こんにちは。TsutayaPです。
先日、今シーズン3本目のフルマラソンとしてびわ湖マラソン2023に出場してきましたので、例のごとく記事にしていきたいと思います。
非常に熱い大会でした。
目次
レース準備
練習
前回参加した富山マラソンはまだ回復途上で、手応えを得つつも練習不足が露呈したレースとなりました。
ただしjogをちゃんとしていれば最低限は走れるようになりそうという感覚を得たので、それを信じてびわ湖マラソンの照準を合わせて練習してきました。
もっとも練習はほとんど16kmjogで、時間とやる気があれば少し距離を踏むといった感じです。
プライベートの忙しさや体調などもあって、結局150~200kmの練習量の落ち着いています。サブスリーを狙うには少ない練習量だと自覚しています。笑
一方でjogペースは4'20"~30"/kmであり、レース本番をかなり想定できるペースだったと思います。
加えて、1,2月でハーフマラソンを走って、距離感覚とペース感覚も覚え込ませました。
ヴェイパーの力もありながら、何とかハーフマラソンでは自己ベストを更新するところまできたので、サブスリーを狙ってもよさそうと判断。
走る前から「ようやくここまで来れたか」と感慨深かったです。
ウェア/シューズ
基本的には今シーズン走ったマラソンと同じです。
冬なので下にTシャツを着ることも考えていたのですが、当日はめちゃくちゃ暑くなったのでその必要は無くなりました。
ランニングシャツ:アシックスでオーダーしたもの。*1
ハーフタイツ:2XUの「MCS RUN COMPRESSION TIGHTS」。
前回の守谷ハーフで試して感覚がよかったので、引き続き採用。
おまけ程度の細々したもの。
サングラス:OAKLEY FLAK2.0
カーフ:2XU コンプレッションウェア ELITE MCS CALF GUARDS
ソックス:StePオリジナル 2足組みアンクルソックス*2
コース
大津市の皇子山陸上競技場をスタートして、およそびわ湖沿いに走って、折り返したのちに烏丸半島でゴールするというコースでした。
よく琵琶湖をご存知ない方から「琵琶湖1周なのか?」という質問を受けたのですが、約200kmあるので、自転車でもノンストップで10時間くらいはかかってしまいます。笑
高低差もほとんどないので、非常に走りやすいコースに見えます。
ただし風が強く吹く可能性があること、ラストのラストが登りになっていることが注意点です。
上と合わせて、事前に下記の動画などで確認しました。
レース前日
今回は前日受付がなかったので何も考えずに滋賀県まできました。
動き回って疲れたくないという思いが先行して、ほんのちょっと見て回るに留めました。
新幹線で米原駅まで移動、その後1駅隣の彦根城に降り立ちました。
立派な銅像とALPLAZA。笑
よき地方都市という印象を受ける駅前の光景でした。
駅前でレンタサイクルを借りて、彦根城まで行きました。日本100名城の1つです。
ポストの上にも立派なお城が乗っていてびっくりしました。
お金を払って天守を目指しますが…こんなに長い距離を登っていくとは知りませんでした。マラソン前日なので少し後悔。笑
頑張って登った先には立派な天守とペラペラなひこにゃんがいました。
よし天守も登るぞ!と思ったのですが、人がかなり並んでいた萎えたので諦めました。
こんな看板も見つけました。本物のひこにゃんもちゃんといるんですね。笑
中学校の頃?にかなり人気になった記憶があるので、一目見たかったのですが、時間や体調の関係でこれも断念。
その後は草津まで移動して、適当に昼食をと思って食べたのがこの牛タン定食です。*3
冷静に考えてみると、マラソン前日に食べるべきものでなかったかと後悔しました。
レース
結果は以下の通りでした。
記録 2時間58分59秒(グロス2時間58分26秒)
※自己ベスト
数年前の僅かに逃して以来念願だったサブスリーをようやく達成することができました。
以下で簡単に振り返りもしていきます。
スタート~10㎞
21'07" - 20"55" (42'35") (スタートロス 33")
Aブロックだったのですが、思った以上にスタートロスはありました。とはいえ、愛媛の時はもっとかかっていたので順調な出だしです。
競技場の出口から少しの間はかなり道幅も狭く、なかなかスピードに乗れませんでした。
ただ、その後は比較的早い段階で想定していた4'05"~10"/kmのペースに戻すことができました。
体が軽いので、一瞬4'00"/kmくらいで押していくことも考えましたが、それがトラップという話はよく聞いていたので、必死に我慢しました。笑
程なくして、リバランこわだ君の赤髪を見つけたので少しつかせてもらうことに。
動画にも少し映っています。
10km~20km
21'17" - 20"09" (1°24'01")
この辺りはスライド区間で幅がまた狭くなり、少しペース維持に苦労しました。
ペースとしては4'15"/km辺りで安定していたのですが、後半ペースが落ちるのが何となく見えていたので、13kmすぎから気持ちペースを上げて稼ぎに行きました。
この辺りからガーミンGPSが若干ずれ始めてペースが把握できていなかったのですが、結果的に15~20kmはほぼkm4分ということで、かなり速く走っていたようです。
気温が上がっていて、日差しが強いのに風はあまり吹いていないというコンディションでしたが、この時点ではまだ落ち着いて走れていました。
20km~30km
20'24" - 20"42" (2°05'07")
