こんにちは。TsutayaPです。
先日、ありがたいことに再び高校時代の知り合いとちょっくら房総半島のあちこちに行ってきたので、まとめていきたいと思います。
事前知識は全くなかったのですが、できる?知人の準備もあって、無事に回ることができました。大変にありがたいです。*1
同じ知り合いと行った観光は以下でもご覧いただけます。
目次
概要
今回も、突然のLINEによるお誘いからスタートしました。
「千葉一周の日帰りを実施」という何とも簡素なメッセージでしたが、過去の旅行経験から少し怖さを覚えます…。結果的には割と普通の観光だったので安心しましたが。笑
これで栃木→群馬→神奈川→千葉と網羅できたので、関東の観光も進んだなあと思いました。*2
なお、本ブログは上述のお誘いをしてくれた知人もたまに読んでいるらしく、あまり変なことは書けないようです。
行程
今回は秋葉原ではなく、西船橋のレンタカーショップ集合(朝7:00)で以下スポットを回ってきました。意外と遠かったので早起きがしんどかったです。*3
こうして並べて見ると、いつもにも増して寺多めだったなと思います。
少し田舎っぽい街から離れたところを周っていたので当然かもしれませんが。笑
名前だけ見ると有名どころという感じがしないかもしれませんが、実際に行ってみるとそれなりに面白いところが多かったです。
観光地
笠森寺
西船橋駅から60kmほど離れたところ、車で1時間ほどのところにあるお寺です。
千葉県の中腹、チーバくんでいうところのお腹のあたりです。*4
少しだけ山を登って入っていくような感じでした。
こんな感じで中へ中へと入っていきます。
階段の段数もそれほど多くなく、傾斜もキツくないので、いい運動になりました。
道中に「三本杉」なるものがありました。
根本は完全に一体化していて、そこから3つに分かれているみたいです。
すごい生命力ですね…。
門を潜って境内へと入っていきます。
創建は784年、開いたのは最澄ということで、極めて歴史のあるお寺です。
この日は空が澄んでいて、とても綺麗でした。
これが有名な「観音堂」です。
下から見てもなかなか高さがありますね。
建物自体は大岩の上に建てられており、「四方懸造」という構造だそうです。
これは極めて珍しく、重要文化財に指定されています。
こんな不安定なところに建てるなんて、相当な技術があってのことだなと感心しました。
拝観料は大人300円。払って中に入ってみます。
下から見ていた通りで、上から見てもなかなかの高さです。
高所恐怖症の私としては足がすくんでしまいます。
別の場所からも見てましたが、季節柄何とも味気ない光景でした。笑
桜の季節になったら、色づいた木々が見られるのかなと思いました。
観音堂へ向かう途中には、「霊木“子授楠”」があります。
倒れて向かいの地面にもたれかかっています。すごいバランスですね。
子授楠の根本には、人間が通れるような穴があります。
ここを潜ると子授のご利益があるということで、いろんな人がそのご利益にあずかるために来ているそうです。
私も潜ってみましたが、思った以上に小さくて苦労しました。笑
お隣には池もありました。
なんか漢詩とか和歌とか読めそうな、落ち着いた感じの場所です。
まさに「パワースポット」という感じの場所でした。
自然も多くてリラックスできそうです。
長福寿寺
今回の日帰り旅でも、一際異彩の場所です。笑
場所は、笠森寺のすぐそば(車で5分弱)のところにあります。
近づいて見ると、BGMとして「ハイテンションジブリ」なるものが流れていて、お寺とは到底思えない雰囲気でした。
なんでも金運が売りらしく、あちらこちらでそのアピールがされていました。
このポスターでは怪しげな金運グッズが紹介されていますね。もちろん買いませんでした。
その金運の象徴が「吉ゾウくん」です。
突如舞い降りたゾウが数多くの人を幸せに導いたという伝説から、こうして今も祀られているとのこと。
実際、そのご利益に預かろうと周りには多くの人が集まっていました。
こちらは「結愛(ゆめ)ちゃん」で、主に恋愛運のご利益があるとのこと。
金運の吉ゾウくんと比べると全然人が集まっていませんでしたが…。
こんな感じで、いかにご利益があるかという説明がされていました。
30〜40くらいの男性が若い女性と結婚して子宝に恵まれた、みたいな話が載っていました。…なんか複雑な気持ちになります。笑
近くの売店では、吉ゾウくんのぬいぐるみが売られていました。
これはこれで確かにありかな、かわいいなと思ってしまいました。…買いませんでした。
他にも金運を試すおみくじがたくさん並んでいました。
中でも一際輝く金色のおみくじがあったので試してみました。
おみくじがあるとつい引きたくなってしまいます。
ということで中を見てみると、末吉〜小吉に該当するとの結果。あまり良くなかったですね。
こうなると引かなくてよかったなどと思ってしまいます。
これまた(色んな意味で)頭がイカれているお寺でしたが、観光するだけなら楽しいのでおすすめです。是非行ってみてください。
清澄寺
先程の怪しげなお寺からはだいぶ南へ行き、鴨川市というほとんど海沿いのところまで来ました。
