こんにちは。TsutayaPです。
先日、日本百名山の中の一つである筑波山に登頂しましたので、記事にしていきたいと思います。
お手軽なハイキングくらいのつもりで行ったのですが、すっかり痛い目に遭ってしまいました。笑
今後の自分への戒めも含みつつ緩くまとめていきたいと思います。
目次
概要
筑波山とは
Wikipediaを参照してみます。
筑波山神社の境内地で西側の男体山(標高871 m)と東側の女体山(標高877 m)からなる。
富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称される。
877mの山を日本一の富士山と比較するのはいかがなものかとは思いましたが…。笑
また、日本百名山の一つでもあります。もちろん一番低い山です。
じゃあ難易度はいかほどか、ということで下記サイトを参照してみます。
難易度/体力度ともに3段階中の1という評価でした。
「簡単やん」と思った、そこのあなた。そううまくはいきませんよ。*1
これはあくまで日本百名山の中で比較したらという話であって、散歩やハイキングと比較するのであれば、それはもう違います。
筑波山の場合は、「登山」という言葉が似合いますね。
なぜ登るのか
「そこに山があるから」みたいなかっこいい理由ではありません。笑
実は、ひょんなノリから8月に富士山登山計画を立ててしまいました。
メンバーはたまに出かけている高校同級生メンツ。悪い仲間がいるものです。
ちなみに同じメンバーで行った旅行はこちら。
富士山くらいであればノリで登れる!という話も聞いたりするのですが、やはり多少準備はして登りたいということで、慣らし登山としてこの筑波山登山を決めました。
ところが、私自身は筑波山について何の情報も入れていなかったので、前の日たらふくお酒を飲んでしまっていました。*2
ということで軽いレジャー気分で筑波山に行って絶望したというわけです。
これから行かれる方はぜひご注意いただければと思います。笑
登山の様子
筑波山神社
登山のスタートはこの場所から。
都内からは車で1時間半弱という場所にあります。近いとは言ってもそれなりに距離はあります。
まずは神社へのお参りをします。
中には君が代の中でも登場するさざれ石が置いてありました。
歌詞のように苔は蒸していませんでしたが、今後蒸すことがあるのでしょうか。
「参拝記念」というボードが見えたので写真を撮ってしまいました。
ここでは無難に、この後の登山が無事終わることをお願いしておきました。
登山中
ということで本格的に登り始めていきます。
まずは東側にある女体山(にょたいさん)の山頂を目指します。
筑波山神社は標高270mほどのところなので、およそ600mを登ることになります。
登山コースはいくつかあるのですが、割と長くてきついけどそれなりに楽しいという「白雲橋コース」にしました。
距離にして約2.8km、時間だと約110分というコースです。
距離だけ聞くと全然かなと思ったのですが、これも登山トラップで、実際には全然そんなことありませんでした…。
この分岐のあたりから本格的な山道へと入っていきます。私も覚悟を決めました。笑
登り初めの頃の気温が約28度と出ていたのですが、山の中はもう少しは低かったのかなと思います。ただ、確かに少し暑さは感じました。
長袖でぎりぎりといったぐらいです。
登りの上から振り返るようなアングルで撮ってみたのですが、あまり傾斜具合が伝わらないですね。
この辺りまで来ると足場や傾斜も含めて完全に山道と言えます。ずっと登っていくのは思ったよりしんどかったです。
しんどいなあと思っていると、いいタイミングで休憩場所が出てきたりします。
弁慶茶屋跡というそうです。
日差しが遮られていないので少し暑いですが、平地で腰を落ち着けて休める場所があるというのは大変ありがたかったです。
短い休憩を挟んだ後は、筑波山の名所がいくつか出てきます。
まずは弁慶七戻り。弁慶も七戻りしたと言われている場所だそうです。
大きな石が上に乗っかっていて、それが絶妙なバランスで保たれていました。
通るときは少し怖かったです。
高天原(たかまがはら)もありました。
日本神話にも出てくる場所ですが、そんな神々しい場所に来てしまったのかと錯覚しました。笑*3
最後は母の胎内潜り。通り抜けるとご利益があるそうです。
この他にも、お金のご利益がありそうな場所が多くありました。
ただ、岩場も多く体力的にも少ししんどかったので、写真は撮っていません。笑
女体山山頂
色々苦労がありながらも、まずは女体山を完登しました。
時間は正確には測っていないのですが、ちんたら登って筑波山神社から100~110分ほどだった気がします。
山登りというのはこれほど達成感があるのかと思いました。
