諸行無常日記

元京大生の社会人が書きたいことを適当に書いていきます。

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【短縮版】ひたすら歩いた神戸(少し大阪)観光【旧帝展含む】

こんにちは。TsutayaPです。

先日、夏の神戸をひたすら歩いて回るという謎の経験をしてきましたので、この記事でまとめていこうと思います。

例の如く、写真多めの記事となっております。笑

興味がある方は以下もぜひご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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目次

 

概要

こんなご時世ではありますが、関西に帰る用事ができてしまったので、ついでなら少し見て回るかということで、神戸(大阪)巡りを企画しました。

目的としては、現在ちょこまかとやっているスタバ巡り・国立大学巡りの2つが大きかったのですが、なんとタイミングよく「旧帝展」(=旧帝国大学合同書展)が開催されるということで、これは行かないわけがない!ということで行ってきました。

もともと京都に住んでいた私ですが、実は神戸観光というのはほとんど経験がなく*1…時間は短かったもののいい経験になりました。笑

 

行程

とりあえず行きたいところをあげてみて交通手段を調べてみていると…アクセスがあまり良くないということが分かります。東京のどこでも電車が走っている感覚に慣れてしまったのかもしれません。笑

1個1個のスポット間が2〜3kmと、歩くには少し長いけどバスを待つほどではないという感じだったので、今回は体の鍛錬も兼ねて、ほとんどの行程を歩いて移動してみることにしました。

結果として、夏の暑さあり、上り坂多数あり、ということでかなりしんどかったです。この日はトータルで25000歩ほど歩きました。笑

行ったスポットとしては以下のような感じです。

 

観光地

メリケンパーク

神戸・三宮には夜行バスで向かいました。*2

三宮からは1kmほどの距離だったので、苦にならず歩いて行くことができました。

何やらゲート?入り口?のようなものがあったので、とりあえず写真を撮ってみます。

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どこを撮っても写真映えしていいなあと思いました。

なんかおしゃれな形のものがのっかっています。

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ウォールアートとでもいうのでしょうか、すごい大きな絵がありました。

海に近く、どこか異国の雰囲気を感じさせる神戸にはこういうテイストの絵画が合いますね。京都とかにあったら問答無用で撤去されそうです。笑

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バカの一つ覚えですが、メリケンパークといえばやはりこれかと思います。

「BE KOBE」

かつての震災から立ち直り、「神戸の魅力は人である」という思いを伝えるためのモニュメントとのこと。そういう思いも知ると、またモニュメントの味方も変わりますね。

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そして、こちらもお目当てだったスタバ。佇まいがよく、写真映えしています。大変ありがたいです。笑

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中の雰囲気、景色もよく、いいスタバでした!

みなさんが思い思いに休日の朝の時間を過ごされていたのが印象的です。

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www.feel-kobe.jp

 

北野異人館

メリケンパークから歩くこと約2km。時間にして25〜30分でしょうか。

写真のようなダラダラとした長い上り坂を歩ききって、ようやく辿り着くのが北野異人館(街)です。

この辺りに住んでいる人は大変だろうなと思ってみていました。

行きは下りで楽だけど、帰りは上りでしんどいみたいな感じでしょうか。

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メリケンパーク同様、異国の雰囲気を感じさせます。

明治当初、外国人の居留地として指定されていた場所なんですね。

異人館街は他の地域にもあったものの、このように綺麗に現存しているのは神戸のみということで、確かに観光の価値があるなと思います。

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タイムズも黄色ではなく、観光地仕様のおとなしい色になっています。*3

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建物が綺麗です。明治〜大正時代が好きな私としては、ドストライクな見た目です。

こんな家に住むのも夢があっていいなと思います。

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この辺りを走っているバスも風情あるデザインになっています。

しっかりブランディングされているなと思います。

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今回見て回ってのはほんの一部で、階段を登って上に行ったり、チケットを買って中に入ったりすると、さらに異国情緒や歴史を感じることができます。

写真はトリックアートです。こういった遊び心あるものも随所にあります。

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この階段を上った先には何があるんだろう…と思いつつ、行くのは断念してしまいました。また機会があればじっくり見て回りたい場所です。

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さて、この北野異人館街にも有数のおしゃれなスタバがあることで知られています。

なぜか写真が傾いてしまいましたが、見た目からしてかなりいけていますよね。笑

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見た目だけでなく、中もかなりおしゃれです。

この日は熱かったので、ウォーキングのお供として「ゆずシトラス&ティー」(アイス)を注文しました。まさにマラソンの給水のように、スタバカップを片手にこの後も歩いて行きます。笑

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www.kobeijinkan.com

 

旧帝展

北野異人館街から歩くこと約2.5km。「原田の森ギャラリー」というところに向かいました。

かなり広々としていました。また、有名な建築家さんの設計でもあるようです。

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hyogo-arts.or.jp

 

ここに来た目的は「旧帝展」です。

旧帝展、正式には「旧帝国大学合同書展」といい、全国に7つある旧帝国大学の書道関係者が作品を出し合って開催される書展です。

1年に1回の開催であり、主催は持ち回りで行われます。

昨年はコロナの影響で実地開催できず、今回は大阪大学主催で2年ぶりの実施となりました。

大阪大学主催なのに神戸で行われているのがミソですね。色々大変だったんだろうなと推測します。笑

入場はもちろん無料です。というわけで早速見ていきます。

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各大学の思いも詰まったメッセージが飾られていました。

大学生の手作り感が出ていていいですね。

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各大学の書道パフォーマンスの映像が流されていました。

大学によってかなり毛色が違うのも分かります。

今はコロナでなかなかその披露の場がないのが惜しいです。

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ここからは各大学の作品ゾーンに移っていきます。

北海道大学の書道部の歴史は浅い?と思いますが、実力は高く本格派の作品が多いです。

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東北大学は人数も多く、いろんな作風を見ることができます。

