諸行無常日記

元京大生の社会人が書きたいことを適当に書いていきます。

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【GW満喫】薫風の道央観光紀 #1【前編】

こんにちは。TsutayaPです。

この度、GWを生かして北海道の真ん中あたりまで遠出してきたので、例のごとく記事にしていこうかなと思います。

コロナ影響が限定的になってきたこともあって、来年以降はGWも激混みなんだろうなと思うとちょっと残念ですが。笑

GWというものを満喫できる環境には感謝したいですね。

2泊3日の旅行でしたが、前編ではそのうち1日目〜2日目午前までを書いていきます。

後編はこちら。

www.tsutaya-p.com

 

目次

 

概要

この旅行は、中高の同級生である悪い知人が企画したものです。*1

この知人が最近まで関東にいたのですが、気がついたら関西に行ってしまったので、なぜか集合が新千歳空港という頭の悪い旅行が生み出されてしまいました。

まあ、思い返せばこれまで頭の悪い旅行は数知れずあったので、北海道現地集合なんていうのはマシな方かもしれません。

富山まで関東で車で行ったやつとか。(早朝4時台スタート)

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夜9時から2時間かけて青森の端にあるホテルに移動したやつとか。

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ということで、今回はどうなるのやらと思っていたのですが…果たして。笑

 

行程

成田国際空港

北海道ということで当然ながら飛行機移動です。

GW中の安い飛行機を探していたところ、成田発のジェットスターが引っかかったので選択。

成田からの飛行機には乗ったことがなかったので、当然ながら成田国際空港も初訪問ということに。

LCCは駅から少し離れているのですが、その途中にはたくさんのポケモンがいました。

私はルビー/サファイアから始めた世代なので、その時の御三家をつい写真に撮ってしまいました…ミズゴロウが好きです。*2

その続きでホウエン地方御三家の最終進化も。当然ラグラージが好きですが、その他のジュカイン/バシャーモにもそれなりの思い入れがあります。

10分ほど歩いて、ようやくLCCが集まる第3ターミナルに到着しました。

なんかアーティスティックなものがあったので、とりあえず写真を撮っておきます。

その後は搭乗手続きを済ませて機内へ。3列×2の6列でしたが、死ぬほど窮屈という感じではなくて、ごくごく普通の飛行機でした。

無料の機内サービスはないのですが、搭乗券購入時にバウチャーを購入するなどしておくと、以下のような食べ物/飲み物をいただくこともできます。

私はなぜか申し込んでいたので、ありがたくマフィンとコーヒーのセットを頂くことに。ごく普通に美味しかったです。

そんなこんなで快適な空の旅は進行していきます。

成田から新千歳までは2時間かからないということで、東京から京都に新幹線で行くよりも(乗り物内で過ごす時間は)短いですね。

改めて飛行機というものの凄さを感じました。

あっという間に着いてしまいました。

 

新千歳国際空港

新千歳空港も少しばかり紹介していきたいと思います。

広い空間のど真ん中には、いかにもそれっぽい映える系モニュメントがありました。

そこで当然のようにこんな写真を撮ってしまう私も、十分に術中にはまっていると言えそうです。笑

今年エスコンに移転した日本ハムファイターズのグッズも当然ながら売っていました。エスコン魅力的で早く行ってみたいと思っているのですが…やはり遠い。笑

新千歳にはスタバがあるということで、(今の所は)スタバマニアである私は当然ながら行ってきました。

行くまで知らなかったのですが、この店舗限定のメニューというのがあるんですね。

これが「ホワイトチョコレート&エスプレッソ」ということでまさに私好みだったので注文してみました。

味は予想通りで美味しかったです。飛行機のイラストを書いてもらえたのも嬉しい心遣いです。

だいぶ前置きが長くなってしまいましたがこの辺で締めにして。笑

本編に入っていこうと思います。

 

