こんにちは。TsutayaPです。
これも半年以上前の話となりますが、フィンランドにちらっと行ってきましたので、その時のことを記事にしていきたいと思います。
張り切って写真を載せたら数が多くなりすぎてしまったので、なるべく文章は短くしていきたいと思います。(弱めの決意)
なぜかノルウェーで過ごすことになった経緯はこちら。
目次
概要
フィンランドといえば「北欧」の代表格で、その中でも日本から一番近い国ということで知られています。かつオシャレなイメージが付いており、特に女性には人気がある国ということで私も認知していました。
せっかくノルウェーにいるのだから行かない手はないということで、首都のヘルシンキではなく、北極圏のロヴァニエミにも足を伸ばしてきたという次第です。
ちなみにですが、『水曜どうでしょう』のヨーロッパ(特に北欧部分)はめちゃくちゃ面白いので、行く行かないに関わらず見ることをおすすめします。
移動
印象に残っている交通を少しだけご紹介します。
トラム
ヘルシンキ空港から市内へ移動した後のこと。ヘルシンキ市内の移動は基本的にトラムで行います。その見た目がオシャレだったので、少しばかり紹介。
1枚目は黄色と緑のデザイン。京都の嵐電を彷彿とさせる色味で親近感が湧きました。
もう一枚はもっとカラフルなデザイン。少なくともノルウェーよりはオシャレ。笑
フィンランドってすごいなあと到着早々に思ったのでした。
寝台列車 (Santa Clause Express)
もう一つ印象的だった交通手段がこちら。ヘルシンキからロヴァニエミまでの移動に用いた寝台列車です。通称「サンタクロース・エクスプレス」と言われています。
中の通路はこんな感じで、結構綺麗というか新しい感じがします。
ベッドはこちら。二人部屋の場合は二段ベッドになっています。普通くらいの身長がある私でも寝られるくらい十分なサイズがあります。
社内を散策してみると、大きな自転車を置くようなスペースもありました。便利そうです。
道中はこんな感じで、基本的には森林の中を進んでいきます。北欧という感じがしますね。
長時間の移動になるので、中には食堂車のようなところもありました。
せっかくなので、軽食にココアとクロワッサンを賞味。遠足のおやつ気分で美味しく食べることができました。
ということで、(確か)12時間ほどをかけてロヴァニエミに到着しました。
値段的にもお得、かつ寝ながら移動できて、スペシャルな体験ができるということで、結構よかったです。
ちなみに、日本の寝台列車「サンライズ出雲」にも乗ったことがあります。
観光スポット
今回も例の如く『地球の歩き方』を参考にしました。ヨーロッパ旅行であればどこでも必携だと思います。おすすめです。
この後に観光スポットを列挙してみた訳ですが、意外と観光場所は少なく、いかにグルメとショッピングに時間をかけていたのかがよく分かりました…笑
ヘルシンキ大聖堂 (Helsingin tuomiokirkko)
ヘルシンキの中央部にあるシンボル的な場所。一部建て替え中だったのが少し残念でしたが、それでも素敵な建物の雰囲気が伺えます。
上まで登って振り返ってみました。思ったより高さがあって怖かったです。
聖堂の中には無料で入れます。中も綺麗に作られていますね。
ヨーロッパといえばキリスト教ですが、これまでもそうした人々にとって重要な場所だったんだろうなと想像しました。
豪華なシャンデリア。こんなのが飾れるような家に住んでみたい。(何の話)
エスプラナーディ公園 (Esplanadi)
市内にある自然豊かな場所ということで、少し公園を散策しました。
細長い形をしている面白い公園です。
公園という名前ですが、中の様子はさながら植物園みたいです。
ベンチも完備。向こう側に見えるのはごく普通のショッピング通り。
街中にこんな自然豊かな場所があることに驚きます。
なんか馬鹿でかい木があって笑ってしまいました。規模がすごい。
銅像のあるいい感じの画角で1枚。ヘルシンキは本当に自然が豊かで、自然と生活の距離感が近いなと感じます。
ヘルシンキ中央図書館 (Helsingin keskustakirjasto Oodi)
他に行くところがなかった
『地球の歩き方』にも載っていて、図書館ならあまり外れがないだろうということで行ってきました。夕方に行ったので、ライトアップされて幻想的になっています。
中は若干薄暗いのですが、至って普通の品揃え豊富な図書館というイメージです。
日本マンガの英語版がたくさん置かれていました。日本文化の人気すごい。