※前半ハーフ 1°28'30"(推定タイム)
ハーフタイムは想定通りという気もするし、少し遅い気もするしで何とも言えない感じです。
ともかくサブスリーまでは1分30秒の貯金しかないので、下手な走りはできないなと思っていました。
2回のハーフ経験から、この辺りではまだまだ心も体も余裕がありました。なので、とにかく人についてリズムを保つことに専念。
何とか30kmまではちゃんと走れたので一安心といった感じでした。
30km~40km
20'37" - 22"20" (2°48'04")
フルマラソンはここが勝負の区間。実は29km くらいから若干息が上がってきたのを感じていました。
とこの辺りでつかせてもらっていた方のペースが上がり、少し置いていかれる格好に。あまり時計を見ずにがむしゃらに走っていたので、意外とペースが保ていたようです。
何とかなるか…と思ったのですが、36kmで遅れていた腹痛が発生。合わせて足も重くなりペースダウンを余儀なくされます。それでも粘りましたが、39kmからはいよいよダメになって、完全にjogに。
35kmの通過からやはりサブスリーまで余裕がないのは分かっていたので、とにかく歩かないように無難なペースで押すことを心がけました。こうなると序盤稼いでおいたのが功を奏した感じもします。
とはいえ毎回腹痛が起きるのは食べ物が悪いのか、ペースが早すぎて体がついていけないのか…次回以降何らか手を打たないといけないなと思いました。
40㎞~フィニッシュ
10'55" (2°58'59")
40kmの通過を見て、残りの距離を5'30"/kmくらいならサブスリーになると分かったので、吐き気を堪えながらとにかく我慢して走ります。
他の人に多く抜かれてものすごい惨めだったのを覚えています…。
何とかラスト1kmまできてよしと思っていると、最後に上り坂が。事前にコース動画を見ていたのにも関わらず今更思い出しました。笑
この坂も何とか耐えると、あとは200mほど走って栄光のフィニッシュへ。
サブスリーの達成感より、苦しさからの解放感が優って何も考えられませんでした。
ゴールでは写真を撮ってもらえるので、気持ちポーズを取りながらゴール。よれよれのサブスリー達成となりました。
詳細データ
参考程度にガーミンデータも載せておきます。
レース後
完走メダル/タオル
完走メダルはこんな感じで、びわ湖をイメージしたおしゃれなものでした。
これは普通に嬉しかったです。
完走タオルはこちら。レース後にタオルをもらえると、その場の汗拭きや防寒としてすごく役に立ちます。
大きさは少し小さめで、日常生活でも使いやすそうです。*4
名代とんかつ かつくら
今回は学生時代バイト仲間と参加していたのですが、全員が4時間30分程度で走り切るという優秀ぶりでした。笑
烏丸半島から出ているバスに乗り守山駅まで移動、その後電車で草津駅に向かって、当初の予定通りかつくらでとんかつを食べました。
とにかく美味しかったです。地味に初かつくらだったかもしれないです。
家系ラーメン 武将家
次の日が仕事ということもあって、早々に切り上げて新幹線で帰ってきたところ、すでに晩御飯の時間になっていました。
たまたま近くにあった美味しそうなお店に入ってみました。
家系ラーメンはいつ食べても美味しいというものです。笑
マラソンが終わった後は何をしてもいいので、爆食してしまいます。
ラーメンだけでなくからしチャーシュー丼も。食べログ3.5というだけあって美味しいお店でした。
まとめ
- 富山マラソンでの手応えを持って、数ヶ月かけて準備
- 月間走行距離は200km弱だが、ハーフマラソンをうまく活用
- 序盤は道幅の狭さがあるが、おおむね想定通りのペースで推移
- ハーフ前で少しペースを稼ぎ、30kmではサブスリーが十分見えるタイム
- 36kmで腹痛を発症、粘りの走りで何とかサブスリーに滑り込み
- 終わった後はとんかつ・ラーメンで爆食大会
- びわ湖マラソンは今回が初開催だが非常に走りやすくていい大会
いつものように雑なまとめをしておいて、この記事の本編としては終わりにしたいと思います。
エピローグ:次のシーズンに向けて
2022-23シーズンはこのレースで最後となるので、しばらくはオフ期間に入ります。無理して走らなくていいんだと思うと、少し安心してしまいます。笑
2020年2月に僅かに達成できなかったサブスリーに未練を残していましたが、長く続いたコロナの影響、時を同じくて長引く故障という2つに苦しめられ、満足にランニングできない期間が続いていました。
そんな中で、久しぶりのマラソンとなった函館マラソンで楽しさを思い出し、また今まで走ったことがない人がマラソンに興味を持ってくれたりなど様々な出来事があって、ランニングという趣味を取り戻すことができました。結果として、何とかサブスリーを達成できたので、例えこれ以上記録が更新できなくても「死ぬほど後悔」することはなさそうです。安心して死ねます。笑
じゃあマラソンは走らないのかというとそんなことはなくて、体が持ってくれればもう1年は何とか走りたいと思っています。ハーフマラソンでは1時間16~18分、フルマラソンでは2時間45〜50分を目標として、無理のない範囲で頑張ろうというところです。
立派な目標ほど脆く崩れ去ってしまうので、一旦現時点では緩い目標を立てておきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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