こんにちは。TsutayaPです。
先日、ありがたいことに再び高校時代の知り合いとちょっくら横須賀に行ってきたので、まとめていきたいと思います。
横須賀に対する事前知識が全くなかったのですが、エスコートもあって無事に回ることができました。大変にありがたいです。
同じ知り合いと行った観光は以下でもご覧いただけます。
(余談)1回書いた記事が消えてしまって悲しいです。笑
目次
概要
今回も話は「12月○日空いている?」というところからスタートしました。
私はワンちゃん京都出張があるという感じだったので「行けへんかもしれんなあ」と雑に答えていたのですが、結局その出張がなくなってしまったため、仕方なく喜んで横須賀観光へと出かけました。
ちなみに、このメンバーで出かける際は毎回鬼畜行程になることばかりだったのですが、今回は比較的普通の行程となったので、気持ちに余裕を持って回ることができました。*1
行程
秋葉原のレンタカーショップで車を借り、横須賀から三浦半島をぐるっと回ってきました。
具体的には以下のようなルートです。
朝7時スタートだったのでやはりそこは多少鬼畜でした。笑
出発は早かったですが、各観光スポットでは時間に急かされることはなく、見終わったら行こうかという感じだったので、そこはよかったです。
観光地
猿島
今回のメイン観光スポットの1つです。車で乗船場までは1時間半弱。
島まではこんな船に乗って行きます。所要時間は10分で、乗船料は往復で1,400円。
結構しますね。笑
乗るとすぐにその猿島が見えてきます。
一緒に乗っていた小学生に混ざって最前列を確保し、船からの風景を楽しんできました。
ということですぐに着いて、島へと降り立ちます。
ちなみに猿島に猿がいるというわけではないとのこと。
日蓮上人が嵐に遭って方角を見失った時に、一匹の猿が島へ導びいて難を逃れたとされる場所だから、この名前になったと言われているらしいです。
少し歩いてみるとこの風景。
自然と程よく廃れた建物のバランスが素晴らしいです。
「天空の城ラピュタ」にそっくりとも言われています。
佐渡にある「北沢浮遊選鉱城跡」にもかなり似ていると思いました。
島について振り返ると、富士山が美しく空に映えていました。
ベタだと分かってはいるものの、ついつい写真を撮ってしまうのが日本人の性です。
廃れた建物も割とそのまま残っていたりします。
中の空間にも自由に入ることが可能です。
なぜか猿島には「愛のトンネル」なる恋人たちに用意されたものがあります。
見た目は美しいです。
中も確かに雰囲気はいいですね。
こういうところを手を繋いでカップルで歩くとご利益がある、そんな感じだと思います。
近くの壁には多数の落書きがあります。
そのせいもあってか、今では落書き禁止と明記されています。
こんな痛い?落書きもあったりします。*2
こういう時期、多分誰にでもあると思います。
最後にやってきたのは東京湾に面する砲台跡です。
悲劇に満ちた先の大戦のためにこしらえられた場所でしょうか。
昔は歴史を持っていた場所も、今となってはただ無人島になっていることに無慈悲な歴史の流れを感じます。
記念艦三笠
猿島から船で帰ってきて、すぐにお隣にある三笠を観に行きました。
日露戦争出の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊と戦って勝利を収めた戦艦として有名です。
観覧料金は大人1人600円です。
中にはお馴染みの蝋人形。
こういうところに置かれていると妙にリアルで怖いですよね…。笑
名古屋の「南極観測船ふじ」でも似た雰囲気を感じました。笑
このように砲台も残されています。
自分で動かせたりもするので結構楽しいです。
こちらが「Z旗」です。
東郷平八郎が海戦の際に、この旗を掲げて士気の高揚を測ったとのこと。
「Z旗を掲げる」という日本独自の慣用句のもとにもなったエピソードです。
船内に入っていくと、シミュレーションゲームが用意されていました。
日本海海戦の戦略を再現して楽しむというもの。
ただ操作がかなり難しく、誰もクリアできませんでした。笑
さらに進むと展示ゾーンがあり、軍服?制服?がありました。
かっこいいですね。
書道好きとしては、東郷の書にも目を奪われてしましました。
力強い書風ですが、かなり上手いですよね。さらっとこれだけ書けるのが羨ましいです。
再び外に出て周りを眺めてみます。
今は穏やかな横須賀の風景を望むことができました。
いい感じのコーナーがあったので記念写真(人なし)を撮ってきました。*3
