諸行無常日記

京大文学部卒の社会人が書きたいことだけを書いていきます。

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【新幹線半額】初夏の青森観光紀 #1【三内・十和田湖編】

こんにちは。TsutayaPです。

先日、はるばる青森まで行ってきましたので、例の如くその記録を残していきたいと思います。

写真多めでお伝えしますので、ゆるく読んでもらえると大変嬉しいです。

後半は以下の記事です。

www.tsutaya-p.com

 

目次

 

概要

実は、今(2021年9月30日まで)東北新幹線において、事前に予約をしておけば半額で乗車できるという破格のキャンペーンが実施されているのをご存知でしょうか。

その名も「お先にトクだ値スペシャル」。

これに気づいた、中高の同級生*1青森行きを企画し、実現したのが今回の青森行きです。

上野〜青森が9000円かからずに行けるってすごくないでしょうか?笑

今回も企画者の頭が悪かったので、殺人的スケジュール*2になってしまいました…笑

これで土日がまるまる潰れるので、なかなか社会人にはきつかったです。

 

行程

東北新幹線はやぶさ

まずは、東北新幹線で青森に行くところから。

朝の6:38に上野発、9:49に新青森着。これが「殺人的スケジュール」と言われる所以です。

筆者は比較的近いからいいですが、中には2時間弱かけてくるメンバーも…凄すぎます。

今回乗ったのは「はやぶさ」です。その青緑色の車体が美しいですね。

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車内の様子はこんな感じ。

普段乗っているのが東海道新幹線なので、ついそれと比べてしまいますが、新しくて快適でした。

リクライニングする時に、椅子が自然と前に出てくるのがすごいです。

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余談ですが、途中までは「こまち」という赤い新幹線と一緒に走ります。

面白い仕組みですね。

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というわけでやっとこさの思いでたどり着いたのが新青森駅

新幹線のホームは2010年にできたということもあり、新しさを感じます。

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広大な土地を生かした大きな駅でした。笑

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1日目のルートはこんな感じです。

一部秋田県にも入りつつ、青森市から南下して戻ってくるルートです。

ルートにはありませんが、殺人的スケジュールのクライマックスは青森市を21:00に出発して、下北半島にあるむつ市を目指すというところになります。笑

行程で長々話してもあれなので、それぞれの場所について書いていきたいと思います。

 

観光地

三内丸山遺跡

2021年5月26日、何と三内丸山遺跡含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産への登録勧告されたというニュースが出ました。

三内丸山遺跡世界遺産になるんですね!

ということもあって、これは行くしかないということもあり寄ってきました。

入り口はこんな感じ。早速その規模のデカさを感じます。笑

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入場料は410円です。

エントランスには早速どでかい縄文土器が…さすがです。

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こんな世界遺産へのメッセージを見つけました。

青森の方にとっては悲願だったのでしょうか…そう思うと胸が熱くなりますね。

まあ、すでに白神山地*3があったりはしますが。笑

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お目当ての住居跡はこんな感じ。

あー教科書で見たことある!と思いました。笑

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近くに寄って見ました。

中にも入りましたが、発酵?しているような匂いがすごかったです。

あとは、日が入らないのですが、当時の人は気にならなかったのでしょうか…分からないことがいっぱいです。

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こちらは大きな倉庫のような建物。

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中までしっかり整備されていて、ライトもついていました。

何なら消火器までありました。法律は遵守しないといけないんですね。笑

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うって変わって、こちらは子供の墓?らしいです。

住居から割と近いところにあって驚きました。

個人的な感覚だと近くにこういうものがあったら…少し嫌かもしれないです。笑

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お目当て大型掘立柱建物(6本柱)は何と工事中で見られませんでした。残念です。

興味がある方はググって見てください。

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さて遺跡は後にして、展示物も少し見てみました。

土偶の展示。土偶にも色んな種類があるんですね。

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こちらは「縄文ビッグウォール」というもので、5,120個もの縄文土器のかけらを約6mの高さに散りばめらているらしいです。

少し狂気じみていますね。笑

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復元された縄文土器も飾られていました。

欠けていてもこれだけ復元できるというのはすごいですね。気が遠くなりそうです。

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ちなみに世界遺産登録への勧告後ということもあって、テレビが取材に来ていました。

私の友人もインタビューを受けて、東北全体に流れてしまったみたいです。笑

本当は丸ごと載せたいところです。

sannaimaruyama.pref.aomori.jp

 

小坂鉱山事務所

実はここは青森県ではなく秋田県なのですが…いいところなので載せておきたいと思います。

明治期から大正期にかけて鉱産額日本一を誇った小坂町のシンボルだそうです。

入館料は330円。

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外観はこんな感じ。

木造3階建ての美しい洋風建築です。

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中には螺旋階段があります。

上から撮ると綺麗に見えることに気づきました。笑

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中も当時の雰囲気が残るようにうまく改修していますね。

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中庭?のようなところには綺麗な花が植えてありました。

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2階の窓から外を見ると…綺麗な景色が見えました。

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窓も一つ一つ丁寧に作られていていいですね。

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近くには芝居小屋もあって、明治期の和洋折衷を感じることができる珍しい場所かと思います。