これも特徴的だと思ったのですが、貸し出し可能なボードゲームがたくさん置かれていました。お金のない中高生は一生たむろしそうです。笑
他の階には平置きのチェスボードまで。
ということは、みんなチェスやらボードゲームやらに熱中。市民の憩いの場として十分の機能している図書館と感じました。
サンタクロース村 (Joulupukin Pajakylä)
ひとつ今回の旅行の目玉となるような場所。『水曜どうでしょう』でも行っていた場所で、ヘルシンキからはアホみたいに遠いのですが、どうしてもということで行ってきました。
中には北極圏ラインが。これを超えると北極圏に突入。
ちなみに、サンタクロース村では「北極圏到達証明書」なるものを買うことができます。
その名の通り、サンタクロースはこれでもかというほどにあちこちにいます。当然なのですが。笑
ということで本命の「本物のサンタクロースに会う」へと向かっていきます。
ディズニーのアトラクションみたいに、中の世界観も可愛らしく作り上げられています。
サンタクロースに会うまで相応の待ち時間があるのですが、その間飽きさせないための工夫だなと感じました。
これまでに世界のあらゆる著名人が来ているようで、その写真がたくさん飾られていました。
よーく見ていると日本人も混ざっていました。
待ち列もクライマックスに向かい、この後念願のサンタクロースとの対面となりました。
写真も動画も撮ってもらえるので、気に入ればその後購入することができます。
うまい商売だなと思いましたが、写真のクオリティは素晴らしいので買って後悔なしです。
フィンランドといえばmarimekkoですが、サンタクロース村にさえもショップが用意されています。自国愛と根強い人気を感じました。
オーロラ鑑賞 (Northern Lights)
これも人生で1回は挑戦したいと思っていたこと。
天候と季節が噛み合わないと難しいのですが、今回思い切って個人ツアーを予約してトライしてきました。
夜の8時になってから車で1時間くらい走って、めちゃくちゃ暗い湖畔に到着。後はその瞬間を待ちます。
寒いし暗いので、焚き火で暖まります。
小腹が空いてくるので、ついでに色々焼いてくれます。
暖かいドリンクと食べ物で時間潰し。
そんなこんなで根気強く待つわけですが、この日は条件がよく、肉眼でも確認できるくらいにはオーロラが見られました。
これはスマホの写真。感動半減という気もしますが、オーロラの様子は一応分かります。
ミラーレスでもチャレンジ。これは結構いい感じに撮れている気がします。
ちなみに今回は「Get Your Guide」というサイトでツアーを予約しました。玉石混交な感じもしますが、ものを選べばいいツアーが予約できるサイトだと思います。
グルメ
3日間でいろんなところに行ったので、雑に紹介していきます。
Cafe Regatta
ヘルシンキの少し外れ、水辺のあるいい感じのカフェです。
手作り感のあるログハウス?みたいな感じです。色がくすんだ赤なのもおしゃれでいいですね。
テラス席ももちろん完備。ただしこの日は風が強すぎたので利用は断念。
中の雰囲気はそれはそれでおしゃれだったので、これまた満足しました。
フィンランドらしいケーキとコーヒーをチョイス。優雅なモーニングになりました。
MUJI Ravintola
日本食が恋しくなっているのと、たまたま無印を見かけたという偶然が重なり、日本の「MUJI Cafe」に相当するお店に行ってきました。
こんな感じで「ザ・日本食」でした。味もよくて来た甲斐がありました。
食事メニューの方は普通なのですが、デザートは少し変わったメニューも並んでいます。
ゲテもの感もありますが、チョコレートケーキと味噌を組み合わせたというスイーツに挑戦。
一番奥からほんのり味噌の味が。好きな人もいそうですが、私は…これじゃない方がよかったかもなと思うなどしました。
Fazer Café
これも行くまで全然知らなかったのですが、フィンランドで有名っぽいカフェということで時間潰しに行ってきました。
中はショップエリアとカフェエリアに分かれていて、ショップの方ではたくさんのチョコレートが売られています。ちなみにこれがめちゃくちゃ美味しいです。
カフェエリアの方も、オシャレで若干高貴な感じの作りになっていました。
飲み物はカフェラテをチョイス。普通に美味しかったです。
チョコブラウニーにも挑戦。塩味がいいアクセントになっていました。
かもめ食堂 (Ravintola Kamome)
ここも今回の旅のハイライトといえる場所かもしれません。
元々映画で有名になったレストランではありますが、日本食のクオリティも素晴らしいということで行ってきました。
