諸行無常日記

京大文学部卒の社会人が書きたいことだけを書いていきます。

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【新婚旅行(?)】夢の欧州旅行紀 #6【パリ編③/完結編】

こんにちは。TsutayaPです。

以前から夢に見ていたヨーロッパへの旅行(6泊8日)が実現しましたので、記録に残していきたいと思います。

日程的にはこれが最後で、もうこれ以上のコラム的な何かを書く元気は残っていないので、きっとこの記事が最終回になると思います。笑

 

前回の記事はこちら。

www.tsutaya-p.com

 

目次

 

観光スポット

ルーブル美術館(Musée du Louvre)

パリにある美術館ではオルセーと並ぶ双璧。確か最速で入れる時間が9時とかだったと思うのですが、その時間はすでに予約が埋まっていたので、次の枠である9時30分で予約をしてみたという感じです。

もうすでにすごい人。やっぱりルーブルの方が人気なんでしょうか…。恥ずかしながら美術館系は名前しか知らない状態で来たので「へー」としか思いませんでした。笑

物は試しということで、オーディオガイドなるものを買ってみました。日本語というのは微妙な言語で、有名な観光スポットだとぎりぎり対応してもらえるレベル感でした。

オーディオガイドとして出てきたのは…なんと3DS。これにはびっくり。日本企業の製品が使われている喜び、まだ現役で使われていることとゲーム以外の用途で使われていることにびっくりしました。

美術館内では学校の授業?修学旅行?と思わしき一行もいました。贅沢ですね。

これは知ってるぞということで写真を撮ったミロのヴィーナス。確か高校の国語の教科書か何かに載っていて、暇つぶしに写し描きしていたのを覚えています。

これはぜひ見てみたいと思っていたのがサモトラケのニケで、早速その場所へと向かいます。

いよいよご対面。美しいです。これは素直に感動したかもしれません。

しかしこれがナイキのロゴの元になったというのは不思議…どこをどうしたんだ。笑

内装も非常に美しいです。天井にも精巧な絵が描かれていますが、どうやったのか、ちょっとだけ不思議に思いました。

そしてお待ちかねのモナリザ。これも私ですら知っているレベルのものです。

めちゃくちゃ人が並んでいて、大体目の前に20分くらいかかったんじゃないかなと思います。

一瞬だけ見られたモナリザ。すごく守られているし、距離もあるしで「お、おお」という何だか微妙なリアクションで終わってしまいました。

ショップの品揃えはこんな感じで、他の有名な作品もたくさんあるとは思うのですが、なんだかんだでモナリザの存在感が一番大きいような気がします。

もう一つ別の大きなミュージアムショップに行ってみました。なんとルーブル美術館バーバパパのコラボが。モナリザの真似をしているのがあまりにシュールで、マグネットを一つ買ってしまいました。

モナリザのパーカーなんていうのもありました。これ地味に欲しかったのですが、どこで着るねんという思考になり、購入は見送りました。

色付きのサモトラケのニケ。実はなんらかサモトラケのニケの置物を買う気では来ていたのですが、あまりの値段の高さに断念。ちょっと悔しいです。

同じくミロのヴィーナス。なんかこれに色をつけてしまうのはちょっと微妙な気も…。芸術の心が足らないだけという話もあります。

www.louvre.fr

Le Petit Prince Store

地味に行ってみたかった場所。いわゆる星の王子さまショップです。

あんまり詳しくはないのですが、好きな言葉いくつかある、そんな作品です。

割と店内はファンタジーな世界観で、可愛い小物系がたくさん売られているという印象でした。

元々の絵柄よりもっとポップな?キュートな?人形まで。

トートバッグはかなりいい感じでした。こういう類のものは手軽に買えるというのもあって欲しくなってしまうのですが、結局マグカップみたいに使わなくなるというオチがあるので…やっぱり買いませんでした。笑

例のユーロ型のお土産もありました。これは買いということで即購入しました。

www.lepetitprince.com

 

サント・シャペル(Sainte-Chapelle)

ステンドガラスが有名な教会と聞いてきました。目の前に警察があって何だかものものしい雰囲気です。

時間予約をしていて、その時間になれば入れるという感じでした。

事前に聞いていた通り、綺麗なステンドガラスが見えます。すでにすごいなあと感動をしていたわけですが、実は別のフロアがあって…。

そっちの方が凄かったというオチです。出オチよりはいいのかもしれません。

もうちょっと寄って見てみました。やっぱり綺麗ですね。

そして、これもやっぱり精巧に作られているのがよく分かります。どれだけ時間をかけて作ったのか、想像するだけで気が遠くなりそうです。

あとは、なぜかピアノが置かれていました。本当に弾けるピアノ、いわゆるストリートピアノ的なものなのかは分かりませんでした。いや、弾けるといわれてもこんな厳かなところで弾きたくははないです。*1

お土産もちょっとだけご紹介。ステンドガラスを模したものがありました。これもかなりおしゃれです。何で買わなかったのかは覚えていません。

www.sainte-chapelle.fr

 