チーバくんでいくとお尻〜足先あたりですね。
日蓮宗のお寺ということでした。
本堂はこんな感じ。
今でこそ日蓮宗ですが、天台宗→真言宗→日蓮宗という変遷があったようです。
これまた不思議なお寺ですね。
何かよく分からないですが、綺麗な建物だったので、とりあえず写真だけ撮っておきました。笑
本堂の前に鐘がありました。
お堂自体は割と新しい*5らしく、また鐘の側面には奉納社に氏名が彫られているとのことでした。
天然記念物に指定されている「清澄の大スギ」(きよずみのおおすぎ)です。
地域の人の伝承では樹齢1000年とも言われ、「千年スギ」と呼ばれ、親しまれているとのこと。
確かに立派な杉でした。
そして、こちらが目玉?の「清澄仏舎利塔」です。
インドやスリランカの仏教建築を参考にした結果、このようなデザインになったらしいです。
確かに一目ではインドのタージマハルを想起してしまいました。
山の上にあったので景色はいかほどかと見てみたのですが、スギばかりで海は全く見られませんでした。
ここまで景色を望むことができていません。笑
これまた特徴的なお寺で観光のしがいがありました。
千葉県には面白い寺がたくさんあるんですね。
館山城跡
鴨川市から移動し、さらに千葉県の先端、チーバくんのつま先を目指しました。
『南総里見八犬伝』で有名な館山城に来ました。
ずいぶん綺麗だなと思ったのですが「模擬天守」というものだそうです。
1982年に再建されたものです。とはいえ、雰囲気はよく出ています。
この天守の中が博物館になっていて、『南総里見八犬伝』の展示がされていました。*6
その近くには「恋人の聖地」なるものがありました。
こういう場所最近多いなあと思います。笑
ここからは待望のいい景色を見ることができました。
先程の模擬天守を登って見た景色です。
海が近いこともあって、気分が開放的になりました。
こちらも綺麗です。
奥に見えているのが洲崎で、まさに千葉県のつま先です。
いい感じの顔出しボード(日付つき)があったので、写真を取っておきました。
とにかく城全体で『八犬伝』を推していたのが印象的です。
場内には早咲きの桜がありました。
「河津桜」(カワヅザクラ)と言って、2月上旬から開花しはじめるそうです。
公園にもは茶屋がありました。
オーソドックスなものから、少しゲテモノ?の団子まで色んなものが売られていました。
上総湊港海浜公園
予定していた場所が空いておらず、とりあえず海行くかという勢いから来た場所です。
この日は2月ながら暑かったので、非常に気持ちよかったです。
とにかく流木が多かったので、野球もどきをして遊んでいました。
社会人が何をやっているんだという感じですが。笑
あとは砂浜ダッシュもしました。社会人が何w(ry
テトラポットが埋まっていました。だから何だという話ですが。笑
悩んだ時に海に行く人は多いと思うのですが、あながち間違っていないなと思いました。
グルメ
まるよ食堂
意外と道中でおやつを食べる場所がなかったので、お昼ご飯だけの紹介になります。
鴨川市のほぼ海沿いにある定食屋さんです。
かなりメディアでも紹介されていることから知名度も高く、特に週末はかなり混雑するようです。
天丼がかなり有名と聞いていたので悩んだのですが…ちょっとさっぱりしたものが食べたくなったので、「トロサーモンいくら丼」にしました。
わさびが葉っぱの形になっているのが可愛いです。
ついでになめろうも頼んでみました。
まさに漁師飯という感じで、手軽つまめるのでよかったです。
まとめ
- 笠森寺は安産祈願もできるパワースポット
- 長福寿寺は金運全振りの怪しげな場所
- 清澄寺にはインド様式の建物あり
- 館山城で景色と『八犬伝』を楽しむ
- とりあえず海に行くと気持ちが開放的になる
- まるよ食堂は前評判通りの美味しさ
ということで房総半島で暴走した思い出を極めて雑多に書いてきましたが、そこそこ楽しめたような気がします。
オーソドックスな観光地を回るのと同時に、今回のようなマイナーかつ人が多くない場所を巡るような観光もしていきたいと思いました。
やる気(とお金)がある限り、まだまだ色んな場所に行けたら、そして余裕があればこうして記事にまとめて行けたらと思います。
おまけ
今回の「房総半島を"暴走"」というのは発起人の言葉をそのまま借りているのですが、この駄洒落自体は昔からありそうだな、ということで少しネットで調べてみると。
アンサイクロペディアにページがありました。
千葉県なのに「千葉半島」とは名付けられず、「暴走半島」という名前になったのには、主に以下のような2つの理由がある。
時々本州が(前述)右腕を動かした場合に、この半島が動いて暴れているように見えるため「暴走半島」。
この地に暴走族が多く生息しており、治安が悪いため「暴走半島」。
いやー、相変わらず素晴らしくひどい書きっぷりです。笑
同じようなタイトルでブログを書いていらっしゃる方もいました。
見切り発車で書き始めたら着地点を失ったので、大人しくこの辺りで終わりにしておきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下も是非ご覧ください。