近くに小学生の集団もいたので、少し情けない気持ちもありましたが。笑
岩場の方に進んでみて、街を見渡してみます。
筑波の綺麗な緑がよく見えます。これを見ると、やっぱり登った甲斐があったなと思いますね。
赤いシャツの男性はかなり奥まで行っていたのでびっくりしました。
なお私は高所恐怖症なのですが、この場所はそれほど怖く感じませんでした。
私は普段何を怖がっているんですかね。笑
コマ展望台
女体山から男体山に向かうため、その繋ぎとなる場所を通りました。
こんな感じで、2つの山の間は平地になっていて、お昼ご飯を食べられる店が立ち並んでいました。
コマ展望台という場所がありました。
そこそこ古い建物で、かつお隣の山から見た景色の方がいいので、もはや存在意義が薄くなっているのかもしれません。
何でも以前は2階にあるレストランが回っていたとのことで、それは見てみたかったような気がしました。
ケーブルカーの筑波山頂駅もあります。
筑波山神社の横にある宮脇駅からは何と8分で登れるということで、これはびっくり。
こっちは2時間弱かけて登ってきたのに…そんなところで張り合っても仕方ないのですが。笑
自分の足で歩いてきたことに意味があるんですよね。
自動販売機もありましたが、しっかり山頂価格になっていました。
ただ暑かったので、仕方なく水を買いました。うまい商売です。
昭和天皇が筑波山への御行時に詠まれた歌が石碑になっていました。
『はるとらのを ま白き花の 穂にいでて おもしろきかな 筑波山の道』
男体山山頂
西側にある男体山にも登ってきました。
こちらは標高871mということで、気持ち女体山よりは低いです。
ここからは約15分。距離はまずまずありますが、これまで登ってきたことを考えると大したことないです。
感覚がバグっています。ただし、心肺的には完全に楽ではないといった感じです。
登頂して写真を撮ってみました。こちらは高所恐怖症が発動してしまったので、あまり写真が撮れませんでした。笑
女体山からの眺めと比較すると、さらに緑が多いようにも感じます。
下山中
やること終わったら、とっとと下山します。
休んでいると動く気が失せてくるので、やる気があるうちに行動開始するのが大切です。
帰りは御幸ヶ原コースで下っていきます。距離にして約2km、約70分の道のりです。
白雲橋コースよりは気持ち舗装されているので、歩きやすい印象でした。
ただそれでもそれなりに傾斜はあり、これは降りていくのは疲れました。
下から見るとこんな感じ。
登るときは精神的にやられますが、下りる時は肉体的、特に膝の辺りがやられます。
足元が悪いと怪我もしやすそうなので、下りは注意が必要だなと感じました。
ケーブルカーの通り道も見えました。
これに乗って降りられたらどれほど楽かと…まあこんなので甘えていたら富士山はまた夢の夢なので、根性で下りました。
時間は、確かも案内通りの70分くらいだった気がします。20分ごとくらいに休憩を入れたので、思ったより時間がかかったみたいです。
ということで、筑波山神社まで帰ってきました。
富士山には到底及ばない強度だとは思うのですが、それでも登っておいてよかったような気がします。
登山に対する甘い意識が見事に叩き直されました。笑
グルメ
みゆき茶屋
女体山に登った後、男体山との間にある休憩場所でお昼ご飯を食べました。
名物のつくばうどんです。つくねやごぼうも入っていて、栄養満点という感じでした。
まさに身に沁みる味です。
コーヒー
一緒に登った知人がアウトドアに精通しているということで、面白い小道具を持ってきてくれていました。
筑波山では一部火を使える場所があるのですが、そこで簡易的にコーヒーを作ってくれるとのこと。
便利な道具があるんですね…値は貼りそうですが、機会があれば買ってみたいと思うような品物です。
お湯が沸くと、そのままコーヒーをドリップしていきます。
豆持参してその場で挽いてくれました。至れり尽せりです。ありがたい。
できたコーヒーはこんな感じ。
カフェインレスなので、運動中に飲んでも大きな影響はありません。
まとめ
- 筑波山は標高877m、日本百名山では一番低い山
- 登りは白雲橋コース、距離は長く岩場も多い
- 女体山山頂は景色良だが結構怖い
- 女体山と男体山の間にはご飯屋さんが立ち並ぶ
- 帰りは御幸ヶ原コース、距離は短いがそれなりにはきつい
- 頂上で飲むコーヒーはうまい
- 登山を舐めてはいけない
ということで、一番最後が重要な気がします。笑
富士山登山には心して望み、このブログでも登頂報告の記事が書ければいいなあ…頑張ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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