一応秋田県のお土産が買えるのもありがたいです。笑

kosaka-mco.com

 

十和田湖(発荷峠)

十和田湖といっても近くまで行って見たわけではないのですが…。

発荷峠というところにある展望台からその様子を拝んできました。

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標高631mからの景色はこんな感じ。

天気が良くなかったのが少しだけ残念ですが、十和田湖を見晴らすことができて非常に良かったです。

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いい感じの石碑もあったので写真を撮っておきました。笑

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www.aptinet.jp

 

奥入瀬渓流

「おいらせ」です。

十和田湖の右上あたりにあります。

上で書いた展望台は十和田湖の左下あたりにあったので、かなり移動したことになります。笑

奥入瀬といっても広く、いくつも見るべきスポットがあるみたいです。

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まず見に行ったのが「銚子大滝」

十和田湖へと魚が登るのを防ぐ滝だったようです。

何だか魚へと思いを馳せてしまいます…。笑

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続いて「雲井の滝」

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こちらは先ほどとは違い、高さがあります。

思わず見上げてしまいました。

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最後は「阿修羅の流れ」です。

奥入瀬を代表する場所だそうです。*4

流れがぶつかっている様子が力強く、神秘的でした。

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太い木が倒れていました…何かあったのでしょうか。

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駐車スペースが必ずしもあるとは限らず、車で回るとこんな感じで路肩に駐車せざるを得ません。

本来歩くべきところだからだとは思うのですが…。笑

ご注意いただければと思います。

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酸ヶ湯温泉

「すかゆ」です。

青森市十和田湖のちょうど間くらい。

八甲田山という山の中にある、青森県でも有名な温泉です。

硫黄の匂いがすごいということで有名ですが、入る前からその匂いが伝わってきます…。

腐卵臭っていうやつですね。笑

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中はこんな感じ。ねぶたもありますね。

入浴料は1000円で、タオルも貸してもらえます。

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もう一つこの温泉が有名たる理由は…混浴だからなんですね。

「混浴を守る会」なるものによって厳重に守られています。

混浴とはいえ、男女で入れるエリアは制限されていますし、女性は所定の水着(のようなもの)を着て入ります。

ローカルルールに注意が必要です。

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入った感想としては…硫黄がすごい!

体にまとわりつき、流しても流しても匂いが取れていないように感じます。

また、長時間入っていると口の中まで気持ち悪くなってくるような気もしました。*5

温泉としては気持ちいいですが、事前に色々と準備する、あるいは知識を仕入れていくことをおすすめします。

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www.sukayu.jp

 

グルメ

あかしあ

上述、小坂鉱山事務所の2階にあるレストランです。

正直そんなに行く気はなかったのですが…腹が減っては戦ができぬ、ということで行きました。笑

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頂いたのは「ビフテキあかしあ風」(1,350円)

昔ながらの、というメニューなのでしょうか。

懐かしさを感じながら、美味しくいただきました。

他のメニューだと「鉱山煮込みハンバーグ」も美味しそうでした。

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郷土料理 津軽三味線 りんご箱

せんべい汁食べたい」というアホみたいな理由でたどり着いたのがこの店。

商業施設の地下1階にありました。

少し暗いのも相まって雰囲気がありますね。

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こんな感じで郷土料理が充実しています。

あとお酒もかなり充実していました。

車運転の都合で飲めなかったのが惜しいです…。*6

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お目当てのせんべい汁がこちら。

すいとんみたいになるんですね…面白い食感で美味しかったです。

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こちらはノーマークながら美味しかったねぶた漬け。

ご飯のお供として最高でした。

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ご飯以外にも津軽三味線の生演奏があるなど、青森の雰囲気を感じることができるいいお店でした。

居酒屋はいいですね…東京では全然行けないのでなおさらそう思ってしまいました。笑

auga-ringobako.com

 

まとめ

東北新幹線が異様に安いという理由で青森へ

世界遺産に登録見込みの三内丸山遺跡へ誰よりも早く

小坂鉱山事務所は穴場

酸ヶ湯温泉はローカルルール多し

せんべい汁は食す価値あり

 

過去に似たメンバーで行った旅行は以下をご覧ください。

www.tsutaya-p.com

www.tsutaya-p.com

www.tsutaya-p.com

*1:こうやって旅行に行ける人がいるのはありがたいですね…が

*2:どうも企画者は車でないと行けない辺境の地に魅力を感じるみたいです。笑

*3:日本の中でもかなり古い世界自然遺産です。

*4:この記事を書きながら初めて知りました…笑

*5:本当かどうかは分かりませんが…

*6:ノンアルコールビールで我慢しました。笑