ピカソ美術館(Musée Picasso

ここもちょっと気になっていた場所。最終日ということもあって、思い残しがないように、体力が残っている限りはいけいけで行こうという考え方でした。

パリは建造物に歴史があって、どこも趣を感じるのがいいですね。日本と違って、木造ではなく石造りに近いのが功を奏しているのかもしれません。

ピカソは時代によって作風が変わるのが特徴らしく、本当に色んな絵が飾られているのが印象的でした。

抽象画に走った時代。私はいまいち絵が分からないタイプの人間なのですが、抽象画は直感的に好き嫌いが分かるので、結構見るのは好きだったりします。

もうここまで来るとよく分かりません。なんか気持ち悪いことだけは分かります。

この辺はもうさっぱり。幼稚園児でも描けるんじゃないの、とかは的外れなんでしょう。まあ、確かに書道でも同じようなことはあると思うので、これ以上言うのは野暮ということで。笑

デッサンもありました。いや、変なオリジナリティのある絵を描くためにはちゃんと下積みがいるんですね。一朝一夕でできたものではないというのはよく分かりました。

www.museepicassoparis.fr

 

Merci

「パリ お土産」とかで調べたらひっかかったので行ってみることに。この日はかなり歩いていたので、もうへとへとでした。

有名な置物?オブジェ?らしいですが車が置かれていました。

車で知らなかったのですが、いわゆるセレクトショップみたいな場所らしく「Merci」ブランドの他にも色んなものが売られていました。

壁がおしゃれ。売られているものだけでなく、内装にもこだわりのある様子が見てとれました。

これがお目当てのトートバッグ。来る前はめちゃくちゃ買う気で来ていたのですが、色が好みじゃないとか、素材が好みじゃないとか考えてしまって、結局買わずじまい。

買い物が苦手というのがよく分かりました。人生損しているかもしれません。

一つお隣の店舗では、Merciとスヌーピーのコラボなんていうのも売られていました。

お商売がお上手。

うん、確かに可愛い。これがドラえもんだったら間違いなく買ってしまっていたと思います。まあ、海外でいきなりドラえもんコラボがされる確率は低いですね。

merci-merci.com

 

グルメ

ホテル朝食(Hôtel Londres et New York)

毎回外に食べに行くとお金かかるし、そろそろホテルのでもいいかというところで、ホテルの朝食をいただきに行きました。

ロンドンのホテルよりは随分シンプルな感じ。ハムのバリエーションは豊富でした。

パンもありました。サクサクでどれも美味しかったです。

お皿に持ってみたらこんな感じ。何だか緑がなくて彩もへったくれもないですね。笑

ホテルのバイキング形式があまり得意ではない筆者なのでした。

www.hotel-lny.com

 

The Smith Bakery

このお店も実は旅行前から密かに狙っていた場所でした。

チーズケーキとかサンドイッチとかがショーケースに並んでいて、これはこれで美味しそうなのですが…。

今日の狙いはキッシュでした。スタバで売っているキッシュが地味に好きで、それを本場で食べてみたいというのが主旨。

サーモンのキッシュをチョイス。大きさや厚みが段違いですね。

このお店はキッシュで名を馳せているだけあって、味は折り紙付き。これはいい思い出になりました。

parismag.jp

 

Triadou Haussmann

パリでの(ちゃんとした)最後の食事。どこもかしこも高くて混んでいて難しい選択を迫られたのですが、たまたまホテルの近くでいい感じのお店が見つかったので行ってきました。

まずはオニオンスープから。これも食べてみたかった。見た目にはチーズたっぷりですが、思った以上にスープそのものは薄味で食べやすいです。きっと玉ねぎの効果で血液がサラサラになっていることでしょう。

ステーキとマッシュポテト。ポテトの量が異次元かつこってりした味だったのが誤算。お肉はごく普通に美味しい。最後の食事を外さなかったのは大きいです。

こちらはフィッシュ&チップス。実はロンドンではタイミングを逸して食べられなかったので、リベンジでした。この店だからかは分かりませんでしたが、揚げたてでサクサクしていて絶品でした。

旅行先で美味しいレストランが当てられるかどうかは、その旅行のクオリティを大きく左右すると思います。

triadou-haussmann.fr

 

まとめ

都合6本も記事を書くことになるとはさらさら思っていなかったわけですが、一応これにて完遂ということにしたいと思います。

全部読んだという方はそうそういないとは思いますが、もしいらっしゃれば感謝申し上げたいと思います。

 

おまけ:次の目標は

次の目標というほどではないのですが、国内旅行は割と散々したという思いはあるので、なんとなく海外旅行を狙っていきたいという思いはしています。

なぜかノルウェーに来てしまったので、そういう機会を増やせる可能性はありますが…全部全部ブログに書けるかは怪しい。笑

日本国内だと、北海道はもっと攻めてみたいですね。端っこの方まで巡ってみたいという思いがあります。

www.tsutaya-p.com

 

あとは、そもそも語学力の向上だったりとか、歴史の知識の習得だったりとか、旅行を行った時に楽しめるような事前準備も重要だなと思いました。

具体的には、英語力の向上や世界史の勉強ですね。どこかで根性を発揮する必要があるかもしれません。

今回行ったのはフランスで、ちょっとばかりフランス語ができたので、他の国よりは楽しみやすかったのかなと思います。

www.tsutaya-p.com

 

とはいえ根を詰めすぎては元も子もないので、ほどほどに人生を楽しんでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

www.tsutaya-p.com

*1:その前にそもそもピアノ弾けるのか問題というのが残っています。