諸行無常日記

元京大生の社会人が書きたいことを適当に書いていきます。

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【高3①】私が京都大学文学部に合格するまで #3

 京都人が京都大学を目指した話。

 

さて本日発表があったのですが、なんと…

京都大学文学部は学位授与式を実施します。*1

 

賛否ありそうですがね。笑

これで3月24日は間違いなくコスプレ集団が見られそうです。

 

さて、こちらでは高3の時の話①(センター試験まで)を書きたいと思います。

前回の話はこちら。

www.tsutaya-p.com


 

目次

 

高2のまとめ

  • 高1から大きな変化なし
  • ようやく受験制度を知る
  • 京大をより強く意識する

 

担任

この年の担任は、比較的若い化学の先生*2でした。個人的にはこの先生には可愛がって頂いたので思い出深いですね…。文化祭や体育祭が終わるとクラス全員にアイスを買ってくださるような先生でした。

 

私にとって、先生と仲良くなることはいいことでした。仲良くなると、授業を聞くようになるので、その科目の成績が飛躍的に伸びるのです。笑

この理論で私は化学と倫理の成績を圧倒的に伸ばすことができ、これで入試を戦うこととなるのです。そのため受験生のみなさんには、嫌いな科目の先生とこそ仲良くなってもらいたいと思います。

 

この先生、一つ問題(?)だったのが…巨人ファンだったことです。我々生徒の多くは阪神ファンだったので、それは数多く授業中に衝突しました。

特にこの年は、クライマックスシリーズ阪神がリーグ覇者の巨人を破ってしまったこともあって、より険悪になったのを覚えています。*3

 

そんな彼は、私たちを最後にクラス担任を外れて管理職の道を歩み始めたと聞きました。思い出深い先生でした。

 

日々の過ごし方

日ごとの学習時間(引退前):ほとんど0。テスト前だけ30分~5時間(定期テスト前で本当にやばい時)。

日ごとの学習時間(~8月):平均3時間。多くて5時間。*4

日ごとの学習時間(~1月):平均5時間。多くて8時間。*5

 

高2に引き続き、部活がある間は必要以上の勉強はしませんでした。

では、部活を引退すれば増えたのか…というとそうはうまくいきません。特に私の場合は、最後の試合がうまく行かなかったこともあり引きずってしまったのです。私にはすることがなくても、同じ部活の同級生や違う部活がまだ必死に頑張っている姿を見るとどうも悔しさばかりが湧いてきて、勉強に身が入らないのでした。結果的には、これもまずかったのですが…。笑

 

きっかけとなったのは、8月の模試が返ってきてからです。これではさすがに受からないと自覚してからは勉強量も増え始めました。

とは言っても私は「効率厨」だったので、勉強方法を徹底的にリサーチすることに力を入れました。合格体験記を読み漁り、必要な参考書、科目ごとの重要な分野を掴んでいったのです。

結果として、勉強時間が10時間を超えた日はなかったように思います。これがよかったのか悪かったのかは…難しいところですね。

 

志望校

志望校の変遷:京都大学総合人間学部農学部食品生物学科→名古屋大学農学部

 

おやおや、ここにきて変遷が見られますね。笑

この変遷の理由は、私の実力で受かりそうなところを模索したためです。

 

総合人間学部というのは極めて2次試験の配点が大きい学部です。私は、8月の時点で2次試験で点数を稼ぐのは難しく、センターである程度リードを持たないといけない考えていました。これに適するのは、京都大学で言うと農学部です。農学部はセンターと2次の割合が1:2ということで、京大の中ではセンター重視といえる学部でした。そのため、農学部に志望を変えたのです。

 

ところが11月ごろになって、自分の実力が京大にも及びそうにないということが少しずつ分かってきました。

加えて、どうしても家を出たいと思うようにもなりました。基本的には家から通える学校という条件だったのですが、話し合いの結果…

名古屋大学だけOKということになりました。笑

これを機に、志望校は名古屋大学農学部へと変わったのです。

www.agr.nagoya-u.ac.jp

 

センター試験

こうして、私は初めてのセンター試験を迎えました。会場は何と京都大学。笑

会場には多くの学校の同級生がいたため、比較的リラックスして受けることができました。

私が受ける前の2年ほど、国語の平均点が100点前後になっており非常に緊張していたのですが、この年はそんなこともなく順調に進行していきます。

 

ところが、数ⅡBで事件は起きます。

そう、2015年の数ⅡBは平均点39点という激難化した年だったのです。私の手は完全に止まり、「終わった」と思いました。そこからの記憶はほとんどありません。

あまりにも呆然としていて、京大から家までを約1時間30分かけて歩いて帰ったのを覚えています。

 

自己採点の結果…数ⅡBが致命傷になったということはなく…笑

至って普通の結果に終わりました。そのため当初の予定通り、前期は名古屋大学農学部に出願することとなりました。

 

成績の変遷

センター:550点(5月)→580点(8月)→740点(11月)→750点(1月)

二次:ずっとE判定京都大学)、B判定(11月、名古屋大学

得意科目:化学、倫政

苦手科目:数学、物理、国語

 

センター試験の詳細な点数などは次の記事に載せたいと思います。

 

高3のまとめ①

 

おまけ

2018年8月に名古屋を訪れた際、久しぶりに名古屋大学に行きました。

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スタバがある時点で京大は敵わない。笑

 

 

この流れだと合格もありそうだけど…果たしてどうなるのか。次回へ続く。

www.tsutaya-p.com


京都大学文学部に合格するまであと1年2か月。

 

春から京大

*1:追記:全学部行ったようですね。

*2:サンドウィッチマンの伊達さんに似ていた気がします。

*3:大和の活躍が忘れられません。笑

*4:授業中も含めての時間です。

*5:これも授業中を含んでいます。