こんにちは。TsutayaPです。
先日、2022年初旅行と称して、宮崎・鹿児島を観光してきましたので、その記録を残していきたいと思います。
1日で鹿児島観光を完結させようとするのは無謀だったわけですが、できる限りで回れていい旅になったのかなと思います。
鹿児島のよさが伝わるように書いていきますので、興味がある方は読んでいっていただけますと幸いです。
前編は以下の記事です。
目次
前日譚
2022年九州制覇の第一弾として宮崎・鹿児島旅行を企画。東京からは遠いので、思い切って久々の飛行機に乗り込み意気揚々と鹿児島へ。
宮崎は思ったより田舎で移動に困ったのですが、うまく予定を組んだこともあり何とか観光スポットを回り切ることができました。
そして勢いそのまま?夜のうちに鹿児島に移動して、翌日の鹿児島観光に備えました。*1
行程
鹿児島は本当に行きたいところ盛りだくさんという感じだったのですが、帰りの飛行機の関係もあり、かなり絞った形での観光となりました。
具体的には以下のような場所を巡りました。
必ずや再び鹿児島に来て、リベンジしたいと思います。
観光地
鹿児島中央駅
これも観光地というか怪しいですが。笑
初めて鹿児島に降り立ったのは鹿児島中央駅になりました。
鹿児島駅とは別の駅なんですね…。
調べてみると元々は鹿児島駅が中心だったのですが、新幹線の開通もあって近年は鹿児島中央駅の方が栄えてきているみたいです。
なるほど、ライトアップもされていてかなり栄えている様子が伺えます。(それだけかい)
駅内には木がありました。大胆な作りになっています。
駅の目の前には、明治維新の頃に活躍した「若き薩摩の群像」と観覧車が見えました。
活躍した人が多すぎて、とてもダイナミックな銅像になっていました。笑
明治以降の日本史好きとしては、やはり鹿児島は魅力的な場所になっています。
鹿児島大学
これも毎度おなじみの旅行先での国立大学訪問です。
鹿児島中央からは市電で15分ほどということで、非常にアクセスのいい場所にあります。
表札?看板?がシックなデザインで、フォントも非常におしゃれでした。
メインストリートと思しき場所を見てきました。
南国特有の高木が立ち並んでおり、ユニバのエントランスを彷彿とさせるような見た目です。テーマパーク感があります。
図書館ですが、神殿のような見た目でかなりおしゃれです。
鹿児島大学は全般的に綺麗で、通いたいと思うような大学になっていました。
鹿児島大学の出身で京セラなどの創業者として非常に有名な方です。
ということでこれまた綺麗な稲盛財団記念館がありました。
京都大学にも同様の施設がありますね。
まだまだあるぞおしゃれな建物。お金がかかっているのでしょうか。笑
あとは奄美の高倉もあり、鹿児島の歴史を感じることができる場所もあります。
桜島の火山灰が鼻炎持ちにはしんどいとのことですが…鹿児島大学なかなかいいなと思いました。
鶴丸城
鹿児島中央駅からは市電で約20分のところにあります。
「鹿児島城」とも言われるようですが、鹿児島では「鶴丸城」の方が馴染んでいるのではないかなと思います。
鹿児島の誇る有名進学校の「鶴丸高校」もここから名付けられたようです。
現存する石垣には、西南戦争の際についたと思われる弾痕がいくつも見受けられます。
いかに西南戦争が激しかったのか、想像がつきますね…。
奥に進むと、有名な丸に十字の島津家家紋がありました。
篤姫といえば、薩摩藩島津家に生まれたのちに、江戸幕府第13代将軍である徳川家定に嫁いだ人物です。
大河ドラマのテーマにもなっていたので、かなり有名でしょうか。
鶴丸城内に「黎明館」という資料館があります。
私も中に少し入りましたが、とにかく展示が充実していて、数時間でも滞在できそうなクオリティでした。
少ししか見られなかったのが残念です。
少し離れたところに、有名な「西郷隆盛像」があります。
直立不動かつ軍服の姿であり、凛々しさ・威厳が際立っています。
ご丁寧にも道路の向かいに写真スポットがありましたので、1枚撮ってきました。
山の中に立っているように見えて少し面白いです。
仙巌園
大河ドラマ「西郷どん」が放映されたこともあって、さらに人気が増しているのがこの仙巌園じゃないかと思います。
鹿児島中央駅からはバスで約20~30分ほどのところにあります。
島津家の別邸ですが、元々その良さを残しつつもうまく整備されて、いい観光スポットになっています。入場料は1,000円です。*2
一歩中に足を踏み入れると、テーマパークのように整った世界が広がっていました。
芝生も建物も綺麗でびっくりしました。
奥に進むと「錫門」がありました。鮮やかな色ですね。
高い身分の象徴で、これを潜ることを許されたのは藩主と世継ぎだけだったとのことです。
こちらが庭園ができて以来藩主に受け継がれてきた「御殿」です。
入るには追加料金がいるのですが、「西郷どん」の撮影にも使われたということで、非常に多くの方が中に入っていました。
私は時間の都合もあり、傍から眺めていました…。
御殿の向かいには美しい桜島が見えます。
この場所のように、仙巌園内にはいくつか桜島のフォトスポットがあります。
