諸行無常日記

元京大生の社会人が書きたいことを適当に書いていきます。

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【誤算あり?】穀雨の九州北部観光紀 #2【長崎編】

こんにちは。TsutayaPです。

この度、47都道府県全制覇に向けて、関東からは距離がある九州まではるばる赴いてきましたので、例の如く記事にしていきたいと思います。

前日からの移動と観光で体力が切れがちでしたが…(軽めの)根性で最低限は回ってきました。笑

とりあえず書き連ねて記録にしていきたいと思います。*1

 

前編はこちら。

www.tsutaya-p.com


目次


前日譚

47都道府県全制覇に向けて、今まで通過しかしたことがなかった佐賀県を訪問し、限られた時間の中で移動しまくりという1日を過ごしました。

具体的には佐賀市内を歩き回るところからスタート、その後は吉野ヶ里歴史公園へ向かい、最後は武雄温泉まで移動して宿泊という流れです。*2

国内とはいえ、東京からは飛行機で2時間かかるので思ったより遠いなと思ってしまいました。笑

 

行程

元々はもうちょっとバリバリ回ろうと思っていたのですが、色々あって体力が削られたので、結果的にはかなりの名所だけを周る省エネな感じになりました。

具体的には以下の行程です。

こうやって書くとサボったかな、と思ってしまいます。笑

ただ長崎は観光名所の宝庫で、行く場所選びにはほとんど困りませんでした。

今回行けなかった名所も多くあるので、そういう意味ではぜひ再訪したい場所です。*3

 

長崎電気軌道路面電車

長崎市内の観光には欠かせない乗り物です。

写真のような見た目で、昔ながらの路面電車です。

観光地を結ぶように走っているので、路面電車だけでほぼ移動が完結できるという仕様。素晴らしすぎます。

電停(停留所)は道の中に普通に設置されています。

至って簡素な作りですね。

観光目的なら1日乗車券を買うのがお勧めです。

値段は大人1人600円で、市内のあちらこちらで購入することができます。

www.naga-den.com

 

観光地

長崎大学

もはやお馴染みとなった大学訪問です。

長崎駅周辺からは路面電車で20分ほどです。

中心部から少し離れた場所ではありますが、広々とした印象を受けました。

看板の文字はこちら。

アンバランスなのがまたおしゃれといったところでしょうか。*4

天気も良く緑を多い場所なので、散歩をしている近隣住民の方も多くいらっしゃいました。

4月末ってちょうどいい感じの気候ですよね。

そして、立て看板もちょいちょい置いてるのが見て取れました。

図書館はガラス張りでおしゃれ。

近代的な建物も多い印象でした。

GW真っ只中ながら、部活動で汗を流している学生さんもいらっしゃいました。

大変ですね、お疲れ様です。

学生さんも車で来ることを前提にしているのか、構内にはかなり多くの駐車場スペースがありました。

大学の特徴の1つではないかと思います。

原爆の慰霊碑もありました。

長崎と原爆は切っても切れない関係にあります。手を合わさせて頂きました。

その他少しだけ観光チックなものも。

これは時計台とおしゃれな壁面。

水産学部の前には「捕鯨砲」がありました。

会社からの寄付で、水産学部の学生が東京からはるばる船で運んできたとのこと。

これも"らしい"ですね。

www.nagasaki-u.ac.jp

長崎大学への訪問も含めて、国立大学については以下の記事でまとめています。

www.tsutaya-p.com

 

長崎原爆資料館

長崎大学からは路面電車と徒歩で15分弱のところにあります。

暗く苦しい過去ですが、長崎を語る上では外せない場所です。

中に入るとこんな螺旋状のスロープを下って地下へと向かいます。

光も差し込んでいていい感じの空間です。

スロープの長い壁を生かして「連鶴」という折り紙作品が飾られていました。

1枚の紙から作り出されたとにかく長〜い鶴です。

これを見ただけでも行った価値があるというものです。笑

入館料は大人1人200円という極めて良心的な価格です。

入り口にある「長崎を最後の被爆地に」という言葉に強い意志を感じます。

こちらは実際にその爆風を受けた建物を再現したもの。

とにかく痛々しいです。

長崎が場所に選ばれた経緯についても記載されています。極めて偶然かつ紙一重だったことが分かります。

京都もその候補地に入っていただけに、なおさら人ごととは思えません。

長崎に落とされた原爆の模型展示です。

こんなにでかいとは…正直言葉が出ません。

暗い気持ちになりながらも歴史を直視して出てくることができました。

修学旅行生の折り鶴が多数飾られていました。

私も改めて平和を願いたいと思いました。

かなり苦しい内容ですが、そこには日本人として知っておくべき内容があります。

nabmuseum.jp

 

稲佐山公園・展望台

長崎市中心部の少し西側にある低い山です。

函館・神戸と並んで、日本三大夜景の一つとも言われています。

いずれも貿易で栄えた街ですね。

遠くで写真を撮ったのですが、まさか徒歩でこの頂上まで登ることになるとは…何が起こるか分からないものです。

早速歩き始めたものの、初っ端からこの階段。

前の女性は慣れた様子で登っていきますが、素人には応えます。笑

階段ゾーンを過ぎると、今度は普通の坂が始まっていきます。

陽射しも容赦無く降り注いできます。

道中でロープウェイが見えました。

これに乗ったらすぐ着いたのにと思うと、少しばかり後悔しました。笑

やっとこさの思いで公園の入り口までたどり着きました。

何だかんだで小一時間かかったような気がします。

公園の入り口について一安心したものの…まだ展望台までは距離があって絶望しました。

素晴らしい景色とは困難の先にあるのですね。

ということで最後のもう一押しを攻略しにいきます。

そして…ようやく到着!