この記念艦「三笠」の目の前にある広場には東郷の銅像があります。
彼の日露戦争での立ち回りが、明治後期以降の日本の発展に大きく寄与したと思います。
観音埼灯台
記念艦「三笠」からは車で約15分。三浦半島の東端にあります。
「かんのんさき」と読むそうです。
車から降りるとすぐに海の香りがしてきます。*4
振り返って見るとお目当ての灯台があります。
なるほどあそこまで登らないといけないのかと考えると、ほんの少しだけ憂鬱になりますね。笑
気合を入れて登ってきました。少ししんどかったです。
真っ白で綺麗な灯台です。中に入るのに寄付金として300円が必要です。
こんな螺旋階段をひたすら登って行きます。
ちなみに登れる灯台というのは全国に16しかなく、少々珍しいみたいです。
以前、登れる灯台の1つである青森の「尻屋埼灯台」には行きましたが、コロナの影響もあって登ることはできませんでした。
登った後の風景はこんな感じ。
そこそこ高さがあるのと柵が低いのとで、高所恐怖症の私にとってはなかなか耐えがたい場所でした。
ペリー公園/上陸碑
がっつりではなくおまけ程度に寄った場所ですが、せっかくなのでご紹介します。
横須賀といえばということで、かの有名なペリーが久里浜海岸に上陸したことを記念する碑です。
とにかくどでかくてびっくりします。周りにある白いチェーンは潮風対策のためか、かなり太いものになっていました。
近寄って見てみます。
伊藤博文が書いたという美しい文字が刻まれています。惚れ惚れしてしまいますね。
ペリーを漢字で書くと「伯理」になるというのも面白いです。
脇にはペリー記念館がありました。
時間の関係などもあり立ち寄らなかったのですが、内容自体は面白そうで、機会があれば行ってみたい場所です。
城ヶ島灯台
様々な基準を満たして「恋する灯台」に認定されているみたいです。
釣りをしている人が多くいらっしゃいました。
奥の方まで歩いていくうちに、夕暮れが進んできました。
富士山と夕焼けのコラボレーションがとても美しいです。
これは写真に撮っても許されると思います。笑
夕焼けと影のコントラストでいい感じの写真が撮れたので載せておきます。
発想としてはありきたりだと思いますが、自分で撮ると楽しいです。
振り返って灯台を見てみます。
なんとなく近くにありそうなのですが、ルートが分からずかなり苦労しました。
あれこれ探しながらようやく灯台の近くまで。
謎の像がありました。アーティスティックすぎてついていけません。笑
灯台の真下まで来ました。
観音埼灯台と違って丸型なんですね。こういった形の違いも面白いです。
点灯120周年記念碑なるものもありました。
今ある灯台の多くは古くから日本の海を見守ってきてくれたのだなと感じます。
グルメ
猿島オーシャンズキッチン
猿島内にある飲食店です。少し小腹が空いていたので思わず目に留まってしまいました。
食べたのは「地魚フライ串-横須賀野菜のタルタル-」(500円)
普通に十分においしかったです。
どぶ板食堂 Perry
横須賀には「どぶ板通り」なるものがあります。
日本とアメリカの空気が融合した、すごく不思議な場所です。スカジャンを売っている店も多かったです。
ご飯はここでカレーかハンバーガーをということだったので、両方食べられる「よこすか海軍プレート(デラックス)」(1,900円)にしました。
海軍カレー、ハンバーガー、チェリーチーズケーキまでついていて大満足でした。
まとめ
- 今回は比較的ゆとりを持った行程
- 猿島は「ラピュタ」さながらの風景
- 記念館三笠でリアルな蝋人形にびっくり
- 登れる灯台「観音埼灯台」は貴重な存在
- 城ヶ島灯台では夕焼けを満喫
- 横須賀といえばカレー/ハンバーガーは欠かせない
ということでコンパクトながら、非常に充実した観光ができたのではないかなと思います。
毎度思っていますが、車があると便利なシチュエーションも多いですよね…。
欲しい欲しいとは思いつつ、お金を考えると手が出ない現状です。笑
おまけ
今回は行程の関係もあって非常に早く東京に帰ってくることができました。
ただ車で入れるご飯屋さんがなかったため、先に車を返して居酒屋に行ってきました。*5
ビールといえばプレモル、ということでしっかり飲んできました。
ラテアートみたいになっているのが面白いですね。
人と会ったり、お酒を飲んだりすると消耗することも多いですが、たまにはこういうのもいいなと思いました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
興味がある方は以下も是非ご覧ください。