こんにちは。TsutayaPです。
この度、47都道府県制覇プロジェクト?の一環として、島根/鳥取に行ってきましたのでいつものごとくまとめていきたいと思います。
社会人になってからはまともに夏休みをとっていなかったので*1、「夏休みっていいなあ」と気づかされる旅行になりました。笑
後編(鳥取編)はこちら。
目次
概要
そもそも今回の旅行は予定していたものではなく、割と突発的に決定したものでした。
では何がそうさせたのかというと…仕事を辞めたことですね。もっとも単なる退職ではなく転職ですが。
年次有給休暇がフルではもらえなかったのですが、運よく2週間ほどもらえたので、じゃあどっかに行ってしまおうということで計画しました。
あと、今回は平日に旅行できるということなので、休日だとできなさそうな体験をしたいということも考えつつ、島根/鳥取旅行に至ったというわけです。
行程
サンライズ出雲
まずは島根に行くところから…なのですが、もはやこの部分が今回のハイライトといっても過言ではありません。笑
これに乗るために島根行きを決めました。
鉄道オタクでも何でもない私ですが、これだけは乗ってみたいと思っており、それがついに実現しました。
さて、夜東京駅について案内を見ると…ありました!もうテンションが上がってきています。
直前までスタバでぐだぐだしていたので、駅のホームに入るとすでに電車は来ていました。
2階建てに目を奪われつつ、「意外と中の様子が外から丸見えだな」などと考えていました。
確かにサンライズ出雲と書かれています。
このえんじ色?が格調高くていいですね。
乗車して中の様子も見ていきます。
通路の両サイドにいわゆる個室が立ち並んでいます。
お部屋の様子はこんな感じ。B寝台「シングル」というお部屋です。
お値段は、運賃/特急料金/寝台料金を合わせて23,120円。
改めて書いてみると贅沢だったなと思います。
このように各個室は外から鍵をかけることができます。
外に出るときに任意の4桁の番号を設定しておくと、再び戻ってくる時にもその入力を求められるという仕様です。
もうご存じの方も多いとは思いますが、サンライズは「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」が連結していて、岡山駅で分離するようになっています。
サンライズ瀬戸の表示もあります。
高松は行ったことがないので、早く行ってみたいですね。
分離作業自体は大人気で、このように多くの方が車内から降りてきて写真を撮っていました。
かくいう私もその一人だったわけですが。笑
ということでサンライズ瀬戸は四国に旅立っていきました。
残された出雲は引き続き島根を目指します。
私はレンタカーの都合上、出雲市ではなく松江で降車となりました。
名残惜しかったので最後に一枚。また乗りたいですね。
サンライズ出雲に限らず、いろんな観光列車・特別な列車に乗ってみたいと思いました。乗れるように頑張るぞ~。*2
さて、今回の行程はこんな感じでした。
有名どころとマイナーどころをいいバランスで織り交ぜられたのではないか、などと自画自賛しています。笑
今回もガンガン回るためにレンタカーで行ってきました。一人旅だと運転を代われないのが少し苦しいです…。
まあでも、誰にも干渉されず自由気ままに運転するのもいいと思いました。
観光地
出雲大社
島根県の観光地といえばここ!という場所。
松江駅付近からは車で約50分。特に有料道路がなかったので、宍道湖沿いの下道をゆるゆるよ走ってきました。
まずは正面から。この写真が撮りたかったという感じはします。
そして反対方向の一枚。
学生駅伝の1つである「出雲駅伝」はその名の通り、出雲大社をスタートしてからこの道を下って行きます。
これもテレビでしか見たことがなかったので、実際に見てみたいと思っていた風景でした。
中へと入っていきます。
敷地が結構広いらしく、このまっすぐな道は結構長かったです。
途中にはこんなにかわいい石のうさぎがいました。
つぶらな瞳も細い目も可愛らしいですね。
別の石像?石のモニュメント?もありました。
日本神話にも登場する大国主だそうです。手を天に掲げていますね。
だいぶ中の方まで入ってきて、本殿の手前まで来ました。
思ったより遠かったような気がします。
ということでお参りをしておきました。
本当は10月に来るともっと趣深いと思うのですが、飛行機が高すぎたので断念しました。出雲駅伝も生で見てみたいものです。