観光スポット

いけだワイン城

新千歳についたのは10時過ぎだったのですが、そこからご飯とか車での大移動などをしているうちに、気づいたら夕方になっていました。

観光スポットとして最初に行ったのは、このワイン城。

距離にして200km弱、時間にして2時間半。北海道がデカすぎます。

帯広よりもさらに東にある池田町にある施設なのですが、町営でワイン醸造をしていることから「ワインの町」として知られています。

中にはなんかいい感じの字がありました。

これまた写真を撮ってしまうのが元書道部の習性です。

こんなおしゃれな螺旋階段もあって、建物の外だけでなく中もいい感じに作り込まれていました。

城の屋上からは、池田町を見渡すことができます。

緑が多くて北海道に来たことを実感する瞬間でもあります。

一転して地下に行くと、ワインが実際に醸造されている場所もあります。

実験的な目的もあってか、かなり古い時代のワインも置いてあるとのこと。

その見た目からもかなり年季が入っているのが分かりますね。

普通の樽もたくさんあります。この中にワインを大量に入れてあるとのこと。

この樽は数年ごとに入れ替えているそうですが、使わなくなった樽はオークションのような形で町民向けに販売しているらしいです。さすが町の産業なだけあります。

また、樽からは少しずつワインが蒸発していくので、適宜ワインを足しているというのも面白いお話でした。

なんとタイミングが良かったので、無料で試飲もさせてもらいました。

左が新しくて、右が少し寝かせたもの。

色が明確に違いますが、味もかなり違いがありました。こういうお酒の違いが分かるようになるのは地味に嬉しいです。

これだけでは物足りないので、自腹切っていいワインも飲み比べてきました。

左からロゼ、白、赤ですが、さすがに並べて飲むとちゃんと違いが分かります。笑(以前、同期に「(赤ワインと白ワインの)運動会」というコールを教えてもらったのを思い出しました。))

少し遠いですが、手軽にワインが楽しめる場所でした。

ikeda-wj.org

 

タウシュベツ

もうここからは2日目の話になります。

なんでも早朝ツアーで5時半開始だったので、4時には叩き起こされました。

ツアー内容は、いつ崩れるか分からないタウシュベツ橋を自分の足で見に行くというものです。

生憎の天候に加えて、この日は北海道本来の寒さがあってきつかった…。笑

切られた木が多いのですが、とても綺麗な切り株がありました。

ガイドさんに連れられて歩いて行くと、お目当ての橋がうっすらと見えてきました。

ちなみにミュージックビデオなどでこの辺りが使われたこともあるらしく、有名どころだとMr.Childrenさんの『Documentary film』で使われたようです。

ご参考までに。確かに最後の方にはそれっぽい映像が映っています。

www.youtube.com

さてさらに近づいていくと、水がかなり浸っているのが分かります。

これを渡るために長靴もはかされているので、流れに逆らって頑張って歩いていきました。地味にきついです。

近くまで来ると、いかにこの橋が崩れかけかというのがよく分かります。

上まで登って、橋を別の角度から見てみます。

元々は電車が通るようとして作られた橋です。それが使われなくなり、中に埋まっていた石がどんどん出てきています。

とにかくどこから撮ってもそこそこ絵になるので、つい調子に乗って写真を撮りすぎてしまいます。にしても素晴らしい見栄えです。

橋を反対から見てみます。すると向こう側には木がたくさん見えて、これまた違った光景に見えます。

ここからは若干お遊びの写真も混じってくるのですが、今回はガイドさんが2名いて、1名が先導してくださる間にもう1名の方が消えてしまいました。

何をされているのかと思いきや…石積みされていました。いや、確かに見事ですが。笑

ついでにガイドさんをいい感じに撮ってみました。右側に見えるでしょうか。

「荒野に一人立つ」といった感じで嫌いじゃないです。

こういう秘境系は行くまでが大変ですが、一回行ってしまえば「いい経験だったな」と思うものですね。連れてきてもらった知人には十分感謝したいと思います。

www.guidecentre.jp

 

愛国駅/幸福駅

タウシュベツあたりからはやはり車で1時間30分強。(だったはず)

北海道にはかつて走っていた路線が廃線となっているところが多く、鉄道オタクに撮っては夢のような場所らしいのですが、そのうち特徴的な駅に来てみました。

まずは愛国駅。当初この辺りを開拓した「愛国青年団」から名前が付けられたそうです。

当時の切符を模した立派な石の像?もありました。

「愛国から幸福」というのが、その文字並びがいいということで世間にウケたわけですね。

当時のものと思われる駅名板も残っていました。

1987年に廃駅なったので、もう36年くらいになるんですね。

なんか機関車もあったのでとりあえず写真に撮っておきました。*3

その名前から若干予想はしていましたが、「恋人の聖地」ということらしいです。

日本に恋人の聖地は一体いくつあるのでしょうか…アンミカさんに倣って「200ヶ所あんねん」とでも言いたくなります。

せっかく愛国駅を見たので、もう片方の幸福駅も見に行きました。

車では10分ちょっとのところにあります。

こちらには一際目を引くオレンジの車両がありました。

車内がこれまた非常にエモい感じで、ちょっとフィルターかけた感じで撮ってみました。

美人な方がポートレート撮影?みたいなのをされていたので、撮影スポットとしても有名なのかなと感じました。

こちらにもやはり「恋人の聖地」という表記がありました。

アンミカ「あんな、恋人の聖地って200ヶ所あん(ry」

幸福駅と明確に違ったのは、下みたいな感じでチケットを模した絵馬?みたいなものがたくさん吊るしてあったところです。みんな願掛けに来ているのだと思います。

www.city.obihiro.hokkaido.jp

 

