こんにちは。TsutayaPです。
全然予定していなかったのですが、なぜかポーランドに行ってきたので、その時のことを書いていきたいと思います。
物価って正義だなと思った旅になりました。笑
目次
概要
なんか知り合いの方から「アウシュビッツ行くけど来ない?」と言われたのがきっかけです。
確かに行ってみたいなあとは思っていましたが、他にも行きたい場所はたくさんあるし、予定詰まってるしで敬遠気味でしたが…誘われたら行くしかないということで即決。
人との出会いというのは時にありがたいものです。
行程/移動
わざわざ項目立てするほどではないかもしれませんが、少し面白かったので書いておきます。実はオスロ近辺?には2つの空港があるのですが、今回はそのうち遠い方の空港からの出発ということになりました。
トープ・サンネフィヨルド空港というらしいですが、オスロからめちゃ遠い。今回は運良く車で連れていってもらえたのでなんとかなりましたが、そうじゃなければ行くのは難しかっただろうなと思います。
そんな場所でも駐車場は一杯で、7月の恐ろしさを知ったのでした。
中には一応申し訳程度のフードコートはあります。暇つぶしがてらサッカーを見ようとしたら回線が死んで見られなくなりました。こういうことにもおおらかになれるようになった気がします。笑
ビールもごちそうになりました。ありがたい限りです。
今回乗るのはライアンエアというLCC。例のごとく飛行機までは歩いて移動します。
振り返ると綺麗な青空と雲の塊が。毎日これくらいの天候だといいのですが、やたらと雨がちなのが7月のオスロです。
座席指定をせずに乗り込んだのですが、なんと運良く足元が広い席を引くことができました。それはよかったものの、全体的に屈強な方が多く圧迫感があったのも確か。まあ仕方ないですね。
ということで、真夜中のヨハネパウロ2世・クラクフ・バリツェ国際空港に到着。短い睡眠を挟んで、アウシュビッツへと向かうのでした。
観光スポット
今回も『地球の歩き方』には大変お世話になったのでリンクだけ貼っておきます。読み物としても普通に楽しいです。*1
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所(Obóz Koncentracyjny Auschwitz-Birkenau)
この度の主目的となる場所です。スタートはクラコフ中央駅。結構近代的な駅です。
駅からタクシーで1時間ほど走ったでしょうか。無事入館時間前に着いたはいいものの、すでにこの人の多さ。みんなそんなに朝から来るものなのかとびっくりしました。
いや、もちろん有名なのは分かりますが、一部敬遠する人もいるだろうと思っていたので、余計に驚いた次第です。
この日は3時間半のノーマルコースでのガイド。それにしても長い。笑
建物そのものは趣があって、とてもむごい歴史があったとは思えません。
こちらが有名な門。「働けば自由にる」というやつですね。
展示物が全て興味深かったので結構な量の写真を撮ってしまいました。これはガラスの器の追悼碑です。
その後は、被収容者の所持品のコーナー。「犯罪証拠」と名付けられていました。これは鍋や器の展示。
カバンもありました。1つ1つに名前が書かれていて、それがより当時のイメージをしやすくしています。いい展示ながら見ていて苦しくなりました。
囚人の生活・住居衛生状態ということで、当時の部屋も展示されていました。
そして、アウシュビッツからバスで移動した先がビルケナウです。アンネフランクも収容されたという場所で、より広大な土地が広がっていました。
当時の建物やバラックがそのまま残されているのがポイントです。
綺麗な写真も撮れました。ここから学んだことをどう活かすかというのは非常に難しいですが、まず見て学ぶことに意義がある場所だと思います。
クラクフ歴史地区
せっかくクラコフまで来たので、ということで街中も散策してみました。
この旧市街というのはかつて都だった場所であり、世界遺産にも登録されています。
中央広場の様子。目の前にある大きな建物が織物会館で、中にはマーケットが広がっています。
中のマーケットの写真をほとんど撮り忘れていたのですが、1枚あったので。なんか怪しい感じのピカチュウが売られていました。笑
中央広場の向かいにあるのは聖マリア教会。建て替え工事中でした。一般人でも入れるはずだったのですが、なぜか「礼拝者用」の入り口しかなく、中に入るのを断念しました。
時間は変わって夜。クラコフ観光用の馬車がありました。十勝の様子を思い出してしまいました。笑
最後にイカれた写真を1枚。建物の外で舞うバレリーナの様子。広場には多くの観客がいて盛り上がっていました。すごいいい演技だったのですが…開いた口がふさがりませんでした。
文化科学宮殿(Pałac Kultury i Nauki / ワルシャワ)
ここからは日付が変わって、ワルシャワに移動した後の様子を少しだけ書いていきたいと思います。