今さらですが、出雲大社の境内図を出してみます。
もうどこに何があるやらという感じです。
伊勢神宮はもっと広いですね…。笑
これまた映えそうな場所があったので写真を撮っておきます。
大きなしめ縄?が印象的です。
出雲大社の周りにはおぜんざいのお店もたくさんあります。
これも本当は食べたかったのですが、スタバでフラペチーノを飲んでしまったこともあって我慢しました。*3
とりあえず出雲大社にちゃんと行けたので「島根観光をした!」とは言い切れそうです。それだけで満足です。笑
稲佐の浜
出雲大社からは1kmほど。目と鼻の先にあります。
出雲と関係深いパワースポットということだったので見にいってきました。
旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えしている場所とのことです。
ばっちり海沿いでした。
泳いでいる方はいなかったのですが、海岸を散歩している方はいました。
仮設の階段を登って近くまで行きます。
そこには無数のテトラポットが。aikoさんを思い出したのは私だけでしょうか。笑
弁天島とご対面。岩の上には祠もあります。
違う角度から。
こうやって見ると、後光が差している感じで結構神々しい気もします。
こうやって予定していなかったスポットにふらっと寄れるのも一人旅の良さかなと思いました。
石見銀山遺跡
ここは密かに狙っていた場所です。なんと言っても世界遺産になった場所。
見るしかないと思っていました。
ただアクセスはあまりよくなく、出雲大社付近からは車で1時間ほどかかります。
田舎道で行き方も判然とせず、やっとの思いでたどり着きました。笑
町の雰囲気がとにかくよかったです。
思い描いたような田舎道で、すごい新鮮な気持ちになりました。
軒先には赤瓦のあれやこれやが置いてありました。
町並みがよく見えるということで、観世音寺という場所に行ってきました。
登るとこんな感じで赤瓦の町並みを一望することができます。
これが守られてきた伝統かと思うとすごく感慨深いです。
さらに歩いていくと、先ほどよりももっと田舎感のある道に入っていきます。
『のんのんびより』を彷彿とさせます。
全然関係ないですが、道中に怪しいかかし?魔除け?人形?がいました。
こんなの夜に見つけたらトラウマになりそうです…。
龍源寺間歩(石見銀山)
石見銀山遺跡の一部ですが、少し切り出しています。「まぶ」と読むそうです。
まさに銀山を掘り出していた場所を見に行きます。
中心部からは2.3kmということで、そこそこの距離があるので、レンタサイクルで行ってきました。
これまたのどかな道を自転車漕いでいきます。いいですね。
のどかなのはいいのですが、暑すぎました。*4
道中に大森小学校がありました。当たり前ですが、ここにも小学校はあるのだなと。
人々の生活がしっかりと根付いているのを感じます。
ログハウスも道中にありました。
確かに夏休みに遊びに来るにはよさそうです。
ということで汗水垂らしながら自転車を必死に漕いで、ようやく入り口まで辿り着くことができました。*5
中の様子を説明している看板。
読んだだけではよく分かりませんでしたが、かなり深いということだけは分かりました。*6
ということで中へと入っていきます。
大人1人410円で入ることができます。
中の様子はこんな感じ。かなり狭い坑道になっています。
気をつけないと頭を打つかもしれません。
ちなみに中はかなり寒く15度程度。自転車に乗って汗だくだったので、急激に冷えました。
少し前に山口県の秋芳洞に行っているのに、なんの学習もしなかった私です。笑
人間が銀を手に入れるために努力した跡です。
こういった人たちのおかげで江戸時代の発展はあったんですね。頭が上がりません。
どこを見ても「こんなところどうやって掘ったんだ?」と思うような場所ばかりでした。
奥まで着くと左へとカーブ。
ここからは少し人工的なゾーンになります。手すりもついていますね。
ということで無事に帰って来れました。
行くのは思ったより大変ですが、世界遺産というだけあって一見の価値は十分にあります。おすすめです。
加茂岩倉遺跡
今度はちょっとマニアックな場所へ。
日本史選択者なら聞いたことがある場所だと思います。
石見銀山からは車で1時間ほど。運転しっぱなしでそろそろ疲れてきました。
ここは39個の銅鐸が出土したことで知られています。
