こんにちは。TsutayaPです。
先日、秋田・岩手・福島を観光してきましたので、例の如くその記録を残していきたいと思います。
岩手は意外と?見どころたっぷりで、見る場所を絞るのに苦戦しました。
とはいえゆるくまわりつつも大事なところは抑えるという、私のモットーに即した観光になったのかなと思います。笑
前後の記事は以下です。
目次
前日譚
新幹線半額が目当てで東北観光を決めた私であったが、新幹線を取り損ねてしまい、夜行バスで秋田に行く羽目になりました。笑
秋田駅からバスで海沿いに向かったものの雨に降られて服はびしょ濡れに。
その後は秋田駅付近に戻って、有名な観光地(赤れんが、ねぶり流し、久保田城)を周りました。
そして、夜になってから秋田新幹線で盛岡へと移動。長かった1日がようやく終わったのでした…。
行程
盛岡を少し楽しみつつ、どうしても外せない平泉を行程に組み入れ、かつ電車で回れるところというところで以下のような感じになりました。
本当はあと2泊くらいして、ドラマ『あまちゃん』の舞台である北三陸も見て回りたかったのですが…それは将来のどこかで実現させたいなと思います。
観光地
岩手大学
国立大学巡りの動きが体に馴染んできて、旅行先に着いたらまず大学に向かうというのがすっかり習慣になってしまいました。
盛岡駅から約1kmのところにあるのが岩手大学です。略称は「岩大」(がんだい)。
詳しくは以下記事でも触れているので、ここではざっくりした説明にとどめます。
正門はこんな感じ。門の幅が広くて、奥に豊かな自然も見えます。
看板の文字はこれ。岩手のイメージに合っている?肉厚な書きっぷりでした。
中の道は広いです。キャンパスがそもそも広いんですね。
岩手という地の利を生かした作りになっているなと思いました。
とてもおしゃれな洋風づくりの建物もありました。
9月末ということで、たまたま卒業式が行われていました。
こちらは芸術が爆発した?宮沢賢治像。
奥に向かって伸びて、徐々に抽象的になっているのが面白いですね。
ちなみに「がんちゃん」なるイメージキャラクターもいました。
設定が無駄に詳しいのに笑ってしまいました。笑
盛岡城跡
大学と同じくで、城跡を巡るのも習慣になってきた気がします。
歩いているといきなりどでかい石垣が出てきて少しびっくりしました。
またまたこのような長い階段を登って上に行ってみます。
こちらが本丸跡?でしょうか。
外から見た石垣はかなり立派なのですが、上にはほとんどものが残っておらず、という感じでした。
石垣に登ると高さがあるので、盛岡の街を見渡すことができました。
少し見にくいですが。笑
「もりおか歴史文化館」という博物館が隣接されています。
中にはさまざまな展示があり、ここで日本100名城のスタンプをもらうことができます。
お城って本当に日本中にあるんですね…まだまだいろんなところを見てみたいと思いました。
平泉駅
観光地と言えるか怪しいのですが。笑
駅そのものがおしゃれだったのでつい写真に撮ってみました。
盛岡駅からは約1時間20分、1500円少々で移動することができます。
世界遺産になったこともあってか、街そのものの雰囲気がかなりいいなと感じました。
しかし休日でも人はそれほど多くなく、観光しやすかったのがよかったです。
レンタサイクルが500円で借りられるので、移動にも困りません。
中尊寺
平泉に来たならここに行くしかない!ということでやってきたのが中尊寺です。
奥州藤原氏の栄華の象徴です。
平泉駅から1.5kmほどなので歩いていくことも可能ですが、レンタサイクルを借りておくと動きやすいと思います。
入り口から中に入っていきます。
ここからダラダラとした上りがかなり続きます。山道を散歩するような感じですね。
道中の休憩所?のようなところでは平泉の街を見渡すことができました。
結構上りましたね…。笑
まずは本堂を見に行きました。
本堂はこんな感じ。大きくて、しかし趣はあってよかったです。
脇には能舞台もありました。
江戸時代に仙台藩によって再建され、重要文化財に指定されたとのこと。
ということで、お目当ての金色堂を見に向かいます。
こちらの建物でチケットを買うところから。
大人1人800円。電子マネーにも対応しているのが何とも近代的でいいなと思いました。笑
さて、教科書などでよく見た金色堂を見に行きます。
こちらが現在の覆堂です。この中は残念ながら写真NGなので、この記事ではお見せできません。*2
