諸行無常日記

京大文学部卒の社会人が書きたいことだけを書いていきます。

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【時間割】京都大学文学部での生活#3【3回生】

こんにちは。TsutayaPです。

それでは、この記事では3回生の振り返りを時間割なども交えながら書いていきたいと思います。

2回生の記事はこちら。

www.tsutaya-p.com

 

目次

 

時間割

さっそく時間割をはりたいと思います。

前期

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 8コマ16単位(全学共通科目 2単位)→フル単

学期GPA3.84(累積GPA3.36)

 

ついに週3授業、初の全休達成となりました。

 2回生まで詰め込んで、やっとこさこのようなゆとりのある生活が手に入れられるというわけです。文学部でさえこの有様…大学生って意外ときついですね。笑

 

講義の内容に関しても、専門性の高い内容が増えてきました。

そのため、数は減っても準備自体はそれなりに大変で、思ったより時間を取られたりします…。

 

後期

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 4コマ8単位(全学共通科目 0単位)→フル単

学期GPA3.90(累積GPA3.40)

 

ついに夢の週1登校です。笑

これは推奨されるものではなく、同じ学費を払っているなら興味のある限り講義を取るのがいいかとは思います。*1

 

じゃあ、この空いた時間はどうしていたのかというと、まあ多種多様な時間の使い方がありまして…私の場合についてはこの後の項目でもお話ししていきたいと思います。

 

印象に残った講義

仏書講読(映画関連)

カリキュラム上、私の所属していた専修では第2言語まで講読が必須となっており、仕方なく受講しました。

内容は大分メディアによったもので、20世紀前半(日本でいう大正期)の映画論評や無声映画の字幕の訳出とその背景理解でした。

 

題材となった無声映画が…"Les Misérables" そう「レ・ミゼラブル」(通称レミゼ)です。

もちろん存在自体は存じ上げていたのですが、内容自体は全く知らずで…そんな私でも数か月かけて楽しんで見ることができました。

 

この講義でみっちりフランス語をやらされたおかげで、文法知識はちんぷんかんぷんですが、何となく意味をとれるようにはなりました。*2

 

メディア文化学(プレ卒論)

専修の中で最も大切な講義といえるでしょう。

3回生が来る卒業論文の執筆に向けて、専門的な研鑽を積む時間となっています。

半期ごとに最低1回の発表があり、そのフィードバックを教授と大学院生が行うという何とも厳しいもの。

 

とはいえこういった機会がないと、先行研究の調べ方、論文における正しい言葉の使い方、論の修正方法などの知識を得る機会はなかなかないため、貴重であったと思います。

 

普段お茶らけているようにみえる学生仲間もこの時ばかりは「やっぱり賢い」というものを持ってくるので、そういう意味ではとても楽しい時間だったように思います。*3

 

就活

文系学生が避けては通れない話題。それが就活です。

やる気があれば、別記事で詳しくまとめてみようと思います。

 

やったことといえば、6月1日にマイナビに登録したこと、申し訳程度に1日インターンに参加したことくらいです。

業界研究もせず、自己分析もせず、とりあえずどんな企業があるか見て回り、片っ端からプレエントリーしていました。笑

 

なんて感じだったので、年内に忙しくなることはほとんどありませんでした。

年明けから週1ペースで就活イベントが入りだし、2月末から毎日イベントという感じでした。

そのため、私がこの楽な時間割の恩恵を受けることはほぼありませんでしたが、就活をがっつりやりたいという方もその時間は十分に確保されると考えていいと思います。

 

サークル

 2回生からの忙しい時期が一段落してからは、節目節目のイベントに顔を出すくらいでめっきり頻度が減ってしまいました。

とはいえ、なんやかんやで月1回~3回くらいは顔を出していたように思います。

どのサークルも基本的には1回生と2回生の為に存在しているなあと感じてしまいます。笑

 

では、空いた時間は何に使われていたかと言うと…その説明は下の項目に譲ります。

 

バイト

2回生まではゆるゆると続けていたバイトですが、私の3回生を語る上でこの項目を外すわけにはいきません。

 

サークルが少し暇になり、お金がないことに気づいた私は2回生の1月にとあるバイトを始めました。(これについても、気が向けば詳細に書くこととします。)

少し特殊なバイトで、学生主体のバイトでした。

シフトなどが決まっておらず、(基本的には)自分が働きたい分だけ働けるという感じだったので、あれよあれよという間に沼にはまっていきました…

 

学生には1つアルバイトの収入目安として「103万円」という数字があります。

これを超えてしまうと、親の扶養控除を外れてしまい、税金が高くなってしまうという数字です。

この年は、すれすれのところまでいってしまったのです…。

 

意図せず「サークルに命をかける大学生」「バイトに命をかける大学生」という2つの生活を体験できたのは、今思えば幸運だった気もします。笑

ただし、どちらの生活も留年がすぐそこにあるということだけはお伝えしておきたいと思います。*4

 

まとめ

  • 前期は週3、後期は週1登校というゆるさを手にする
  • 講義は専門性が増し、卒論の基礎作りをする
  • 就活は年明けから頭に張り付いたまま
  • サークルは少しずつドロップアウト
  • バイトの沼にはまり、103万を超えかける

 

おまけ

文学部の少しディープなところをお見せします。

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本館とは別にある「文学部東館」です。

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時計が止まっているようで「ザ・京大」という感じがします。笑

 

それでは、3回生編はこんなところで。

4回生編に続く。

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*1:じゃあお前もやれよというツッコミはなしで。笑

*2:ちゃんと仏検取りたいと思いつつ、時間が取れず後回しにしています。

*3:私もそう思われていたのでしょう。笑

*4:何人もの学生がこの闇に飲まれていきました。