こんにちは。TsutayaPです。
以前から夢に見ていたヨーロッパへの旅行(6泊8日)が実現しましたので、記録に残していきたいと思います。
前回の記事はこちら。
目次
観光スポット
オルセー美術館(Musée d'Orsay)
パリといえばここ、という観光スポットの一つ。美術館は無限にありますが、とりあえずオルセーとルーブルに行っておけば間違いないと思います。
少しのんびり目に行ったら、すでに行列が。パリ市内にはミュージアムパスというのがあって、それで入館自体はできるのですが、時間指定は別途それぞれの美術館でする必要があるという何だかめんどくさい仕組みです。
中はこんな感じで、一応いくつかのフロアに分かれています。貯蔵品を守るためか、天然の光のみが入ってくる構造です。
有名なゴッホの自画像というやつ。これは流石に教科書か何かで見たことがあったので、実物?を見られて少し感動しました。
これも同じくゴッホの有名な作品。自画像よりはこちらの方が好きだなあと思いました。絵には疎い私ですが、好きな絵ができるくらいの感受性はあったみたいです。
一つの部屋にはいくつかの絵が飾られていて、真ん中にあるベンチで休みながら鑑賞をすることもできます。
ちなみにそのベンチもいわば一つの「作品」らしいです。しかも日本人の作品とのこと。これにはびっくりしました。
そのフロアの絵を一通り見てでてきたのは、大きな時計。この美術館の中では一つの見どころらしく、写真を撮るために長い行列ができていました。
下の写真でうまく伝わるかは分かりませんが、並んで写真を撮る価値ががあるほど綺麗な場所でした。
あとは、他の有名なものもちょいちょい見ました。しろくま。可愛いですね。
落穂拾いというやつ。これも絵画に疎い私ですら知っている有名作品で、「おー」と感動してしまいました。
貯蔵品は雑に見切ったということで、少しばかりお土産を見ます。テート・ブリテンにもあったようなミッフィー。ゴッホの絵柄からインスピレーションを受けて、この服になっているみたいです。
ミッフィー×ゴッホの別バージョン。これは、元々の絵も好きになったので、迷いなく買うことができました。いい買い物です。
あとはゴッホのモノポリーなんというのも売っていました。モノポリーにあまり思い入れがなかったので買いませんでしたが、これが人生ゲームだったら買ってしまっていたかもしれません。笑
有名スポットだけあって、大満足のオルセー観光となりました。好きな人は1日でもいられると思いますし、あるいは数日連続で来るのもいいと思います。
凱旋門(Arc de Triomphe)
美術館以外では、おそらくエッフェル塔と同じくらい有名なスポットだと思います。地味に地理条件が悪くて、どうスケジュールに組み込むべきか少し悩んだのですが、割りかし暇そうなこの日の行程に無理やり突っ込みました。
凱旋門の周りは思いっきり車道になっていて、横断歩道がありません。そのため、近くまで行きたければ、地下道を使って移動することになります。
ということで、とりあえず反対側から来てみました。一応こちら側が正面ということにはなると思うのですが、違いがあまり分かりませんでした。
さらに足元まで移動。実は外観だけでなく、アーチの内側も細かく作り込まれているんですね。初めて知りました。
地面にはなんだかお墓のような場所が。第一次世界大戦で亡くなった方を弔う場所のようです。
入場自体はミュージアムパスでできるので、あとはひたすら階段で登るのみ。こちらはエッフェル塔と違って、基本的にエレベーターという選択肢*1はありません。螺旋階段をひたすら突き進んでいきます。
50mくらい登ってきました。高さそのものよりも、螺旋階段を登り続けることによる三半規管へのダメージが大きかったです。
そしてこれもエッフェル塔同様、やはりミュージアムショップがここにあります。
これも同じですが、ユーロ紙幣を模したお土産がありました。キャッシュでしか買えないということで断念したのですが、今となっては無理してでも買っておけばよかったなと思うように。そんなに高くないし、大したものではないのですが、こうした小さな後悔というのはいっぱいあります。笑
気を取り直して、外に出てみます。この日はいい天気で、なんだかごく簡単な山登りをしたような気分になりました。
景色はこんな感じ。向こうにはエッフェル塔が見えます。とあるパリの有名スポットから別の有名スポットが見えるということで、やはりパリ観光していることを再実感したのでした。
違う方向の写真も。上から見ると、凱旋門を中心として放射状に道路が伸びている様子がよく分かります。
人生で1回は直接見たい場所だなと思いました。私がミーハーすぎるという説もあります。
グルメ
カフェ・ド・フロール(Café de Flore)
ここもパリでぜひ行きたいと思っていた場所です。高校の時の先生の影響で、当時は必死に倫理を勉強したのですが、その時知ったサルトル・ボーヴォワールも来たことがあると聞いていたためです。
真正面からの一枚。街だけでなくて、普通に住んでいる人たちもおしゃれでとても絵になります。
テラスと店内の中間?というような座席があって、そちらに案内されました。
テーブルの上にはおしゃれなクロスが。といっても紙でできているもので、汚れたら簡単に取り替えることができます。なかなかいいアイデアですね。
