こんにちは。TsutayaPです。
この記事では、社会人3年目の9月にやったこと、感じたことについて書いていきたいと思います。
※筆者は某IT系企業→インフラ系企業に転職したばかりの社員です。
前回の記事(社会人3年目8月)はこちら。
目次
行った業務
転職して1ヶ月でまだ業務というのも烏滸がましい気はしますが、多少やることも出てきたので、備忘録的に記して行きたいと思います。
株主向け施設見学会の準備
組織全体として、一般向けのイメージ向上を図っていきたいらしく、これまで実施していなかった株主向けの施設見学会を実施することになりました。
で、その主担当を入りたてほやほやの私が任されることになったというわけです。
ぶっちゃけ、初めてやるとはいえそれほど大仕事にはならないだろうという見込みから任されているのだと思います。あとは他の業務分担見合いで…というとかなり後ろ向きに聞こえてしまいますね。笑
とはいえ、その見込みが当たっている部分は多く、業者や他部署と連携を取りながら実施までの舵取りをしていくという感じです。
これはいわゆる企画業務に近くて、前職でもやっていたことなので、それほど違和感なく取り組むことができています。*1
はい、めでたしめでたし!とはいかないもので、業者からぼったくり染みた見積書が来たり、お偉いさんが自分の好みをぶつけ合ったりで、早くも前途多難の様相を呈しています…。
組織内の人間観察も兼ねて、根気強く気長にやっていきたいところです。*2
取締役会への出席と周辺対応
前項に比べると、むしろこちらが私に課せられた主業務と言えます。少し本を読んでみて、どうやらコーポレートガバナンスの主軸となるのは取締役会と株主総会だということが分かってきたのですが、早速その片方の実務にあたっています。
用語集の作成
これはどう考えても直接的な業務ではないです。笑
組織全体を理解するためにはやっておきたいという、自分のこれまでの体験に基づいて実施しているものです。
よく使う言葉というのは略して使うというのが人間の性らしいですね…というとで、そういった略語を丁寧に拾い集めてまとめるということをしています。
前職とは業界も違うので、本当に外国に来たような気分だったのですが、この作業もあってか直近の1ヶ月は理解が早くなったような気はします。
今思い出すと、大学受験の時も同じような感覚を得たことがあるように思います。
英語学習の時の単語、日本史学習の時の歴史用語のような感じです。
若いうちに自分で頑張って勉強するという経験はしておいてよかったかもしれません。*5
残業
この1ヶ月もそれほど多くなく、15時間/月ほどでした。
1日あたり30分〜1時間自然に残ってしまうことが多いので、これくらいの時間になっています。
ただ徒に残っているだけではなく、スーパーフレックスをうまく利用して、出勤の日や用事がある日(やる気が出ない日)は少し短めの勤務にしています。
スーパーフレックスという制度に少し馴染みつつあります。
12〜3月あたりは繁忙期になると聞いているので、今から楽しみです…。*6
有給休暇の消化
今月も消化はありませんでした。元々転職を見越していてスケジュールを組んでいたので、わざわざ休暇を取らなくてもすみました。
7月に遊びまわっていたのがその証拠ですね。笑
ただ組織の雰囲気としては、大事な日を外せば割と自由に休暇が取れることが分かってきたので、来月以降はちらほら取っていこうかなと画策しているところです。
転職初年度なので、有給休暇の付与が10日しかないのが悲しいところではあります。
学び、気づき
コーポレートガバナンスの重要性
非常に月並みな感想ですが、気づきとしてはあったような気がするので書いてみます。
今までこういった分野に関わることは一ミリもなかったので、そもそも企業がどういった法律の基にどういったルールを守って成り立っているのかということを理解していませんでした。
それが、いきなりその統治を効かせる側に変わって、つくづくよく考えられた制度だと感じるようになったわけです。
組織が大きくなればなるほど、上に立つ経営者や取締役が全てを把握することが難しくなるため、効率的に意思決定をしそれを伝達する必要が出てきます。また、そうした機能が適切に働いているかの監視機能も分けて設ける必要があります。
