こんにちは。TsutayaPです。
先日、京都で行われていたドラえもん展に行ってきたので、記事にしたいと思います。
この記事はおそらく壮大なネタバレを含んでいるかと思います。ご注意ください。笑
ドラえもん展、何回行っても楽しいんだろうなと思います。
興味がある方は以下もご覧ください。
目次
THE ドラえもん展とは
そもそもこの企画はどういうものかと言うと…正確には公式サイトをご覧になって頂くとして。笑
一部抜粋すると…
「あなたのドラえもんをつくってください。」
国内外で活躍する28組のアーティストたちに、
こんなお願いをしました。
と言うことで、アーティストが思い思いに『ドラえもん』を題材とした作品を制作、まとめて展示している企画ということになります。
ドラえもんファンにとっても、純粋なアートのファンにとっても、なかなか熱い企画ではないのかなと思います。
2017年の東京を皮切りに、日本全国で開催されてきました。
私も2018年に名古屋で開催された際に、京都から見に行ったことがあります。
その時の感動が忘れられず、今回懲りずに2回目の観覧をしました。*1
写真はある程度自由に撮れますし、すでにネットにあがっているものも多いですが、せっかくなので写真多めで記事に残していきたいと思います。
ゆえに盛大なネタバレになります…。笑
ご容赦いただければと思います。
入場まで
「THE ドラえもん展 KYOTO 2021」は京都市京セラ美術館で開催されました。
私もロームシアターは入ったことがあるのですが、ここは入ったことがなかったかもしれません。*2
中にはちょいちょいドラえもんが置いてありました。
こちらはうちわで仰いでくれそうなドラえもん。
8月末だったので、まだだいぶ暑かったです。
こちらは逃げているドラえもん?
日曜日、かつ期間の終わり近くということもあってか、かなり多くの人が来られていました。
家族連れ、若者など普段こういった場所には来なさそうな人が多かったのが印象的です。
ドラえもんが未だに国民的アニメであることがよく分かりました。すごいです。
チケットは前売りでも買えますし、その場でサクッと買うことも可能です。
その場で買うと一般1400円、前売りだと1200円なので、事前に買える場合はそちらの方がお得です。
入り口にはこんなメッセージが。
あなたのドラえもんをつくってください。
ワクワクが最高潮になったところで中に入っていきます。
作品
ここからは、作品の写真だけとりあえず貼り付けて、簡単に感想を書いていきます。(長くなりそう…笑)
村上隆
ユニクロとのコラボもあったので、かなり有名なのかな?と思います。
カラフルでポップな印象、とにかくキャラクターの数が多いですね。
ドラえもん展の顔とも言える作品じゃないかなと思います。
福田美蘭『波上群仙図』
こちらは打って変わって、本格的な「アート」という感じがします。
よく見ると、不老不死の象徴である仙人がたくさん描かれているのが分かります。
それ以上に細かいことは…解説を読んでも分かりませんでした。笑
こちらは同じ作者の別の作品。
Mr.『重力ちょうせつ機』
日常と非日常が同居するシーンを描いたとのこと。
どちらかというと最近の映画のようなタッチで、新鮮さを感じる作品でした。
町田久美『星霜』
私がドラえもん展の中で一番気に入っている作品です。
Web会議ではずっと背景に使っています。笑
「おともだち」であるドラえもんを極めてシンプルに描くことを心がけた作品。素敵です。
山口晃『ノー・アイテム・デー』
4コマ漫画のようなテイストで描かれています。
イラストの雰囲気も去ることながら、ストーリーそのものもシュールで笑ってしまいました。
鴻池朋子『しずかちゃんの洞窟(へや)』
立体的かつ壁一面を占めるどでかい作品です。
これも解釈が難しい…というか私のような素人には無理ですね。笑
右下、赤ちゃんのようなジャイアンが可愛らしいです。
牛革に描かれているようです。よく思い付きますね。(褒め言葉)
奈良美智『依然としてジャイアンにリボンを取られたままのドラミちゃん@真夜中』
リボンを取られて泣いているドラミちゃん。
哀愁漂っていて、思わず目線を奪われてしました。
こちらも同じ作者の似た作品。
取られる前か返してもらった後かは分かりませんが、ちゃんとリボンをしていますね。
山本竜基『山本空間に突入するドラえもんたち』
自分の世界にもドラえもんが迷い込んでくれないか、という思いのもと制作されたようです。
ちょっと黄味がかった?色味がいいなと思いました。
近藤智美『ときどきりくつにあわないことするのが人間なのよ』
『のび太と鉄人兵団』の中でもしずかちゃんのセリフがタイトルになっています。
作者にとって理屈に合わないことが絵画であるらしいです。
しかし、素晴らしい出来です。細部の書き込みに目が奪われます。
山口英紀『ドラえもん ひみつ道具図典』
ある種キテレツ大百科のような発想もさることながら、そのクオリティにも脱帽です。
篆刻、いい味出してますね。笑
坂本友由『僕らはいつころ大人になるんだろう』
雨に打たれた?しずかちゃんがスカートを絞っているのでしょうか。
かなりリアル寄りで顔が描かれているのが興味深いです。
また、この作品は思ったより大きく、実物はかなりの迫力があります。
西尾康之『OPTICAL APPARITION(光学を用いた幻体)』
ここからは立体作品です。
ドラえもんの形をした造形物にプロジェクションマッピング?で色などを移しています。
裏が特にすごいです。
かなり筆者の思いに基づいて趣向を凝らしているとのことだったのですが…凄すぎて私には分かりませんでした。
アートを理解できるようになりたいものです。
森村泰昌&ザ・モーヤーズ『ドラス』
ドラえもんのドレス、だから「ドラス」とのこと。
それを作者をモチーフにした人形に着せています。
これまた最高にシュールで見て笑ってしまいました。
増田セバスチャン『さいごのウエポン』
これもドラえもん展ではかなり有名かもしれません。
とにかく大きくて派手で、会場内でかなりの存在感を放っています。
グッズ
こんな場所に来たらそりゃグッズも買ってしまう、ということで少しだけご紹介します。
まずはこちら。一番お気に入りの町田さんの絵のグッズ。*4
Tシャツ、マスキングテープ、マグネットを購入しました。
ちなみに、このTシャツは2018年にも買っていたのですが、好きすぎて着すぎたので早くも寿命を迎えようとしています。
ということで改めて買い直しました…アホですね。笑
あとは定番ですが、気に入った絵のポストカードを買いました。
使い道もないのにポストカードを買ってしまう*5ので、どんどん溜まってしまいます。
まとめ
というわけでドラえもん展のレポート?をしてきました。
ドラえもんというものの持つコンテンツ性が故に、ドラえもんファンでなくても、年代や性別関わらず、いろんな人が楽しめるのが魅力の展示でした。
また、1回目だけでなく何回見ても楽しめるのもいいですね。
出口にはこんなメッセージがありました。
「ドラえもんがいてくれたらと、今日も思う。」
本当にそう思います。笑
最後までお読みいただき頂きありがとうございました。
興味がある方は、以下もぜひご覧ください。