メニューはこちら。なんだかこれも哲学書みたいな感じで、趣を感じます。
とりあえずは普通のコーヒー(だったはず)。なんだかついついコーヒーを頼んでしまいますが、実はあまりコーヒーには詳しくありません。
レーズンロールみたいなやつ。思った以上にボリューミーでしたが、味はなかなかのものでした。
クロワッサン。今見てみると、これもなかなかの大きさですね。笑
何となく頼んでみた卵。ゆで卵でなく温泉卵みたいなもので、このまま殻を割ってスプーンで食べるのが正式なやり方みたいです。異国の文化なんて知らないことばかりです。
店の名前自体は有名ですが、実際にその雰囲気もメニューもいいので、パリの中でもおすすめのカフェだと思います。
Casa Di Peppe
元々は『エミリー、パリへ行く』の中で出てくるイタリアンレストランをターゲットにしていたのですが、なぜか開いてない…というか別の店になっていました。ちょっと前年ですが仕方ないです。
ということで、急遽イタリアンぽい店を探した結果たどり着いたのがこのお店でした。
店内も明るい内装でおしゃれな感じです。なんとなく地元に人だけでなく、観光客の人もそれなりにいるという印象でした。
メニューがこちら。フランス語でしか書かれていないので、いまいち分からない…一応Google翻訳をかけながらという感じではあるのですが、最後は勘で選びました。
結果出てきたのがトリュフとチーズのピザ。これが絶品。ただし、日本人なのでフォークでピザを食べる術を知りませんでした。恥を忍んで、普段同様に手でいただきます。
これはライスコロッケみたいなやつ。確かカプリチョーザで見た覚えがあって、それが美味しかったので頼んでみました。
最後に締めのデザート。特にいちごのジェラートは、外の少し熱い気候と相まって絶品でした。
釜喜利うどん(Kamakiri Udon)
この日の晩御飯はうどん。何となく日本食を食べたい機運がまたまた高まっていて、探したところ、たまたま近くにあることが発覚しました。
見た目にはいかにも日本にあるものと変わりないうどん屋のように見えます。一部が日本語で書いてあって読めるというのがもう新鮮です。
当然なのかもしれませんが、なんと天ぷらまであります。何とありがたいことか。
普通の日本酒なんかも置かれています。お値段はそこそこするんでしょうが、そういうものが飲めるというのが外国では本当にありがたいことです。
なんかこだわりみたいことが書かれていました。ばりばり日本語で書かれているのに、その下はちゃんと外国語で補足してあるのがシュールで面白いです。
めんたい釜玉うどん的なやつとからあげ、海老天をチョイス。普通においしい。安心感が半端ないです。
普通の素うどんとおにぎり。こちらはこちらで素朴な味がしておいしいです。
外国に行くと日本人に会う確率がグッと減るので、初見で日本人っぽくても何となく外国語で会話を始めてしまうのが不思議で面白かったです。
まとめ
- オルセー美術館には有名な絵がたくさん、大時計やお土産も見逃せない
- ミーハーと言われても一度は見たい凱旋門
- カフェ・ド・フロールで哲学者気取りを
- 何となく入ってみたイタリアンレストランのピザがうまい
- フランスでも日本のうどんを食べられるありがたみを知る
ということで、この記事の本編はこの辺で終わりにしておいて、残りは少しばかりおまけを書きたいと思います。
おまけ
MONOPRIX
この日は時間があったのもあって、少し現地の普通のお店にも入ってみました。「モノプリ」と読むのですが、日本でいうところの100均?LOFT?みたいなもので、日用品から食料品までいろんなものがお手頃価格で売られています。
中はこんな感じで、思ったよりもさらに広かったです。
食料品もかなりの種類が売られています。
イギリスでもあったカップ麺が売られていました。フランスだとなかなかないと思いますが、食事が合わなくても安心です。
お惣菜もあります。これは確かキッシュか何かです。
もっと普通のお惣菜、それもアジアっぽいものも売られていました。これも言われてみれば当然なのですが、日本でヨーロッパ料理を食べるのが普通であるように、フランスでもアジア料理は普通に食べるんですね。
さすがにこれはお国柄だと思いますが、たくさんのチーズも売られていました。お土産として大量に買って帰るのは難しそうです。
写真を撮り忘れてしまったのですが、お手頃な価格のオリジナルショッピングバッグというのが売られていて、いわゆるばらまきお土産としては使いやすいと思います。
Kangoo (カングー/ルノー社製)
モノプリに説明に比べるとこちらは本当におまけです。
フランスといえばルノー、ルノーといえばカングーということで、街中では家庭用ではなく商用車としてたくさんのカングーが走っていました。
いろんな色や外装があります。後ろの窓が塗りつぶされているのが特徴かつキモみたいですね。
普通のカングーだと見ない気がするのですが、緑もありました。家庭用にするにはちょっと派手すぎかな…と思いつつシエンタでもこんな色あったなと思い出してしまいました。
というところで、この記事はこの辺にしておきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
続編はこちらです。
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