッズを見に行くと、恐竜柄のお箸がありました。なんでも福井県の特産品とのこと。
お箸はなんぼあっても困らんということで、買って帰ってきてしまいました。
あとは、恐竜のカオリがするコーヒーなんていうものありました。
これも興味本位で買ってきましたが、恐竜のカオリがするかはよく分かりませんでした。笑
ということで、さらっと見て回るだけでもかなり時間がかかる豪勢な博物館でした。
来年には博物館がリニューアルされ、再来年には北陸新幹線が福井まで開通するということで、ますます盛り上がってくる場所だと思います。
一乗谷朝倉氏遺跡復原町並
恐竜博物館からは車で45分ほど。
一個一個の移動はそれほど長くないのですが、塵も積もればなんとやらで、流石に疲れてきました。
戦国時代に越前の国を治めていたという朝倉氏の城下町跡ですね。
入場料は大人1人330円です。
中に入ると、すでに雰囲気のある町並みが。
もっと人がいれば、当時の空気が感じられたかなあとも思いました。
いや、逆にこの廃れている感じもまた風情かもしれません。笑
井戸の跡もありました。いかにも使われている感が出ているのですが、当時のものが残されているのでしょうか…?
真相はいかに。
小屋の中には怪しげな人形がありました。
こういうの結構怖いですよね…その辺のお化け屋敷より怖いんじゃないかなと思いました。
あとは、軒先に昔の将棋がありました。
なんだ普通の将棋じゃないかと思っていたのですが、「醉象」という謎の駒があります。成ると王様の代わりになるとかいう不思議な駒らしいです。
向こうには山も見えます。
あの上あたりに、一乗谷城そのものがあるはずですが、あまりにも遠すぎるため、行くのは断念しました。
こんなかわいいマンホールもありました。
もともとは日本100名城の一つということで来たのですが、復原のされ方がいい感じで、さらっと楽しむことができました。
福井大学
福井市の中心部にあります。行ったのは文京キャンパスという、福井大学の中心をなす場所です。
行ったはいいものの、時間もなく守衛の方もいたので、外からちらっと見るだけにしました。
大学の文字。「学」が旧字体なのが好きです。
ロゴが彫られた石もありました。
チャンスがあれば再訪して、キャンパスの中をもう少しゆっくり歩いてみたいものです。
その他国立大学巡りについては、下の記事にまとめています。
グルメ
DINO CAFE(恐竜博物館)
せっかく恐竜博物館に行ったのであればご飯を食べて帰りたいと目論んでいたのですが、想像以上の込み具合に唖然としてしまいました…。
1人だったのでまだよかったのですが、家族連れなら大変だと思います。
こんな感じでテーブル席はもはや終了、2名以下のカウンター席でも2時間弱待つ感じでした。
ただ、ここで帰っては何だか負けた気分になるということで、根性で待ちました。
お陰で後の行程にばりばり影響が出ましたが。笑
メニューはこんな感じで、恐竜を模したメニューがいくつかありました。
どれも食べてみたいもので、少し悩みました。
あとはパンケーキがあるのも発見しました。
中に化石があるという紹介と「数量限定」という言葉にやられて注文を決意。
パンケーキに加えて、メインメニューは「恐竜バーガーセット」にしました。
名物をソースカツを挟んでいるというのが決め手になりました。
とてもおいしかったです。
パンケーキの方は普通に食べていて、途中で中に化石があることを思い出したので、食べかけになっています。
ちゃんと化石が挟まっていました。お菓子売り場で売っているウエハースかなんかですかね。笑
混んでいるので、どうしても行きたい場合は朝一で整理券を取るのがおすすめです。
いちろくらーめん 福井駅前店
旅先の晩御飯はラーメンに限るので、探してみたところいい感じのお店があってみたので、行ってきました。
背脂の量が三種類から選べたのですが、初めてなのでベーシックな「まごころ」にしておきました。
贅沢にも「スペシャルらーめん」と「いちろくネギチャー丼」を頂きました。
ごくごく普通においしいラーメンでした。
スターバックスコーヒー 武生公園店
福井にあるおしゃれなスタバといえばここ、ということで足を伸ばしてきました。
福井駅からは車で40分ほどということで、絶妙な距離感です。
2018年にできた比較的新しい店舗なんですね。
富山についで、北陸では2つ目の公園内店舗とのこと。
私が行った時も高校生が集団で来ていたりして、人々の憩いの場になっている様子が窺えました。
おしゃれなので、何枚でも外観の写真を撮ってしまいます。
中はこんな感じです。
おしゃれなレジカウンターやアートもあり、店内も非常に力が入っていました。
まとめ
- 福井はとにかく恐竜推し、どこにでも恐竜が
- 福井駅は西口の方が栄えている
- 石垣に人が埋まっているという伝説がある丸岡城
- 永平寺の落ち着いた雰囲気が素敵
- 恐竜博物館はとにかく見るものが多く、子供に人気
- うまいラーメンもおしゃれなスタバもある
何回記事を書いてもまともなまとめになっている気がしないのですが。笑
こんなところで、本記事の本編としてはお終いにしておきたいと思います。
おまけ
めがねミュージアム
鯖江市は眼鏡の街として有名なのですが、そこにはめがねミュージアムなるものがあるということで、密かに狙っていました。
しかし、恐竜博物館での昼食による時間ロスもあり、中を見る時間はありませんでした…残念。
ちょっと外だけ見てきましたが、次こそは行きたい場所ですね。
とにかく眼鏡推しの街です。
福井県は日本製めがねフレームの95%を生産しているんですよね。すごいと思います。
サンダーバード
福井から京都への移動はかの有名なサンダーバードを利用しました。
2020年に卒業旅行で金沢に行って以来だと思います。
かなり年季の入った車両に見えます。笑
福井駅からは1時間30分ほどで京都駅に到着です。
ガラス張りの京都駅、懐かしいですね。ドラマやアニメでもよく見ます。
中はこんな感じで、非常に天井が高いです。
上の方は階段になっていて、演奏会が開かれたりもしています。
かくいう私もエレクトーンを演奏したことがあります。
京都駅の向かいには京都タワー。
何ともざこい建物ではあるんですが、これを見ると京都に帰ってきたという実感が湧きます。
地下には怪しい京都のキャラクターが。
太秦萌まではまだ記憶があるんですが、それ以降変なのを増やしすぎじゃないかなと思います。さすがに。笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下もぜひご覧ください。