帯広駅

ここまでたくさん遠回りしてきましたが、ようやく帯広に辿り着くことができました。

北海道では5番目の人口を誇る、比較的大きな都市です。

なんかよく分からない動物もいました。

帯広といえばこれ。数年までにNHK朝ドラの『なつぞら』ではその舞台となっていました。スピッツの主題歌『優しいあの子』はよく覚えています。

グッズも売っていましたが、黄色のリュックは印象的ですね。

そういえば『銀の匙』も帯広あたりが聖地だったはずなので、ちゃんと下調べして行っても良かったな〜と今更思ってきました。旅行ってこういうことがよくありますよね。

obikan.jp

 

 

グルメ

一天門 成田空港店

まずは成田での朝ごはんから。

第3ターミナルにはフードコートがあるのですが、そこにたまたま京都有名店の餃子を提供しているところがあったので「朝ラー」を決めてしまいました。

こんな写真見せられたら、朝でもガッツリいってしまいますね…年齢を重ねると体にダイレクトに響くなるようになると思うので、気をつけないといけません。

若干の自制心が働いたおかげで半ラーメンセットにしました。

美味しかったです。

tabelog.com

 

牛小屋のアイス

新千歳からは車で30分ほど。夕張郡由仁町というところにあります。

超有名店ということで、私がいった時にはすでに大行列になっていました。*4

店の前には怪しげな像が。この店を立ち上げた「やっちゃん」です。

年齢・性別非公表というなんとも怪しげな方ですが、この方を目当てに非常に多くの方が集まってきています。

ちなみにめちゃくちゃ似ているので、気になった方はググってみてください。

その日の朝から仕込まれた特徴的で美味しそうなアイスがたくさんありました。

名前が独特ですが、聞けばどんなアイスかはちゃんと答えてもらえるので安心です。

悩んだ結果、アイスもドリンクも両方頼んでしまいました。

引換券も手作り感満載でいいですね。

実物はこんな感じ。

アイスそのものも店の雰囲気も「1時間待った甲斐がある」ものでした。

tabelog.com

 

十勝平原SA(下り)

長距離ドライブの休みがてらSAに寄ってみたのですが、たまたま美味しそうなものが売っていたので、ついつい食べてしまいました。

豚丼、ポテトにコーヒーです。どんな組み合わせやねんという声はなしで。笑

帯広は豚丼が有名なのですが、(こういっちゃアレですが)SAレベルでもめちゃくちゃ美味しかったです。

あとここで豚丼を食べておけば、旅行の最終盤で焦って豚丼を探さなくていいというメリットがあります。*5

 

ワインの国

グルメというわけでもないのですが、他の適切なカテゴリ分けが分からないので、とりあえずここに放り込んでおきます。

1泊目のお宿なのですが、いわゆる民宿といった感じです。

もっと明るい時間に写真を撮っておけば良かったのですが忘れていたので、早朝4時くらいに撮った写真でお届けします。

共用スペースには漫画がたくさん置いてありました。

もっとも宿主の方や他の宿泊者*6とのお話が盛り上がったので、読むタイミングはありませんでしたが。笑

夕飯が豪勢だったのでご紹介。

特にこのでかいステーキがたまらなかったです。

r.goope.jp

 

ナイタイテラス

こちらはタウシュベツツアーの後、朝ごはん目的で伺った場所です。

日本一広い公共牧場で、ナイタイというのはアイヌ語で「奥深い沢」という意味だそうです。

もちろんおいしい牛乳が飲める場所ということで、リアルな牛も置いて宣伝されていました。

ということでナイタイWチーズバーガーと牛乳(ホット)をチョイス。

朝からまたまたガッツリメニューでしたが、大変美味しかったです。

牧場に来たらということで、調子に乗ってソフトクリームも食べてしまいました。

車で下の方まで降りていくと、本物の牛もたくさんいました。

北海道はどこを見渡しても動物が近くにいる感じがいいですね。車でただ走っているだけでも新鮮な気持ちになれます。

karch.jp

 

まとめ

  • 新千歳空港に現地集合というあたおかプラン
  • ワインの町にあるお城でワイン飲み比べ
  • いつ崩れるか分からないタウシュベツは一見に如かず
  • 愛国駅/幸福駅の幸せパワーにあやかりたい
  • 個性的なやっちゃんとのやりとりが楽しい牛小屋のアイス
  • たまには民宿に泊まるのも悪くないかもしれない
  • 北海道、車で走ると左右には緑か動物しかいない

 

ということで、雑な記述ながら記事の最後までなんとか辿り着くことができました。

後編にうまく繋げていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

興味がある方は以下も是非ご覧ください。

www.tsutaya-p.com

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*1:後に数えてみると大小合わせて10回ほど実施していたらしい。

*2:手持ちのヌマクローがライバルのジュプトルにボコられるというトラウマのような出来事もあったなあ…

*3:意外とこういうのに乗ったことがないかもしれない。

*4:結局1時間ほど待ちました。

*5:その場所の名物を食べ尽くそうというコレクター精神からくるものです。

*6:50代くらいのタフネスランニングマンでした。しかも同業他社かもしれない。