かなり整備されている印象です。これだけで疲れが少し取れました。

なんか鶴がキs

世界新三代夜景」の記念碑がありました。

肝心の景色はというと…こちら。素晴らしいです!

本当に登った疲れが吹っ飛ぶような感じでした。

海側はこんな感じ。こちらは少し自然多めですね。

とはいえ身体の疲れには抗えなかったので、帰りはロープウェイに乗らせてもらいました。

お金は少しかかりましたが、ものの10分で降りることができました。偉大すぎて涙が出ます。笑

本来夜来る場所だとは思いますが、昼でも十分に綺麗な風景を楽しむことができました。

www.inasayama.com

 

グラバー園

長崎観光の仕上げにやって来ました。長崎駅あたりからは30分弱で着きます。

名前だけは聞いたことがありましたが、いまいちどんなところが知りませんでした。笑

入り口から緑たっぷりな感じでした。

長崎の観光キャラクターで「さるくちゃん」というそうです。

そういえばこの子原爆資料館の入り口にもいましたね…。笑

明治当時の公衆電話がありました。

なぜここにあるのかはよくわかりませんが、こういうのが好きなのでつい見入ってしまいました。

入ってからはまず長いエスカレーターで上へと登っていきます。

装飾というか見た目がかなりおしゃれなのに目がひかれます。

途中で見える長崎の街並みも綺麗でした。

結構洋風な感じですね。

最初は「旧三菱第2ドックハウス」です。

2階のテラスには多くの人がいらっしゃいました。結構眺めがいいです。

2階からの眺めはこんな感じ。

あちらこちらの眺めがよくてついつい写真を撮ってしまいました。笑

こちらが「旧リンガー住宅」(だったはず)。

長崎ちゃんぽんで有名な「リンガーハット」はこの人の名前から取られているそうです。知りませんでした。

中も見てみましたが、これまたおしゃれな調度品でいっぱいでした。

レトロな感じがしていい雰囲気ですね。

ぐるっと1周回ってきてあったのが「旧自由亭」という喫茶店です。

人気があるのか少し並んでいました。

西洋料理発祥の碑がありました。

余裕があれば入ってみたかったです。

そして、最終目的地である「旧グラバー住宅」です。

グラバー園に来たのにここに寄らないわけにはいきません。笑

これまたおしゃれな造りになっていて、見応えがありました。

住宅の横にあるグラバーさんの像。

長崎を近代化させた張本人とのこと。功績は結局よく分からずじまいだったので、また勉強しておきたいと思います。笑

近くにはハートの石が隠されています。

見つけたらどうということはありませんが、少し嬉しいです。

長崎一の観光名所にようやく行くことができました。

長崎観光の最低要件は満たせた気がします。笑

www.glover-garden.jp

 

グルメ

展望レストラン ロータス

稲佐山の頂上へ行こうと動き出したところお腹がすき始め、と同時にご飯を食べていなかったことを思い出しました。

ところが近くにお店が極端に少なく…GoogleMapで引っかかったお店に入ってみました。

ホテルに併設されているレストランです。

メニューはこんな感じ。

比較的リーズナブル*5に地元食材のグルメが楽しめる感じでした。

悩んだ結果「茂木びわ卵と島原鶏の親子丼膳」にしました。

皿うどんとかは他にもいっぱいあるだろう、の理論です。笑

くどくなくさっぱりしていて食べやすかったです。

景色はこんな感じでした。

これでも稲佐山の半分…先は長いと思った小休憩でした。

www.amandi.jp

 

レストラン エアポート

空港での食事です。夜のフライトだったので、先にご飯を済ませておこうという狙いです。

こちらも長崎の名物が勢揃いしている感じでした。

このお店はQRコードを読み取って、そこから各人で勝手に注文する方式でした。

オンライン化が進んでいますね、すごいです。

ということで、皿うどんとチャーハンのセットにしました。

皿うどんを食べないことには長崎から帰れません。笑

皿うどん用のソースをかけるという地元の人の食べ方を真似してみました。

nagasaki-airport.jp

 

まとめ

  • 前日からの疲れもたたって省エネの観光
  • 近隣の方も散歩できるのが長崎大学
  • 原爆資料館での学びは大きい
  • 稲佐山は歩いてではなくロープウェイで登るのがおすすめ
  • グラバー園はとにかくおしゃれな建物いっぱい
  • せっかく長崎に来たなら皿うどんかちゃんぽんは食べておきたい

どんどん観光記事が雑になっていくのを感じますが、今回もなんとか最後までたどり着くことができたので終わりにしてしまおうと思います。

GWにかこつけて旅行しすぎた気がするので(ついでにお金も使いすぎた気がするので)、これから徐々に減らして月1かそれ以下にしていこうと思います。笑

 

おまけ:軍艦島

実は長崎県には2017年に行ったことがあるのですが、その時は軍艦島メインでした。

ということで懐かしい写真を掘り起こしてきたので、写真でも貼っておこうと思います。笑

かつては栄えていたのですが、今とっては完全に廃墟と化しています。

見に行って本当によかったと思える場所の1つです。

タイミングがよくないと上陸できなかったりするので、その辺りもラッキーでした。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

興味がある方は以下も是非ご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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*1:もうちょっと骨子を簡潔に書く能力を身につけたいものです。笑

*2:あれ、そんなに移動していない?

*3:ハウステンボスや島原、五島列島なども長崎にはありますね…すごい。

*4:適当に書いているわけではないです、断じて。笑

*5:社会人になってリーズナブルの定義がおかしくなっている…?