諸行無常日記

京大文学部卒の社会人が書きたいことだけを書いていきます。

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【エッセイ #12】高校生活を回想する。~もし違う部活動に入るなら~

こんにちは。TsutayaPです。

久々に適当な文章を書きたいなと思ったので、この記事を書いていきたいと思います。

なかなか他にもすべきこと・したいことがあってこのブログに手をかけられないことも多いですが、何とか時間を捻出して、あるいは優先度を上げていきたい次第です。

 

目次

 

同窓会もどきをやって

私は中学・高校と陸上競技部に所属していたというのは、どこかで書いたような書いていないような…全然覚えていないですね。笑

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例え書いていなかったとしても、ランニングの記事などを見れば想像がつきそうではあります。

ということで、中でも高校の部活動同期とたまたま同窓会のようなことをする機会が2022年末にありました。

部活動同期は男子だけだと10名強なのですが、その中で繋がっているのは8割くらい?という印象。ましてや女子は…ほとんど繋がりがありません。

というのも高校時代の私は相当にクズで、ろくすっぽ真面目にやらなかったことに大きな理由があるのだと思います。

 

一方で繋がっていると書いた男子でも、最後に会ったのは2020年3月というコロナ禍寸前。*1

私が京都への帰省に際して暇人を集めたら、わずか1日で7人が集まるという優秀さでした。

期せずして同窓会もどきが行われ思い出話や近況報告に花を咲かせたのですが、何回やっても盛り上がるのは弊部活のブラックぶり。笑

強豪と言われるところはどこも多少のブラックさはあると思うのですが、弊部活にエピソードを事欠きません。そうしたところに真面目に取り組んだ人は力を伸ばしているので、良し悪しに関しては何とも言えません。

最近はそうしたものを「良くない」とする風潮が漂ってきているのかなと思います。

 

競歩への挑戦

そうした高校時代の「黒歴史」を思い出すと胸が痛くなるのですが…笑

思い出すのは競歩に挑戦したことです。下の記事ではその当時からのスターだった山西選手に触れています。

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私自身は中学校時代から長距離(1,500mや3,000m)に取り組んでいたのですが、当然トップとは程遠い成績で、表彰台はおろかトップ8も遠い存在でした。

同級生は三段跳やハードルなどでも戦果を上げておりただただ羨ましいばかり。

そんな時私の高校では競歩にも力を入れていると知り、自分にも可能性があればいいなということで、高校に入ったら挑戦する気満々でした。

 

結果その思いは実現して、高校初レースから競歩に参戦、そこで3位に入るという充実したスタートとなりました。夢見ていた表彰台が実現したわけです。*2

その後も競歩の覚えは比較的早かったらしく、いわゆる県レベル大会でも入賞、その後秋口には初の地方大会に駒を進めるなど、割とうまくいっていたと思います。

ところが、そううまくは行かないというのが人生。高校2年生からは難しい時期が続きました。

 

拭えなかった劣等感

元々根が勤勉でなかったことも災いして、かつ強制されるとやりたくなるというクズのような性格もあり、部活動に身が入らない時期が続きました。加えて左膝の慢性的な違和感もあって、たまにやる気を出した時でさえ練習ができないということもありました。

私が足踏みをしている間に、他校の選手は確かに実力をつけてタイムを伸ばし、私を軽々と追い越していきました。高校最後の試合は6位。6位までが表彰台に上がれるのですが、次の地方大会に進めるのは4位まで。すなわち、5、6位の選手はそこで終わりの選手。私はその場所に立ちながら、競技生活の終わりを感じていました。

もうその当時の記憶があまりないのですが、悔しさすら湧いてこなかった記憶があります。

 

そんなに嫌なら部活動をやめればよかったのでは?という意見が聞こえてきそうですが、これはこれで一筋縄ではいきません。

やめたらやめたで「あいつはついていかなかった」という白い目線だけが残ります。それを気にせず、他の同級生などとうまくやっている人でやめた事例はありますが、自分にはその勇気がありませんでした。

じゃあもっと部活動に身を入れて取り組めればよかったのですが、それもうまくできませんでした。どっちつかずですね。笑

今となってはこうした経験をいい方向に消化できつつありますが、もし高校生に戻れるなら別の選択肢を取っていたのかな、などとついつい考えてしまいます。

 