実際の金色堂は…ちょっと雰囲気・オーラがありすぎてすごかったです。
この中にミイラがあるのかと思うと、さらに不気味さが増します。
2つほど有名な句があるのでここにも貼っておきます。
夏草や 兵どもが 夢の跡
五月雨の 降り残してや 光堂
こちらが旧覆堂。以前、金色堂を守っていた建物です。
500年もの間守ってきたんですね…よく頑張ったなと思います。笑
中はこんな感じでした。
ちょっといろんな人の怨念も入っているように感じたのは気のせいでしょうか。
境内には青いポストがありました。
世界遺産登録10周年のものということでした。
かなりおしゃれでいいですね。
無量光院跡
たまたま通り道にあったので寄ってみました。
奥州藤原氏は、初代が中尊寺、二代が毛越寺(後述)を造営したのですが、三代が造営したのがこの無量光院だそうです。
宇治の平等院を模して作られ、その大きさもかなりのものだったようです。
しかし今となっては建物は残っておらず、礎石など一部の遺構が残るのみです。
これはこれで、奥州藤原氏の儚さを感じられていいのかもしれません。
将来的には、かつての無量光院が復元される可能性もあるかもしれないですね。
そうなった時は是非見に行きたいと思います。
毛越寺
平泉観光の締めくくりがこの毛越寺(もうつうじ)です。
平泉の世界遺産の主要遺跡だと思います。
前述のように、奥州藤原氏二代基衡によって多くの建造物が造営されたものです。
拝観料は大人700円です。結構しますね。
とはいえ、この価格に見合うだけの価値があると思います。
基本的には順路に従って見て回ります。
まずは本堂。後光が指していて神々しいです。
続いて、庭園の中心にある大泉が池です。
琵琶湖か?というくらい大きいですが、とても綺麗でした。*3
この池沿いにぐるっと歩いてまわります。
池の脇にはアヤメ園がありました。
明治神宮から分譲されたものを育てているとのこと。
いい繋がりだなと思いました。
こちらは開山堂で、毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつる堂とのことです。*4
遣水(やりみず)は、平安時代の遺構で全国的に見てもかなり珍しいものとのこと。
「曲水の宴」なるまつりごとが行われていたそうです。
9月時点でもいい眺めですが、紅葉するとより綺麗に見えそうです。
最後に見にきたのは宝物館です。
毛越寺にまつわる宝物、説明などが見られます。
慈覚大師が山で動けなくなった際に、白鹿の毛をたどることで命拾いしたことから「毛越寺」という名前になったそうです。面白いですね。
一ノ関駅
一関市は岩手県最南端の市なのですが、翌日の福島への移動を見据えて宿泊地をここにしていました。
駅前にはあまりチェーン店などなかったので、少し困りました。笑
何と駅にはピカチュウがいました。
ポケモンとのコラボも行われているみたいです。
ポケモンという会社の手広さを感じました。
グルメ
不来方じゃじゃめん
盛岡グルメってなんだろうと思ったのですが、無難にじゃじゃ麺に落ち着いてしまいました。笑
本当は駅前まで色々と見て回って決めようと思ったのですが、お腹が空いていたのもあって本能的に決めてしまいました。
ここも盛岡では有名なお店みたいです。地下にありました。
「じゃじゃめん(チータン付き)」(850円)を選びました。
じゃじゃめんは中国発祥で「肉炒め味噌うどん」という意味らしいです。
チャーシューは分厚く、麺はコシがあり、めちゃくちゃおいしかったです。
こんな感じで、〆のチータン用の卵が机に置かれています。
ちなみにチータンはこれ。スープですね。
じゃじゃめんのあまりに卵を入れ、店の人にお願いをしてスープを入れてもらいます。
〆まで楽しめて大満足でした。
まとめ
- 前日のうちに秋田から盛岡へ移動
- 盛岡市内は岩手大学・盛岡城跡の観光
- 中尊寺は入り口から金色堂が意外と遠い
- 無量光院は兵の夢の跡が見られる
- 毛越寺は見所たくさん
- じゃじゃめんを食べるならチータンまでセットで
無事に岩手観光の振り返り記事も書き切ることができました。
クオリティは拙いですが、写真も多いのでそれなりに雰囲気は伝わるかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
興味がある方は以下の記事もご覧ください。