諸行無常日記

元京大生の社会人が書きたいことを適当に書いていきます。

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【エッセイ#1】「エッセイ」とは何か考えてみる。

こんにちは。TsutayaPです。

前々から、ブログをやった暁には単なる役立ち情報だったり、特別な記憶の記録だけでなく、日々の生活の中でふと考えついたことを書いていきたいなと思っていました。

世間ではそれを「随筆」「エッセイ」なんて呼んだりするのでしょうか。

…という思いだけ持っていても一生書き始めないということが分かってしまったので、とにかくまずはキックオフの記事を書こうということでやっていきたいと思います。

こういうのは慣れないのではちゃめちゃな内容かもしれませんが、暖かく見守っていただけますと幸いです。笑

 

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興味がある方は以下もご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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目次

 

1. そもそも「エッセイ」とは

まずは文学部の端くれらしく、言葉の持つ意味・定義みたいなのを考えてみたいと思います。

「随筆」(エッセイ)とは、文学における一形式で、筆者の体験や読書などから得た知識をもとに、それに対する感想・思索・思想をまとめた散文である。

Wikipediaより)

かなり分かりやすいですね。ようは何書いても大丈夫だよ、と読めなくもないですが。笑

ちなみに「エッセイ」(essei)の原義は「試み」、有名なのは哲学者モンテーニュの『エセー』でしょうか。 

なるほど、なんとなくぼんやりとしていた「エッセイ」が少しずつ明らかになってきました。

 

日本に目を向けてみると、古くは清少納言枕草子』に始まり、鴨長明方丈記』や吉田兼好徒然草』といった作品が綴られました。

清少納言というとこんな方。(いらすとやより)

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今だと、作家さんだけでなく、俳優・芸人・漫画家など、さらにはYouTuberや一般人に近いような人まで自由に「エッセイ」を書いているように思います。

色んな人が何を考えているのか、その頭の中を少し覗いてみるのに「エッセイ」は非常に有効なものと感じます。

漫画『ちびまる子ちゃん』の作者として有名なさくらももこさんはエッセイストとしても有名でした。(代表作『もものかんづめ』)

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チャンネル登録者50万人以上のYouTuber、岡奈なな子さんも最近『余計なものもいとおしくて』というエッセイを発売しました。

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2. 日々頭の中に浮かんでくる「ヨシナシゴト」

普段暮らしているだけで、些細な気づき・発見・感想といったものが頭に浮かんできますよね。特に私なんかは、常時頭の中で何か考えをこねくり回しています。笑

この辺りは、私の「タイプ」みたいです。

www.tsutaya-p.com

そういったことを自分の中に留めるだけでなく、誰かに話したい・伝えたいと思うことがあります。

上記を達成するために、主にTwitterという場が使われてきたかと思うのですが、140字という制限が手軽に感じる反面、逆にもっと書きたい!と思うこともありました。笑

また、Twitterは基本的にフォロワーに対して呟きを見せていますが、そうでなく不特定の、自分の知らない誰かに見てほしいと思うようになりました。

ということで、上手くこのブログを活用して、頭の中にあることをいい感じに文章にしていこう!となったわけです。

 

この小タイトルにしている「ヨシナシゴト」(=由無し事)とは、「とりとめもないこと」「つまらないこと」という意味で、『徒然草』の冒頭でも使われている言葉です。

そして、白血病と闘っている私の知り合いが書いているブログのタイトルにも使われています。

yoshinashigoto.hatenablog.jp

彼の素の文章力*1、死と向き合っているからこそ書ける内容には内容には全くもって及びませんが、彼の文章に魅せられた人間として、少しでも追いかけていこうと思います。

※追記:2021年6月6日に旅立って行かれました。ご冥福をお祈りいたします。

 

3. 書くことの持つ意味

自分の頭の中にあることを、文字に書き起こすというのは意外と難しいものです。

ただ、人と関わりながら生きていくことがどうしても必要な我々にとっては、「書く力」は必要な力でもあります。

他人に自分のことを完全に分かってもらうなんてできやしないわけですが、少しでも「ズレ」を減らすために、自己表現力としての書く力を大切にする意味は大きいのかなと考えています。

また副次的にですが、書けばもの(文章、記録)が残ります。これが意外と大きいなと考えています。

前の自分はどう考えていたのか、先人たちはどう思っていたのか、文章を読めば手にとるように分かります。

自分の思いを文章化することで、大袈裟に言えば財産がどんどん増えていくような感じです。笑

これ以上、熱心に書こうとすると中身がすかすかになりそうなので、この辺にしておきます。

のび太も楽はしたいけど、やっぱり何か書きたいらしい。

(23巻「もはん手紙ペン」より)

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ちなみに、日記を書いている人の割合については、以下のような記事がありました。

www.excite.co.jp

全体的に女性の方が多いですね。やはりマメなんでしょうか?笑

また、手書きを大切にしている点も深いですね。

書道をかじっていた身として手書きのよさ・大切さも多少分かるのですが、Webでの共有・管理・何より所要時間を考えるとブログ形式がしっくりきます。笑

 

4. これから

というわけで、これからは月1回(できれば2週間に1回…)以下のような感じのことをエッセイとして書いていきたいと思います。

例えば

  • 思い出の文章化(こんなことがあった)
  • 雑な自由研究(「○○」について考えた、みたいな)
  • 世論に意見(物申す系)
  • Twitterの延長(もはや何でもあり)

ようは、書きたいなと思ったことを適当〜に書いていく、という感じです。

(あえて自分にプレッシャーかけますが)これ続かないと意味ないんですよね…。

上述のように、書けば書くほど後で読み返すものが増えるので。

ということもあって低めのノルマを設けつつ、ゆるゆると書こうと思います。

今でこそ下手くそな文章ですが、そのうち素晴らしい文章が書けるようになっていることでしょう。

暖かく見守って頂けると嬉しいです。笑

今後ともどうぞよろしくお願いします。

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

興味がある方は、是非以下もご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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*1:こればっかりは積み重ねだなと思います。幼少期からどれだけ読んできたか、どれだけ書いてきたかに依存するなと。