他に入りたかった部活

じゃあ何が正解だったのか、これはかなり難しい問題です。

他の運動部で自分が力を発揮できるものがあるとは思えません。長距離や競歩というのはまだに自分に合っていたので。笑

じゃあ文化部はというと…音楽は嫌いでないので、吹奏楽部や軽音楽部という選択肢はあったかもしれません。ところが「これだ!」というピッタリ感はなし。

書道部があれば入ったのかもしれませんが、あいにくそのような存在はありません。

部活動に入らなければさらにぼっちが加速していそうなので、その選択肢も取りにくい。

うーん、現実的な解を見出すのは相当難しいということが分かってきました。

 

などと無駄なことに頭を使って辿り着いたのは以下の順序。

  1. クイズ研究会兼将棋同好会を創設する
  2. 軽音楽部でギターの腕を磨く
  3. 書道同好会を創設する

唸りながら考えた結果、現実的でない解だけが残ってしまいました。笑

高校時代の心残りとして挙げられるのが「大学以降の趣味の素地を作れなかった」「大して勉強をせず一浪してしまった」という点。

これを同時に解決できるのが1つ目というわけです。我ながらなかなか満足な選択肢。

勉強に直結する知識を仕入れながら、将棋で脳の使い方そのものを成長させ、「クイズ」「将棋」という趣味の素地を作る。目的は達成できそう。

これと比べて現実的なのは2つ目。ギターができるようになるというのは悪くないですし、バンドを組むのは人がいないとできないことなので、部活として取り組む価値はありそうです。

3つ目はおまけ程度。「書の甲子園」に少しだけ憧れている節があります。

 

とこうやって考えたところで、過去に戻ってやり直すことは結局のところできません。

しかも中学校をどうするか、という大きな問題も解決できていない。笑

しかし今考えたことは、まさに今自分がしたいことを表しているのだと思います。

自分が知らない知識を吸収し、できること・趣味を増やしていく。今後の人生も引き続きこの部分に力を入れて、自己実現を目指していきたいと思います。*3

 

おまけ

『ぼっち・ざ・ろっく!』を観て

年末知り合いとカラオケに行った際に、やたらと推されたの観たアニメがこれ。

その名の通り、ぼっちだった主人公がバンドを通じて成長していくというストーリー。

このアニメにも触発されて、本記事を書こうと思ったという背景があります。

他の人の感想などを見ても、かなり多くの人に主人公の感性が刺さっているようで、それが意外でした。

好んで1人を選んでいる人も、そうじゃない人もいると思うのですが、パッと見外からは「ぼっち」に見えない人も、内面には「ぼっちマインド」を持っているのだなと。

いい気づきになりました。*4

かくいう私は実際のところ「ぼっち度」が実際どれくらいなのか、外からはどれくらいに見えているのかはよく分からないところです。

bocchi.rocks

 

『ブラッシュアップライフ』を観て

これどこかで書いた記憶もあるのですが…被ってたらすみません。

日テレ系で日曜夜22:30から放映しているドラマ。

脚本はバカリズムさんで、いわゆる人生やり直し系。以前の『素敵な選TAXI』を彷彿させます。

主人公が人生をやり直して、まさに「ブラッシュアップ」していく姿が割と刺さります。その度にルートが少しずつ変わり、周りとの関係性が変わっていくところも面白いです。

ですが…この主人公が羨ましいのは、基本的に家族・友人関係が良好な点です。

人生をやり直すにしても、友人関係はまだしも、家族関係が変わっていなければ、人によっては苦しい人生を何回も何回も歩むだけになります。

うーん、自分が本当に人生をやり直すとしても、かなりハードルが高いということがよく分かりました。

www.ntv.co.jp

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

興味がある方は以下も是非ご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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*1:真っ只中とも言えそう。

*2:もっともこのレースには4人しか参加していなかったのですが。

*3:なんだこの壮大な所信表明。笑

*4:軽音楽部に入りたいと言い出したのはこのアニメの影響も1ミリくらいはあったり、なかったり。