去る2019年シーズン(4月~)2戦目として、おかやまマラソンに参加してきました。
こちらでは当日編をお送りします。
前日編はこちら。
※こちらの記事はマラソン当日から約4か月後に書いているため、やや記憶が曖昧なところがあります。ご了承ください。笑
目次
レースまで
フルマラソンのスタートが8時45分なので5時前には頑張って起床。(したはず)
いつものごとく、ルーティンであるどん兵衛のきつねうどんを食しました。
そして7時過ぎにはホテルを後にしスタート会場に向かいます。
ホテルの最寄である中庄駅から岡山駅までは15分弱。思ったより電車が混んでいることにびっくりします。岡山駅からは昨日のように人の流れに乗って会場まで歩いていきます。
会場では例の桃がまた飛んでいました。
鮮やかな秋空に美しいピンクが映えますね。笑
ちなみによく見てみると、「シャトルバス乗り場」と書かれています。ちゃんと意味があって飛んでいるようです。
各々の準備のため8時前には友人と別れ、1人で準備を進めます。
スタート前の気温は10度でしたが12時ごろには18.5度上がったことに加え、秋晴れの日差しが体に刺さり、11月のフルマラソンにしては予想より厳しいコンディションとなりました。
スタート前はアームスリーブをつけていましたが、結局ランシャツのみで走ることとなりました。
大会前1か月の走行距離は約130㎞。松本マラソン前よりは走っていますが、フルマラソンに耐えられるような走行距離ではないですよね。バイトが忙しかったという言い訳を…
目標は前半ハーフを1時間32分~34分で通過して3時間10分切りが見える位置で走ることでした。
果たして、結末やいかに。
レース
8:45にレースはスタート。前述のように日差しを感じながら走り始めました。
コースはこちら。
基本的にはアップダウンがなく走りやすいコースです。最大の難所と言えば、30㎞すぎにある岡南大橋。そして地味にきついのがその後の川沿いの上りと40㎞すぎの橋。後半になればなるほど痛めつけられるコースになっています。
さて、結果は以下の通りです。
記録 3時間16分08秒(グロス3時間16分46秒)
※自己セカンドベスト(当時)
1か月前に走った松本マラソンよりも落ちる結果となりました。
さて、以下で振り返りをしていきたいと思います。
スタート~10km
22'36" - 21"14" (43'50") (スタートロス 38")
Aブロックの最後列からスタート。道幅が広かったこともあり、スタートロスは過去で最も短くなりました。しかし、そこからなかなか進まない…。スピードに乗ることができたのはまたまた1㎞を過ぎてからでした。
そして、早くも5㎞前でトイレに駆け込む。これが原因でGPSが狂ってしまい、序盤から嫌な感じです。笑 しかし、10㎞前には4'20"/kmほどのペースにはまることができ、これで押していこうと決意しました。オーバーペースにならなければよかったのですが…。
10km~20km
21'29" - 21'43" (1°27'02")
ここは、ひたすら流れに身を任せて走っていきます。特に大きなアップダウンもなく、無難に流れていきます。それくらい書くことがない区間でした。
20km~30km
21'49" - 22'27" (2°11'18")
※前半ハーフ 1°31'49"
ハーフは想定よりも少し早いですが許容範囲。ところが、このあたりから早くも足に重さを感じ始めます。典型的なダメレースですね。ですが松本マラソンよりハーフで4分近くアドバンテージを稼いでいることから、自己ベストを死守するために「4'30"/kmまでは許容」という気持ちに切り替えました。
我ながらこれはいい発想でした。
30㎞~40㎞
23'44" - 29'57" (3°03'57")
30㎞すぎには岡南大橋のアップダウン。これが地味に来ます。さらにはこのタイミングで右わき腹の差し込みが発生し、ペースダウンを余儀なくされます。目標を5'00"/kmに下方修正する堕落ぷり。32㎞あたりには有名なラーメンのエイドがあったのですが、当然スルーです。
そして、37㎞すぎ。ついに左わき腹にも差し込みが発生し万事休す。両手でお腹を押さえながら走る変人と化しました。この辺りには後楽園もあったそうですが、全く記憶がありません。
この腹痛の原因ですが、もしかすると前日食べた焼き肉にも原因があるのではないかと今更ながら考えています。笑
40㎞~ゴール
12'11" (3°16'08")
過去のマラソン経験から、何とか辛うじて走っている状態。それでも、トラックに戻ってきてからは最後の力を振り絞り3'00"/kmに近いところまでペースアップ。おかげでゴール後は両足が攣り、しばらく動くことができませんでした…。
詳細データ
30kmもっていないのは流石に練習不足と言わざるをえないですよね…。笑
29km, 37kmの2回のペースダウンが痛かったです。
基本的には走りやすいコースということで間違いないと思います。
レース後
会場にて
念願の完走メダルをいただきました。
ここでも桃の形は譲れないんですね。
メダル本体は備前焼、メダルの紐は真田紐ということで、どちらも名産の工芸品が使われており、非常にクオリティが高いと感じました。
一方そのころ友人2人は制限時間6時間と戦っているということで、私は1時間休憩を取った後も1時間半の待ち時間が発生するという不思議な状況に。お腹がすいたので、会場の出店でご飯を食べました。
醤油ベースの笠岡ラーメン。こちらは昨日のホルモンうどんとは打って変わって、素晴らしいクオリティ!言うことなしでした。
昨日に引き続いてのジェラート。今回は桃をチョイスしましたが、これもいいですね。マラソン後の体に染みます。
サポートとその後
さて、そんなこんなしているうちに私のスマホに連絡がありました。
「ゴールするから来てくれ」
気づかぬうちにもう一人はゴールしていたようです。笑
2人とも無事にゴールしてくれました。タイムは5時間59分と6時間。練習なしでも意外と走れるようです。これを読んでいるそこのあなたもフルマラソンに挑戦してみませんか?笑
とここまでは良かったがここからが大変でした。フルマラソン後の疲れから友人たちは1時間近く動くことができませんでした。
さらには、行きは余裕だった駅までの道も帰りは歩けません。しかし、タクシーも捕まりません。30分ほど待ってバスに乗って何とか岡山駅に着きました。
そして、新幹線で京都駅についてからも一苦労。私が階段を下りて振り返ると…友人たちは4分の1しか進んでいなかったのです。笑
何とか無事に帰ってこれて一安心した私でした。
まとめ
晴れの国「おかやま」の実力をここぞとばかりに発揮してくれました。観光的な面でいうと、倉敷の方が恵まれている印象です。しかし、ご飯は岡山・倉敷ともに何を食べたらよいのか困りました…。お土産は大本命「きびだんご」があるので間違いないんですけどね。笑
一方、おかやまマラソンは非常にいい大会でした。コース設定、沿道の応援、おもてなし、完走メダルなどすべてに気が行き届いていると感じました。倍率が約2倍とそこまで高くないのもよいですね。みなさんにおすすめできる大会です。
私個人の走りとしては、反省しかないです。練習不足・準備不足が如実に結果に出ました。…とか言ってると今後も「練習不足」という言い訳しか出てこなさそうですが。笑
まあ、人と出るマラソンが楽しいと知れただけで今回の大会は意味あるものになったと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
おまけ
どこかに私がいるかもしれません。
第5回おかやまマラソン
サブ3.10