フィンランド語表記とともに日本語表記も。異国の地で日本語を見ると少し安心しますね。
人気を見越してか、たくさんの特製グッズも売られていました。
映画出演者のサインもあり、好きな人たちにとっては聖地となっているようでした。
店内はこんな感じで、普通に綺麗でオシャレな内装でした。
外国ではなかなか飲めない日本のビールを引っ掛けます。
続いて刺身。醤油があるのは少しレアかもしれません。
卵焼きは少し甘い感じ。細かいですが、大根おろしがついていることに感動しました。
おにぎり。具は少しイレギュラーなものもありますが、物自体は日本と何ら変わらず。素晴らしい。
そして焼き鳥まで。これだけクオリティ高く、日本ナイズされたレストランが外国にあることに感動しました。
ヘルシンキに行く機会があれば、ぜひ行ってみていただきたいと思います。
Santa's Salmon Place
サンタクロース村内にある食事処です。ぶっちゃけあまり選択肢がないのですが、おいしいサーモンが食べられる店があるというのを前情報で仕入れていたので行ってみました。
メニューは焼いたサーモンのみ。店員の方が店内の焼き機で丁寧に焼いてくれます。めちゃくちゃうまそうです。
焼き上がったサーモンがこちら。味たっぷり、油たっぷりで絶品でした。
タルタルソースで味変も可能。このソースも美味しかったです。
締めのホットドリンクまで。少しお値は貼りますが、満足できるクオリティだったのでよしとしたいと思います。
Hesburger
旅行中あまりにも散財しすぎたということで、少しばかり反省してややお安めのチェーン店でご飯を食べることにしました。
何の変哲もない普通のハンバーガーチェーンです。
セルフオーダー機が導入されているのは流石。*1
チーズバーガーか何か。かなり薄いですが、まあ値段相応かなと思います…笑
チキンスティック?みたいなやつもありました。バーベキューソースが若干独特な味だったのを覚えています。
Arctic Light Hotel
泊まったホテル(とその朝食)がいい感じだったので、おまけがてらご紹介。
お皿は多分marimekkoかiittala。自国愛がやっぱりすごい。
でもパンがどれも美味しくて大満足でした。
朝食を食べる場所も、ホテル内の普通の朝食会場と自然に囲まれまくった場所から選ぶことができます。
とにかく内装がおしゃれ。いい建築だなあと思いました。
階段の手すりの下にはトナカイのデザインが。いい遊び心ですね。
ロヴァニエミに行く方は相当に少ないと思いますが、このホテルは超おすすめです。
まとめ
- フィンランドは日本から一番近いヨーロッパであり、日本人に大人気
- ヘルシンキから北に向かう寝台列車には1回乗ってみたい
- サンタクロース村で本物のサンタクロースに会おう
- 季節がよければオーロラ鑑賞にチャレンジしたい
- MUJI/かもめ食堂ともに日本食のクオリティ高し
- カフェのクオリティも高し
- 焼いたサーモンのクオリティも高し
おまけ:ショッピング
マリメッコ アウトレット
取り立てて書くほどではないかもですが、せっかく行ったので触れておきたいと思います。
ヘルシンキ郊外にはあのmarimekko本社があって、そこにはアウトレットが併設されています。
外装と旗が例のウニッコ柄になっています。かわいい。
店内は結構広くて、一通りあらゆるジャンルのmarimekko製品が割引価格で販売されています。
割引価格といってもmarimekoなので高い訳ですが、少しはお得に買えそうな感じでした。長くこもって掘り出し物を探すのも楽しい気がします。
フィンランドに行くまでは全然知らなかったのですが、本社/アウトレットまで行って、どんどんmarimekkoのことが好きになってきた気がします。
ムーミンショップ
もう一つ、フィンランドといえばこれというのがムーミン。市内にも何ヶ所か専門のショップが置かれています。
かなりオシャレな感じの内装になっています。
めちゃくちゃいろんな種類のマグネットが置かれていました。
これは展示用ですが、ニョロニョロがお出迎え。これだけ見ると何か気持ち悪いかも。笑
とにかくずっと大盛況でした。
ムーミンの世界観を知ってしまった今としては、なぜこんなにも人気があるのか理解に苦しんでいます。笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
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