という背景を踏まえると、いかに今自分が担当している仕事が経営の中枢に近いかと感じさせられます。…いやただの組織の末端なのでどうってことないのですが。笑
経験をしておいて損がなさそう、という当初の直感自体は当たりそうで安心しました。
各人に合わせて対応を変えること
昔はいわゆる「八方美人」的な対応が嫌いで、誰に対しても同じように対応できる人に憧れていたところがありました。
ところが今となっては、そんなスタイルは自分に合ってないので、人によっていい感じに対応を使い分けることの方が重要だと思うようになったのです。
なぜこう変化したのか…自分に大した軸がないとか、人間観察が割と好きとかそういう理由からかもしれません。少し話が違いますが方言もそうで、元々は関西弁だったのに、今となっては見事に標準語を話して関東人に擬態しています。笑*7
さて、今回ともに仕事をするメンバーはどうも曲者が多いということが分かってきました。*8これは悪口ではなく、むしろ歓迎なのですが、そうなるとコミュニケーションには一工夫が必要です。
MTGでの振る舞い方、メールを打つタイミングや頻度、報連相の質など、様々な点でどのようにすべきかを考えている最中です。これがうまくいったかは…来年の3月くらいにも評価したいと思います。
用語理解の重要性
これは上の「用語集の作成」の項で書いてしまったので、あまり書くことがないのですが…。
まとめていて、つくづく自分には常識がないのだなと痛感するばかりです。
簿記2級を取ったのはいいのですが、その時の用語や、その他財務/経理的な用語がさっぱり分かっていないようです。
その辺り含めて今後の実務を通して勉強することにはなるのですが…まだまだ先は長いですね。頭が痛くなってきました。笑
「生涯勉強」という言葉を掲げ、今後も挫けずに頑張っていきたいと思います。*9
まとめ
- いよいよ本格的な業務が開始
- 神々の会合である取締役会にも初参加
- 残業は月15時間、スーパーフレックスがうまく活用できるように
- 試用期間につき、年休消費はなし
- 同じ職場には(自分も含めて)曲者が多い可能性
- とにかく用語を押さえて、業務の土台を作る日々
こうやって書いてみると、少なくとも1ヶ月目からは成長があって安心しました。
余裕があれば、転職3ヶ月目まではマンスリーのウォッチができればなと思っています。*10
おまけ:松山観光と金閣寺
この前のことなのですが、台風に追われながらちらっと松山&京都に寄ってきたので、雑に写真だけ張っておきたいと思います。
まずは道後温泉駅に併設されているスタバ。
以前、愛媛マラソンに参加した時にも寄った場所で、思い出が蘇りました。
こちらが道後温泉本館。
改修中ということで、かなりアーティスティックな見た目になっていました。
松山は路面電車がかなり便利で、移動の際にはかなりお世話になりました。
車内には名物の一六タルトもありました。吊り革になっていて可愛かったです。
ちなみに鯛めしも食べました。
どこで食べても大体美味しいのが嬉しいところです。
その後はなぜか夜行バスで金閣寺に。
久々にこの神々しい風景を。何回見ても飽きません。
ついでに念願だった御朱印帳も買ってしまいました。
これで御朱印集めも始めてしまう可能性がありますね。笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下も是非ご覧ください。
*1:今までやってきたことが完全に無駄になることはないなと実感できたので、少し嬉しかったりしました。
*2:うまくいったら人事評価上げてもらえないかなあ…
*3:もし自分が取締役になれば…いや、ないか。
*4:ちゃんと数年で異動できると聞いて転職してきたので。笑
*5:「いや、言うて勉強してないやん」と言うツッコミはなしでお願いします…
*6:震えて待っているところです。
*7:京都っぽい言葉も話せるやで。
*8:筆者も頭がおかしいという指摘をよく受けるので、どっこいどっこいですかね。
*9:いや、唐突な決意表明。
*10:この記事も資格取得の勉強に追われながらも、何とか書くことができました。