なので車止めが銅鐸になっていました。かわいいですね。
階段を登って、実際に出土した場所を見にいきます。
こちらがその場所。
おそらく復元したのだと思いますが、所々銅鐸が埋まっているのが分かります。
本当にこんな感じだったのかは…分からないです。笑
銅鐸が発見されたのは平成8年。かなり新しいんですね。
ちなみに近くには「神庭荒神谷遺跡」という似た遺跡があるのですが、こちらは営業していないということで行けませんでした。ちょっと残念です。
松江城
島根観光の〆です。
加茂岩倉遺跡からは車で30分。いや〜よく運転しました。笑
入り口から重厚な石垣が圧巻。
これはさすが国宝といったところでしょうか。
ということで天守とご対面。かなり綺麗ですね。
お天気もよかったので、綺麗な写真が撮れたかなと思います。
中に入っていきます。入場料は大人1人680円。
入場しないと日本100名城スタンプがもらえないのですが、開城時間ギリギリだったのでかなり焦りました。笑
階段はご覧のようにかなり急です。
登りはまだよかったのですが、高所恐怖症には下りがきつかったです。
一番上まで登ってきました。平日の夕方ということでほとんど貸切状態です。
宍道湖を見てみました。
ちょうど夕暮れ時だったのもあって、かなり綺麗に見えました。
国宝に指定されたという証明書のようなものもありました。
指定されたのはかなり最近なんですね。これも勉強になりました。
天守から出たところにある外のお庭です。これまた緑が綺麗でした。
松江城はあらゆるところがきちんと整備されている印象です。
石垣の上から松江の町を眺めて、将来に思いを馳せたとか馳せなかったとか。
旅先でセンチメンタルになるようでは、私もまだまだだなあと思います。
出雲大社と並んで、島根に来たら行くしかない場所だと思います。おすすめです。
グルメ
日本海 出雲大社門前店
出雲でご飯を食べることは決めていたのですが、いまいち何を食べたらいいか分からず…。
まあ、とりあえず海鮮食べとけば事故らんやろの精神でお店を選びました。
のどぐろ丼をチョイス。金の豪華な器で出てきて少し面食らいました。
中身はこんな感じ。薄味でさっぱりしていて美味しかったです。
もう少し量があると嬉しいなあと思いましたが、おぜんざいも食べるんだったらこれくらいなのかなとも思います。
らーめん とんてき 大翔らーめん
旅先でラーメンを食べたくなるのが人間の性ということで、適当に探してみたところ見つかりました。松江城のすぐそばにあります。
メニューはスマホから注文する形式でした。こういうのもどんどん浸透してくんでしょうね。
贅沢にらーとんセットを選択。
お腹に入るかなと思っていたのですが、ちゃんと入って安心しました。
運転しまくった甲斐があったというものです。笑
スターバックス コーヒー 出雲大社店
スタバマニア(仮)の私としてはここを逃すわけにはいきません。
店内もかなりおしゃれ。
出雲大社に向き合う窓際の席にはいい感じのクッションが敷かれていました。
その他店内は割と広々としていました。
スタバはここぞというところではお金かけてきますね。それにまんまと引っ掛かっている私です。
ここで「桃MOREフラペチーノ」をいただきました。
暑かったので、まさに命の水のような感じでありがたかったです。
まとめ
- サンライズ出雲は人生で1回は乗っておきたい
- 出雲大社は意外と広い
- 車をもってしても遠い石見銀山
- 洞窟の中はめちゃくちゃ寒い
- 日本史好きなら行ってみたい加茂岩倉遺跡
- 松江城は国宝の貫禄あり
- とりあえず海鮮かラーメンは間違いない
ということで今回もとりあえず1つの記事にすることができました。一安心です。
実は後編の鳥取編がかなり内容薄くなるのではという不安はありますが、そこは有り余る才能でカバー*8…なんとかしたいと思います。笑
おまけ:島根っぽいもの
少しだけ島根ならではのものを書いておきます。
1つ目はポプラ。広島に本社があるコンビニですが、中国地方一帯ではかなり有名な店舗です。
調べていると東京にもいくつかあるんですね…知りませんでした。
しばしば「竹島は我が国固有の領土です」という文言を見かけました。
竹島への思いの強さはあらゆるところで見てとれました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下も是非ご覧ください。