小休憩ということで、売店にて薩摩芋(紫芋)のソフトクリームを食べました。
仙巌園内をぐるっと回って入り口に戻ってきて、反射炉を見にきました。
鉄製大砲の鋳造のために築かれた炉の跡地です。
技術書の翻訳だけを手掛かりに、炉を作り上げてしまったのはかなりすごいですね。
薩摩藩の技術力の高さが伺えると思います。
仙巌園を一回出て、お隣にある「尚古集成館」にも行きました。
幕末に島津斉彬が進めた、産業化・工場の進歩などを見ることができます。
これまた非常に情報量が多く、勉強になることばかりでした。
北海道とも繋がりがあったという記述は、特に興味深かったです。*3
お隣にはおしゃれなスタバもありました。
これは神戸異人館のスタバを彷彿とさせますね。お昼過ぎで少し疲れもで始めるところだったので、少しばかり休憩させてもらいました。
維新ふるさと館
ほぼ鹿児島中央駅の近くにあります。徒歩5分強でしょうか。
展示や映像などが多く、楽しみながら幕末の歴史、特に西郷隆盛と大久保利通について学ぶことができます。
この橋を渡った先です。
年始から時間が経っていないこともあって、門松が飾られていました。
入館料は大人300円です。
1階部分には館のようなものがあり、さっそく中に入って行きます。
「西郷どん」ブームを象徴するように、西郷さんのお出迎え。
地方にとっては、こういう地元舞台の作品はありがたいんだろうなと思います。
京都舞台のヒット作とか出ないですかね。笑
ポスターもありました。こうやってみると錚々たるメンツですね。
かくいう私は、「西郷どん」だけでなく大河ドラマというものを見たことがありません。*4
西郷と大久保の座右の銘が紹介されています。
西郷:敬天愛人
大久保:為政清明
西郷が情に厚い人物であったことはよく知られていますが、私は大久保よりの考え方です。
西南戦争の後に自決みたいな、男気あふれる生き方はとても真似できそうにありません。笑
薩摩の男性はとても身長が高かったという展示です。
西郷も大久保も同じ身長だったんですね。
ちなみに西郷は体重が110kgほどあったらしく、目の前に立たれたら恐れ慄いてしまうこと間違いなしです。
西郷と押し相撲をするという体験型ゲームがありました。
私も挑戦してみましたが、62kgということでからっきしでした。非力なんです。笑
また、各所にこのキャラクター化されている少しシュールなイラストがありました。
維新後には少し思いが交錯した二人ですが、今天上の世界では仲良くしていればいいなと思います。
鹿児島空港
さて、鹿児島での一連の観光を終えて鹿児島空港にやってきました。
鹿児島中央駅から直通バスが出ているので、アクセスはいい方かと思います。
入り口でよく分からない花たちのお出迎えです。*5
桜島をモデルにしたと思われるステンドグラスがありました。
色使いがとてもうまいですね。
書道パフォーマンスの作品と思しきものがありました。
右の言葉が沁みますね。もうかれこれ2年近く「コロナ禍」と言われる状況にあることに驚きを覚えます。
待ち時間を潰すために展望デッキに行ってみました。
あまり大したものではなかったのですが、飛行機を間近に見ることができます。
(余談)鹿児島空港にはストリートピアノがあったのですが、私が鹿児島空港にいた2時間弱の間、同じおじいちゃんがずっと1曲練習し続けていました。
その根性にあっぱれというか、居座りすぎというか…印象的でした。笑
グルメ
桜華亭
鹿児島といえば黒豚!豚カツ!という非常にアホ丸出しの知識しかなかったのですが、まあ食べないわけもないので、お昼ご飯にいただいてきました。
仙巌園の中にあるレストランです。開店凸でした。
「黒豚重ねカツ御膳」(1,900円)をチョイス。贅沢なお昼でした。
近寄ってみると、薄い豚肉が重ねられた後に揚げられているのが分かります。
お値段に見合った非常に高価な味わいでした。
このレストランからも桜島がよく見えました。
仙巌園いいところでしたね…少し時間を置いた今でも改めて思います。
エアポート山形屋食堂
鹿児島空港内で何か鹿児島らしいものを食べたいと探していたところ、ほとんどとんかつしかなかったのですが…たまたま別のものが見つかったので食べてきました。
名前は「焼きそば」なのですが、皿うどんに非常に似ており、鹿児島のソウルフードみたいです。美味しくいただきました。
まとめ
- 鹿児島中央駅は今や中心として栄えている
- 鹿児島大学はとにかく新しくて綺麗
- 鶴丸城の石垣には痛々しい跡が残ったまま
- 仙巌園はとにかく洗練された観光スポット
- 楽しく学びを深めることができる維新ふるさと館
- 鹿児島に来たなら豚カツはマスト
ということで鹿児島の思い出をつらつらと書いてきました。
正直宮崎と比べると見応えがあったなと思います。*6
歴史好きとしては移住できそうなほどいい場所でしたが、火山灰が気になりますね。笑
鹿児島マラソンにも興味があるので、なんとかリベンジしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下もぜひご覧ください。