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東京大学は、王道の研究をしながらも、時々(いい意味で)頭がおかしい人が出てきます。笑

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名古屋大学も書道サークルの歴史は浅いです。

ただできて数年経って、かなり上手い人が入ってきている印象を受けました。

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京都大学は歴史あり、人数も多いため、作風のひとくくりにすることはできません…。笑

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今回主催の大阪大学。かつては頭おかしい人勢揃いという印象でしたが。笑

少しずつ真面目な作風に寄ってきている印象があります。

書道パフォーマンスに力を入れる大学でもあります。

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最後に九州大学

今回人数は少し少なめでしたが、「芸術工学部」なる学部もあるくらいで、時には信じられないくらいぶっ飛んだ作品もあります。

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と軽く各大学の印象を見たところで、私が気になった作品を少しだけ貼っておきます。

まずは楊峴(ようけん)の隷書。

独特の線の震えと波磔*4が印象的なのですが、こちらの方は波磔をややゆるく書いているのが面白いです。

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こちらは徐三庚(じょさんこう)の篆書です。

一つの長い線の中で細太を変え、終筆をスッキリと見せるのが特徴ですが、それをよく表現していると思います。

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とまあこんな感じですっかり旧帝展を楽しんできました。

1年に1回の開催ですが、興味がある方はぜひご覧になって見てください。

twitter.com

 

神戸大学

原田の森ギャラリーからは約3km。ここまでそこそこの距離をすでに歩いており、かつ炎天下でダメージを受けているということもあって、すでに息もたえたえでした。笑

しかし、距離も去ることながら、坂がとにかくすごい。

下の写真のような坂がどんどん続いていきます。

大きなリュックを背負っているということもあって、かなりしんどかったです。

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こちらは別記事でも書いているので、さらっと振り返っていきます。

まずは正門。工学部のキャンパスにあるようです。

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お目当ては文学部・農学部だったので、一つ下のキャンパスに戻ります。

キャンパス内に大きな木がありました。京都大学クスノキを彷彿とさせます。

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こちらは農学部前ですが、謎の南国風の木が植えられていました。

面白いですね。笑

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農学部前には休憩用のベンチが置かれています。

私が大学受験をした際にも、このベンチを使ったのを覚えています。

というか、このベンチを見つけて、大学受験の嫌な思い出が一気に蘇ってきました。笑

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www.kobe-u.ac.jp

 

大阪大学

神戸大学からの移動は…流石に歩いていません。笑

阪急電車に乗って、最寄りの石橋阪大前まで移動し、そこから歩きました。

ただ、この大阪大学は…とにかくキャンパスが広い。大いに歩かされました。

写真は入り口にある石碑です。

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この石碑を見てから「阪大坂」と言われる道を歩いていきます。

しばらく歩いたその先に、ようやくキャンパスを捉えることができました。

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豊中総合学館」という立派な建物がありました。

阪大は、京大や神大と比べても建物が綺麗な印象があります。

この建物もとにかくでかいですね。

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また、キャンパス内には数多くの謎めいたオブジェや芸術作品?がありました。

もう何を表現しているのかは分かりません。笑

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またキャンパスが広いだけあって、キャンパス内に郵便局があります。

この辺りは、名古屋大学に通ずるものもあります。

京大・阪大・神大と関西では何かと比べられることの多い大学ですが、実際に見て回ってみるとかなり印象の違いを感じます。

私と同じように暇な方は、ぜひキャンパスを歩いて回って、その違いを感じてもらえればと思います。

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www.osaka-u.ac.jp

 

グルメ

麺匠 松風

この日の朝ご飯はメリケンパークのスタバで食べていましたが、歩き回って昼の2時を回り、流石にお腹が空いてきた…ということで、石橋阪大前駅の近くにあるラーメン屋さんに行ってきました。

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頂いたのは、まぜそばと半チャーハン。

少し甘めのタレと鰹節が聞いているまぜそばは優しい感じ。

対してチャーハンは、見た目も黒く味もしっかり目。

いい組み合わせだったのかなと思います。

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学生向けのサービスが充実しており、阪大生御用達のお店なのかなと想像してしまいました。

 

まとめ

  • 京都住みの筆者、神戸観光の経験はあまりなし
  • メリケンパークではとにかく「BE KOBE」を見たい
  • 北野異人館は歩いて通るだけでも楽しい
  • 旧帝展は見どころ十分の書展
  • 神戸大学までは地獄の坂が続く
  • 阪大豊中キャンパスは広い

雑なまとめですが、こんなところにしておこうと思います。笑

最後までお読み頂きありがとうございました。

興味がある方は以下記事もぜひご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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*1:京都から神戸は阪急でも1時間半かかるので結構遠いです。しかも梅田を経由するので、大体大阪で事足りてしまう、というのが背景です。笑

*2:乗っていたバスで痴漢被害?があり到着が1時間弱遅れてしまったのもいい思い出です…笑

*3:京都のタイムズはほとんど黄色ではないので、個人的にはこちらの方がしっくり来てしまいます。笑

*4:雑な説明ですが、横線の右側をはらいのように仕上げることをそう呼んでいます。