ワルシャワ中央駅の向かいにある高層建物で、高所恐怖症ながらこういうランドマークには目がない*2ので行って来ました。
入り口がどこか分からず彷徨うこと30分。ようやく見つけられました。
30階、高さ114mのところにある展望台まではエスカレーターですぐたどり着くことができます。
到着しました。まあ、言ってしまえば何の変哲もない展望台です。笑
でもそれが愛おしいんだという思いもあります。*3
外には多くの高層ビルが。さすが首都というだけあって、開発が進んでいるという印象です。クラコフとは完全に違う街なんだなと思いました。
あるあるですが、カップルの南京錠もありました。この辺の文化は万国共通みたいです。
フレデリック・ショパン博物館(Muzeum Fryderyka Chopina w Warszawie / ワルシャワ)
限られた時間だけど、ここは絶対来るぞと決めていたのがこちら。ショパンの街なので、流石に何か見て帰りたいと思って決めました。
横にはショパン音楽大学があります。中からは美しい演奏・歌声が聴こえてきました。
中はこんな感じで、ちょっと宮殿を意識したような造りになっています。
ショパンの年表。ちゃんとこういうベーシックな情報から紹介してくれるのはありがたいです。*4
ショパン演奏会の大成功を伝える新聞。こういう史料はエモくていいですね。
階が変わって。ショパンのパリにおけるサロンの様子。祖国から出た先がパリだったとのこと。それでもポーランドへの思いは持ち続けたというのがグッとくるポイントでした。
よりで1枚。言われてみると、確かにショパンはこんな顔だった気がします。知らんけど。
お土産ショップにはモノポリーがありました。ヨーロッパではオリジナルモノポリーを売るのが一般的なんでしょうか。笑
フランスでも見た気がします。
グルメ
Papu Panda(オシフィエンチム*5)
アウシュビッツ観光終了後にお腹が空いたので立ち寄った場所。ちなみに、アウシュビッツ近辺はろくなレストランがないので、昼食難民になる覚悟はしておいた方がいいかもしれません。
メニューはこんな感じで、いかにも怪しいアジアンテイストの料理が並んでいます。
インドカレーチキン?的なものにしました。よく分からない味でしたが、食べられないことはなかったのでよかったです。
モルスキェ・オコ(Morskie Oko / クラクフ)
クラクフの中央広場付近にあるお店。山岳地方の料理が味わえるとの触れ込みですが、果たしてどんなお店なのか。壁には所狭しと紙幣が貼られていて、その中に日本円もありました。ええんか。
ご飯は手前が肉の盛り合わせ。奥がピエロギと呼ばれる餃子のようなもの。ともに旨し。美味いという感想しか出てきません。笑
デザートのアイスクリームも旨し。これだけボリュームがあっておいしくて、あまり高くないということで、ポーランドのことが一気に好きになってしまいました。(単純)
ムレチェルニア・イェロゾリムスキェ(Mleczarnia Jerozolimska / ワルシャワ)
ワルシャワに移動してから初めてのご飯。「ミルクバー」と言われる、昔ながらの簡易食堂です。
店内はこんな感じ。ここもかなり電子化が進んでいるなあという印象を受けました。
注文はこのようなパネルで行います。写真も出るので、割と直感的にメニューを選ぶことができます。
ローストポークとご飯のセット?のようなものです。見た目はともかく、味は最高。しかも、これで日本円900円くらいなので、物価としても日本とほぼ同じくらい。大満足の昼食でした。*6
Bijanka(ワルシャワ空港)
ポーランド最後のご飯は空港で。ポーランド飯に魅了されていた私は最後まで貫くことに。
お昼が豚だったので、夜は鳥。割とあっさりした感じの味で食べやすい。ソース、付け合わせのじゃがいもやコールスローも旨しでした。
調子に乗ってビールを注文。これも当たりでうまかったです。ポーランドいいなあ。
Starbucks(ワルシャワ)
最後にスタバのご紹介。ワルシャワ市内にある店舗です。白い壁というのはヨーロッパだとままあると思うのですが、日本ではあまり見ないですね。
中はこんなんで、ここで初めてリザーブだということに気づきました。どうりでいけてるわけですね。笑
店内もすごくオシャレな感じ。のんびりと過ごせそうでいいなと思いました。
抹茶フラペチーノをチョイスしたのですが…なんか味が違う?笑
これだけが少し残念でした。
まとめ
オスロの果てにある空港から深夜のクラコフに降り立つ
アウシュビッツは朝から大混雑、歴史に直に触れられる場所
クラコフで中世の雰囲気を感じる
ポーランド飯がマジで美味い
ということで、この記事はこの辺りで終わりにしておきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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